ハラハラと舞い落ちる淡い雪 冷たい氷の華なのに なぜか心をほっこり包んでくれる それは淡雪が春を告げる雪だから? そんな心の風景を時々は記してみたい
七夕もおわってしまったんですねブログを書きかけてそのままになっていたので続けて書いてみることにしました。😊最近学んだこと?やはり病気のこと!!自分が今直面している病気のことについて何時もいろいろ調べています。この先どう対応したらいいのかな?今できることはあるのかな?…etc”希望を失わず、前向きに生きる”やっとそれが普通に出来るようになりました。別に余命宣告を受けたわけでもありません。でも直ることのない病気と言われればこのまま死ぬまで共存していくしかありません。そんな出所のない、雨がしとしとと降る暗灰色の乱層雲の中を彷徨っているような先の見えない中でそれでも日々の生活は何ら変わらず続いていきます。そんな生活に慣れたんでしょうね。”私、普通に暮らしているじゃん!”そんな風に思えるようになって気が楽になったのかもしれません。今日は久しぶりの晴れ間洗濯物を干して気持ちも晴れやかに過ごしています我が家で3年ぶりに聴くニイニイゼミの声この声をきくと、やっと夏が来たな~と思えます伸びすぎた庭木を思いって短くして貰ったらその翌年から蝉が全く鳴かなくなったのです草むらには数え切れないほどの抜け殻があったのに…我が家の七不思議のひとつと思っていますさあ、梅雨が明けたら今度はアブラゼミやミンミンゼミ今年は鳴いてくれるんでしょうか君たちの声が聴けないと夏がきた気がしないんだョ~私に夏を連れてきておくれ~ 蝉さんたちョ~ そんな梅雨の晴れ間の今日ですが、実は、とうとうコロナに感染してしまって自宅待機状態に入っています5日間はできるだけ人との接触は避けるようにとのことでカーブスもピアノのレッスンもお休み病院の帰りに食料品しこたま買い込んで引籠もりに入りました症状は何時になく、のどが痛いなと思っていたのでもしやという気がしないでもなかったのですが午後から熱も少しずつ出始めやはりあぶないなと思い念のため病院に行ってみようと思いいつものクリニックに電話をしたら今日は他の患者さんでいっぱいでと断られてしまいました夜にはとうとう38度台まで熱が出てしまい、(平熱が35度台なのでちょっと堪えました)今迄ここまで熱が出たことがなかったので、ほぼコロナを確信翌日、他の大きな病院に電話を入れたら今日の分はもう受付は終了していますので明日の朝もう1度「発熱外来」で予約をしてくださいと結局受診できたのは3日目の朝でした。(この時は熱は36.9℃迄下がっていました)外の発熱外来専用の駐車場で待機して看護師さんが機材をワゴンに載せてやってきて検体を取っていきました病院内には入らないんですね結果、インフルと溶連菌は陰性でしたがコロナは見事陽性と相成り、発症日以降5日間の外出自粛となりましたおとなしく引籠もることに致しましたあ、でも食後の30分のウォーキング(最近始めました)は殆ど人に合わないのでばっちり出てます体調的には2日目が一番きつくて(38.6℃)4日目はもう普通に戻りました(現在5日目)下の写真は、先日、神田明神を訪れた時のもの。 👇写真を縦方向に修正できません。雰囲気だけでも…🙇🙇 👇こちらはペット用👇神馬、明(あかり)ちゃん神田明神は今年のお正月初詣をしたところ。そして先日は6月の晦日の茅の輪くぐりをしました。なぜかこの近くはご縁があって特に最近はよく訪れています。1つには、かかりつけの病院がこの近くにあること、そしてもう1つは最近ピアノ🎹のご縁でよく訪れるようになったこと。といってもまだ2回しか行ってないのですが、お師匠様の新しく開いたピアノサロンがこの近くにあってこれからも度々おとずれることになりそうでもあるからです。何となくそんな予感があったのか、はたまたこの数年、通院で何度もこの界隈は訪れていて、そんなことから今年の初詣はここでもいいかなと(こんな言い方神様に失礼かな)そして思いがけない発見も1つ手水舎の近くに『えびす様尊像』というのがありますがなんとその作家が母校の卒業生だったのです名前は存じ上げていましたが、まさかここでお名前を拝見することになろうとは重ね重ねにご縁があったのかなあと今年は神田明神様ゆかりの年になるのかな?