今やれることだけを考えよう

「久しぶりにニュースを見たのですが、面白いですね」

助成金コンサルのＫさんにとって、申請書類の提出期限前は忙しい。

事業計画から予算作成まで十数枚の書類を作成するわけだが、

彼の場合、件数が多いから大変だ。

３週間以上、不必要な情報を遮断していたらしい。

「事業再構築補助金」は、やる価値アリ！？

ロシアのウクライナ侵攻のことも、この３週間のことは知らない。

ネットを利用していて「よくもここまで徹底して情報を遮断できるものだな」

と感心してしまった。

それでも彼は全く困らない。

申請のほとんどが採択されるから、成功報酬はハンパじゃないからだ。

幼稚園の時、運動会が雨で中止(延期）になったことがある。

その日は朝から曇りで、時々ポツリと雨が降る程度だから

園側は判断に迷いながらも決行するつもりだったのだろう。

中止の連絡が来ず、園庭に集合。

「雨は止みそうだし、このくらいならやるのだろう」

誰もがそう思っていた。

開始予定時間を過ぎても雨は止まず、中止が決定した。

その時の園長先生の言葉を今でも覚えている。

「世の中には、自分では変えられないことがあります。

　例えば、お天気です。

　雨が降っているのを止められないよね？

　だから、自分ができることを精一杯楽しみましょう」

そんな言葉だったように思う。

うちのホテルは大丈夫なのか！？なぜだか思い出す幼稚園の運動会

今を楽しめないことがある。

起きてしまったことを気にしたり、先のことを考えて不安になったり。。

それでは時間がもったいないし、何事も上手くいかない。

昨日は朝からＫさんたちと一緒にホテルを視察して回り、夕食の時間がなかった。

夜遅くなり、外苑西通りを走っていて、あの黄色い看板「ホープ軒」が目に留まり

誘惑に負けてチャーシューメン。

　

おかげで今日は、朝から胃が重い。

ダイエットを意識してるのにやってしまった。。

でも、その時できることは、今日をどうするか、しかない。

ドラッカーの言葉に「コップの水理論」がある。

コップに水が半分ある時、「まだ」と思うか「もう」と思うか、というアレだ。

「残った半分」をみれば、それをどうするか、と思えるが

「失った半分」をみれば、どうして失ったか、を考えてしまう。

しかし結局、「残った半分」をどうするか、ということでしかない。

完全に情報を遮断して、今やることに集中したＫさん。

そして僕は、、昼飯を抜いた。