日本円よりも暗号通貨の信用が増す時代が来る！？

昨年からこのブログで、暗号通貨の記事を書くようになった。

それまで「暗号通貨は遊び程度」と考えていたが、

もはや「知らないでは済まない」と考えるようになったからだ。

なぜ、知らないでは済まない、と思ったのか。

・Amazonやアップルなどの巨大グローバル企業は、下手な国家より信用力が高い

・彼らは今はポイントを発行しているが、いずれそれが暗号通貨になる

・それは、円やドルなどの法定通貨よりも信用力の高い通貨になる可能性がある

そう思うからだ。

2022年度の日本の税収は、約63超円。

下記の図の通り、約30兆円の赤字となっている。

それに対して、グローバル企業はどうか。

世界企業売上

世界企業純利益

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　※Fortuneデータ　($M)

売上世界第一位のウォルマートの売上は、＄5591億5100万ドル。

日本円にすると

559,151,000,000×115円＝64,302,365,000,000円

64兆円の売上だ。

アップルは、売上＄2745億1500万ドル、純利益＄574億1100ドル。

日本円にして、売上約32兆円、純利益約7兆円となる。

日本とアップル、どちらの財務が健全か。

日　本　：税収63兆円　予算103兆円　収支　マイナス30兆円

アップル：売上32兆円　経費 25兆円　収支　プラス7兆円

税収＝売上、国家予算＝経費とすれば、どちらが健全か明らかだ。

アップル(Apple)に限らず、Microsoft、Alphabet(Google)、Amazon、Meta(Facebook)など

他の時価総額の高い会社も同様だ。

2019年、Facebookは暗号通貨「libra構想」を発表した。

リそれまでの暗号通貨の問題点は、価値の裏付けがないこことされていた。

しかしリベラは、発行額と同額の準備金を積み上げることで、価格が安定し、

投機性が低下されると言われていた。

これは、ユーザーにとって、特に信用不足からクレジットカードを持てない低所得者層、

政情不安で貨幣価値が不安定な国などの人にとっては、は歓迎すべきことだった。

しかし、国家には不都合。

Facebookのアクティブユーザーは。世界人口の３分の１を超える。

彼らが１万円分のリブラを持てば、ドイツの外貨準備金を超え、

２０万円分を持てば、FRBや日銀の資産規模を超えてしまう。

そうなると、金融政策の有効性を低下させ、さらには国家による通貨の独占的発行権も脅かしかねない。

そうしたことがあり、libra(リブラ）は米政府に潰された。

しかし今後、第二第三のリブラ、あるいはAmazonのポイントが発展してリブラになっていく可能性はある。

資本主義社会において巨大企業の信用力が増大する流れは止められない。

「通貨＝信用」という原則を考えると、各国政府が規制を強化し圧力をかけても、

信用力のある通貨が生まれてくるのではないか。

通貨は、便利さと信用力によって変わってきた歴史がある。

物々交換の不便さから交換手段として穀物や貝がお金になり、

その不便さから秤量貨幣として金銀銅がお金になった。

鋳造貨幣の不便さや信用力低下から鋳造貨幣が生まれ、

その純度の信用力の問題から不便さが生じ、権力者に貨幣発行権が集中する。

さらに、、、と続くわけだが、その話はまた今度にしよう。

いずれにせよ、これから通貨革命が起きるのではないか。

国家が管理する通貨から、市場が主導していく通貨になるだろう。

すでに各企業はポイントという形で独自通貨を発行しており、

僕らは当たり前のように使っている。

通貨革命の未来は予測不能だが、知っておく必要がありそうだ。

生きている間に大きな変化が起きることにワクワクする。

どんな未来が来るのだろうか。