お礼のお参りにも来ることになるのかなご縁とは不思議なものですねさて、こちらはお参りの後立ち寄りました茶房昔の商家だった遠藤家の邸宅とかまたしても横倒し。お許しください🙇落ち着いた佇まいが都会の真ん中にいるとは思えませんでしたカモミールとフルーツケーキを頂いて静かなひとときを過ごさせて頂きました。なんとなく、最近の心情を吐露してみたくなりましたお付き合い下さって有り難うございます🙇とりとめのない呟きでした皆様暑さに気を付けてお過ごしください
早いもので、気が付けば6月ももう3日鬱陶しい日が続いたかと思えば真夏のような暑さになったり昨日などは雷までなっていました。(確か昨日だったような、一昨日じゃなくて)翻弄されてしまいますね↓この花は何という名前なのでしょうね。毎年春になると近くの空き地で沢山咲いてくれます。更新がすっかり間遠になっていますが、別に体調が悪いとかそういうことではなく…。最近は、やはり病気の方とか家族の介護の方とかそんな方たちのブログを中心に読むようになりました。自分が病気を持っているせいか、どうしてもそういった方たちのブログに関心を持ってしまうのです。共感したり、時には参考にさせて頂いたり。これからどう生きたらいいのかと考えたり。私自身は、生活は食生活に気を付ける以外は普通です。😊何度か記事を書きかけたりしたのですが、途中でストップしてしまうとそのままになってしまい、結局何時も投稿できないできました。このところ少し気持ちの切り替えができてきたので、久しぶりに時間をとって書いてみることにしました。最後まで行けるかな?🎻 🎻 🎻 🎻 🎻 🎻 🎻 🎻 🎻 🎻 🎻 🎻 🎻 🎻一昨々日の夜は久しぶりのコンサートでした。ピアノと弦楽器の五重奏。シューマンリサイタルシリーズ第12回目最終回でした。2018年に第1回が始まり年2回、ピアニストさんの地元と東京のカワイのパウゼで開催されてきました。2020年はコロナ禍で1回抜けてしまいましたが、順延という形で再開され、無事に今回の最終回をむかえられました。一昨々日は地元川越でしたが2週間後、表参道のカワイでシューマンシリーズ最後の回を迎えられます。そちらも行きたいなと思いながら、予定が付くかどうか様子を見ているところです。この方の演奏ではCDで聴いた「交響的練習曲」が際立っていて、次に第2回目のリサイタルで聴いた「ダヴィッド同盟舞曲集」が圧巻でした。音の美しさが際立っていました。シューマン研究家として深い理解の下に演奏されていると思うのですが、私には演奏上のことはよく分からないのでどうコメントしていいのか分かりません。私にとってこの方は、ロシア奏法を始めるきっかけになった2人目の方なのです。そのことをご本人に何時かお伝えする機会があったらいいなと思っていたのですが、それは1昨年のサントリーホールでの発表会の時に、後ろの方の席に控えていらっしゃったのをお見掛けしてお声をかけ、実は…とお伝えすることができました。びっくりした顔をされていましたが、きっと本当に思いがけなくて呆気に取られていたのではないかと…。(実は初めてリサイタルに伺った時、全く別の理由でお話しする機会があったのですが、まさか同じ一門として顔を合わせる機会がくるとはその時は思ってもいなませんでした)プログラムは、シリーズ最後の回ですからそれなりにこだわったようで、最初に「幻想曲17番」。これは本当はプログラムの最後に来るような曲なんですがと最終回への思いを語っておられました。私はこの曲はあまりよく知らないので何ともコメントのしようがないのが残念です。ラストの弦楽器4つとのピアノ五重奏作品44は、繊細さもダイナミックさも兼ね備えた素晴らしいもので、演奏者さんたちの思いがそのまま飛び出してきてるのではないかと思うほど、手に取るようにわかるといった言い方でも言えそうな、そんな気概にあふれた演奏でした。演奏中、演奏会での感想や解釈などを記事として書かれているクラシックに詳しいあるブログの方ならば、この演奏をどんな風に評されるんだろうな、是非お聞きしてみたいものだな、第1ヴァイオリンが…チェロが…ピアノが…云々…と、どんな感想を展開されるんだろうな…と思いながら聴いていました。クラシックに詳しい他の方の批評を是非聞いてみたいものだと、それほど私には素晴らしい演奏に思えました。 さて、これは👇三十数年ぶりに帰省した私の故郷の写真です。港です。日本海に浮かぶ島。(東京23区がちょうど入るくらいの大きさだそうです)前回帰省したのは昭和も最後の年、父が亡くなった年でした。三十数年ぶりといっても別に勘当などされていた訳ではなく、家を空けたくない事情があったので…(ずっとペットと一緒で彼らをおいて出かけることが憚られて…、そのまま30数年余りの時間が経ってしまっていたという)家族はそんな私のことを寛大に受け止めてくれて(本当はあきらめていた?)、無理に帰っておいでとは言いませんでした。ただ一度だけ、いとこの結婚式で近くの町まで行っていながら、式が終わるとすぐにそのままとんぼ返りをしたことがあって、さすがにその時は母に相当無念がられました。🙇後々何度もそのことを言われ、語り草になってしまっています。(親不孝な娘)苦笑👇動画初挑戦です。(上手く編集できませんでした)😊15歳の春までこの景色を見て育ちました。今日は波が静か…おまけ↓ 波の音をもう少し 鶯の声も 今日は少し波が荒いかな スルー可↓こちらは沖に浮かぶ集落のシンボルとも言える大きな島。夏になると舟で渡って楽しめる場所です。その先ははるか遠くシベリア。かっては戸数22戸の小さな集落でしたが、現在はさらに少なく9世帯しか人が住んでいないそうです。リターン組(Uターン?)が半分超。弟もその中の1人。母と暮らすために20代で実家に戻りました。弟夫婦と同居している母が高齢になり、だんだん足腰がおぼつかなくなってきて、介護のことも視野に入れなければならなくなり、今回はコロナ禍の解禁もあり、妹たち2人が揃って帰省するというので、この機会を逃したら母が生きている間にみんなで顔を合わせることはもう無いだろうなと思い、高齢で病気の猫が心配ではありましたが、かかりつけの動物病院に託して四日ほど私も合流しました。島にはお米や海の幸を中心にした特産品がありますが、他に観光も生業としているので道路は一応整備され、島の中心部にはそれなりに全国展開している大型店舗等もありました。なんとヤマダ電機からジョーシン、マツモトキヨシにワークマン、そしてしまむらや蔦屋まであるのでびっくりしました100均から回転ずし迄あるんです。こちらの生活とほぼ変わらない。びっくりでした。 地元の人たちにとってはいいことではありますけど。でも、変わらない景色がゆりかごのように心地よく私を迎えてくれました。そのまま幼い頃の自分に戻れた気が…期せずして、ふるさとの話題を投稿することになってしまいましたが、海と大きな岬の景色を紹介出来て嬉しく思っています。(勝手に紹介しているだけですが 笑)やはり故郷は心のよりどころですね。忘れたくありません。母や弟たちがいてくれるのがとても有難い
何やらたいそうなタイトルになってしまいました発表会が終わったのですそして今日はちょっと抜け殻のような昨日、昨年と同じホールで行われました。自分としてはやってもやってもほぼ足踏み状態で、この程度の力でプロの人たちの集まる発表の場に端っことは言え参加するなんて身の程を知らないにもほどがある、次回からは見合わせた方がいいのではないか…、直前まで真剣にそんなこと等考えていました。来年は参加はないかもしれない、そんな思いが胸を去来していました。結果はまあ大体普段の練習通りの出来。これが精一杯。そう思えた今回の発表会でした。でも、その失意の決心を覆してくれたのは、発表会を観に(聴きに?)来てくれた妹の言葉でした。以前から、裁縫に心得のある妹から、演奏会用のドレスを作ってあげたいと言われていたのですが、何となく何時もバタバタしていて、私にそんな余裕がなかったので、いいよいいよと辞退していたのですが、今年は少し余裕も出てきていたので、全て一任してお願いしました。なかなか素敵なドレスを作ってくれていました。素材も、色もデザインも私には申し分のない出来。ただ、コロナ禍の延長で全く会うこともなく(妹夫婦はなかなかの慎重派でここにきてやっと交流が出来るようになったのです)そのドレスは出来上がっていました。めんどくさいので、寸法も言ってなかったのですが(何といい加減な姉でしょう)、そのせいか、ウエストの位置が少し高くて、私が着たらどんぐりのようになってしまいました。どんぐりのようなオバサンでごめんね~と言ったとか言わなかったとか…、似たようなことは言っていたかも。(写真もあるのですが、どのファイルに入っているか分からなくて。わかったら後で入れるかもしれません)見つかりました👇その妹が、私の出番が終わって一緒に着替えに向かう途中、”あれだけ弾けるとは思わなかった”と言ってくれたのです。”エッ、生煮えの野菜のような演奏だったのに?”と思わず返していた私です。”これなら、田舎の弟やお母さんにも動画を送れる”とも言ってくれました。(エッ、田舎に送るんかいなと思ってしまった私)どの程度のレベルでそう言ってくれたかは分かりませんが、失意の底にいた私には、妹のそんな感想が何よりも有難く、力を得ることができたのです。実際の出来はどうであれ、取り敢えず目標は持って練習はしていた気がします。でも、思うようには進歩せず、間近になってもこの程度かーと思ったら、ホントにこのままやっていく意味があるのかと意気消沈していました。思うような成果はなくとも、できたと思えることもいくつかはあった。そのことを少しの支えとしてまた頑張っていきたいな~そんな境地になれた今回の発表会でした。そう言えば、先生にもレッスンの時、去年よりは練習ができていますねと言って貰えたことがあったなと思い出しました。出来なくても、やったことはどこかに結果として出てるのかもしれない、そんな風にも思えた今回でした。私がロシア奏法を始めるきっかけになった川○文○さん、日本音コンで2位になったとき、余りの出来の悪さに、結果を聞かずにそのまま家に帰ってしまったのだそうです。そしたら、その日だったか翌日だったか忘れましたが2位に入りましたと連絡があったとか。そのエピソードを以前読んだことがあり時々思い返しては川○さんのお人柄を思っていました。その川○さん、昨年同様、今年も撮影係で後方に1日詰めて下さっていました。(今年は演奏はしなかった)そこで実は私、撮影用のスタンドのことですったもんだのドタバタを川○さんと繰り広げてしまったのです。要は、許可されていた撮影がスタンドを使ってはダメと言うことになっていたらしく(お知らせでは、そう書いてはなかった)そのことを口パク&身振り手振りで伝えようとしてらっしゃるのですが、私にはさっぱり意味が分からなく、言語の異なる異国の地に降り立った旅人のよう、とうとう紙とペンを使っての筆談になってしまったという、それを演奏中の後方で繰り広げていたという… ハァ~(ため息)でした!川○さん、これで私のこと、幾らかは記憶に残しておいてくれるでしょうか。来年もまた、お会いできたらいいな~🥰🥰(親しくお話しもできたらいいな~←強烈な願望)と、余計なことが長々続いてしまいましたが、発表会、今年は朝の10時から夜は9時まででした。1時頃までは、私たち愛好家の人たちの部、午後から夕方までは、ピアノ教室の先生とか多分音大等の学生さんらしき人達、夕方からは講師の先生方中心、と昨年同様3部くらいに分かれていました。そして、私の聴き方が変わったのでしょうか、今年は演奏のすばらしさに心を奪われてしまいました。さすが専門に学ばれた方たちの演奏には、思わず聴き入ってしまいました。昨年と同様の、楽器店から搬入されたというピカピカのベーゼンドルファー280VCの豊かな音色が殊の外美しく響いて聴こえた気がします。亀井聖矢さんとか角野隼人さんの再来かと思われるような素晴らしい演奏のピアノ男子も何人もいたり、目を瞠って聴いておりました。夕方の講師の先生方の演奏は更に群を抜いていて、こうして何人もの素晴らしい方たちの演奏を間近で聴けるなんて、何て幸運に恵まれているんだろう、この奏法の道に入って本当によかったな~と改めて感じた春の1日でした。夢が覚めた今日の日もまだ、昨日の饗宴(演)の余韻が消えていきません。ロシア奏法を始めてこの2月で5年になりました。無知というものは恐ろしいもので、当初は半年もあれば奏法ぐらい簡単に学べるかと高をくくっていました。(恐れ多くも)始めてみてとんでもない思い違いをしていたと思い知りました。言葉で分かったつもりでいても、体がちゃんと覚えていてくれないのです。同じことを何回も何回も(何百回かな?いえ、それ程まではレッスンも受けてない)先生に指摘されます。このまま、動けなくなるまでレッスンに通うのかな?演奏動画を妹に撮ってもらったのですが、投稿できるかどうかと未だグジグジと決心がつきません。てか、出すって書いたようなまだ、ブログに載せる手順が分からないので、わかりましたら…🙇今日は見直しもせず、そのまま投稿します。お気に触る部分などありましたらご容赦ください<m(__)m>少し肌寒さはあるものの、すっかり春らしい陽気になってきましたね。皆様、和やかに日々をお過ごしになられますよう
あけましておめでとうございます🎍中吉で始まった今年のお正月中吉でも、そこそこ元気で過ごせれば…と、ささやかな願いで迎えた新年ですまたまた久ぶりの投稿になってしまいましたが、いたって元気しておりました自分の投稿は間遠でしたが、皆様のブログは頻繁に訪問させて頂いておりました。ありがとうございます🙇🙇🙇昨年は病気との向き合い方をどんな風にして行こうかあれこれ迷い考えながらそれなりの試行錯誤の1年でしたが今年は、「運動」と「食」に気持ちをシフトして健康第一で過ごしていきたいなと思っています。元旦は、すぐそばの雑木林(公園にはなっている)の高台から見える初日の出詣でから始まりました🌄この地に越してきて初めてのことでした。ここ何年か、地域の世話役さんが企画して下さってるようです。この地での日の出は6:51。低い山並みがあるので6:56の撮影になりました。ここ1週間ほどは日の出が一番遅いようですが、来週末辺りから、また少しづつ日の出が早くなっていきますね。春が近づくのですね新年早々、心悼む出来事が2日も続けて起こって、日本列島、騒然としてしまいましたが、被災された方々、事故にあわれた方々、この寒い中どんな思いで過ごしているんだろうとただただ遠くで思うばかりで…今、私にできることは何だろう…と、行動を起こせたらいいなと。取り敢えずは義援金?そして、多分一緒に被災したであろうペット等多くの動物たちにも幾らかでも救いの手を差し伸べられたらと、活動しているボランティアさんのグループ宛てに送金することにしました。本当は現地に赴いて活動出来たら一番良いのですが…緊急地震速報の警告音が鳴ったとき、台所でちょうどお湯を沸かそうとしていたところでした。あわててガスの火を止めました。そして、どれほどの揺れが来るのかと一瞬その場で用心しましたが、(用心して何をするんだ⁈、逃げ口作るのが先ではないか⁉ですよね)何分か経っても何の変化もないので、大丈夫かなとそのままお湯を沸かして待望の和菓子に心と味覚を引き寄せられておりました2時間近くたった頃に震源の場所が気になったので、PCを開いて緊急速報を覗いてみたところ、何と実家の近くではないですか。(実家は北陸ではありませんが)それもマグニチュード7、最大震度7。そして、何と何と津波だと・・・それも予想3m!エッ❕ 我が家、海のすぐそば。3mだったら庭先位軽く来てる。しかも、今は冬の怒涛逆巻く高波の季節。先ず、無事で済むはずがない!慌てて実家に電話を掛けました。⇩ ⇩出ました! 弟の携帯。「おう、姉さん!」と相変わらずの能天気な弟の声。その一声で、”アッ、大丈夫!”と胸をなでおろしました。(震源からはそれほど近いわけでもないので、多分大丈夫とは思っていましたが)揺れも、一応震度5の表示はありましたが、地盤が固いのでそれほどの揺れにもならなかったらしく、特に何かが倒れたとか、食器が飛び出したとかのこともなく、津波も30㎝ほどで済んだとか。まっ、何事もなく無事であったのが何より。海のそばなので、地震の時には津波が一番の心配です。(集落のすぐ裏手が山なので逃げるにはよい立地なのですが)被害にあわれた方々、地域の1日も早い復興を祈ります今年の目標の「運動」と「食」について昨年の秋から、軽い筋トレを始めました。女性専用のフィットネスクラブ「カーブス」に通っています。『エッ、あの辺にカーブスなんてあるの?』とは、近況を報告した時のかかりつけの主治医の言葉。”あるんですよ~。12年間ずっと前を素通りしてましたけど”と返答していた私。外からは分かりませんでしたが、中に入ってみると意外や意外、沢山の女性でにぎわっていました。皆さん、健康志向高いんですね。週2,3回が目標ですが、これをきっかけに自宅でも軽い筋トレをするようになり、消化器系の疾患のためか食べても食べても太れないので、先ずは筋肉を付けて太れる体質にしなければと頑張っています。もう一つには、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値が少し高めなので、筋肉を付けて血糖値の上昇を抑えたいというのもあります。毎食後30分以内の15分間筋トレも有効とのことなので、自主メニューに入れてます。(こちらは元旦から始めました。とりあえず10分間目標⇐今のところ継続中)高校までは、小柄ながらスポーツ得意の体育会系女子だったのですが(数少ない自慢の1つ。他に取り柄がありません)その後は、大学時代は吹奏楽部に入り(フルート)、卒業後は茶道に関心を持ち(今はやっていません)と、スポーツからは程遠い生活で過ごしてきました。そして、食事にも結構気を配るようになりました。今年はそれをさらに本格化していければいいなと。こんなものを作って食事の様子を書き留めています。👇ちょっと生活の一端が垣間見えて恥ずかしいのですが🙇1日の食事摂取量が分かり、カロリー、栄養バランスなど直に把握できます。使った調味料やg数まで書いてあるので、どんな味付けで何を作ったかも分かるようになっています。調理の傍らメモしていくのでちょっと大変ではありますが、食生活の反省や改善にはとても役立っています。そんなこともあって、食への関心もかなり深く(贅沢には無縁ですが)最近では食品添加物にもかなり興味を持つようになりました。知れば知るほど、逃れようのない添加物まみれの日々の生活に今、愕然としています。いずれ、どの添加物を受け入れてどの添加物は避けるのか、そんなことを気にしながら食品を選ぶようになるのかな~という気がしています。ただですら脂質、糖質制限のある生活にそんなことまで加わったら、本当に何を食べて命をつなげばいいのかと悩ましい限りです🎹🎹🎹🎹🎹🎹🎹🎹発表会もあと2ヶ月を切ってきました。やっと曲の雰囲気がつかめてきたかな~と言う所。音の出し方も気を付けながら、部分練習2通し練習1の感じで1時間半ほど練習しています。(本当は2時間目標なのですが)ペダル扱いがいまいちで、ちょっと集中して練習しないといけないかなと思っています。頑張るっきゃないですね。頑張りま~す😻
やっと秋らしい日々になってきました。(今日は寒いくらいでしたが)今年の夏は本当に暑く、また長かったですね。久しぶりの投稿になってしまいましたが、何度か書きかけてそのままになってしまっていました。思いがけず慢性疾患にかかっていたこと、また早期とはいえガンに罹患していたこと、かつ入院、手術。そんなことから、自分の健康への過信というものが取り払われ、今迄とは違うんだ、ずっと健康でいられるとは限らないんだ、これからも生きていられるとは限らないんだ、そんな思いで毎日の生活を見るようになりました。さすがに、これまでのような、気楽でのほほんのほほんとした気持ちでは過ごせなくなっています。これから、どれだけの時間を過ごせるんだろう、とそんなこと等考えながら、でも夢や希望のない生活はいやだなと、自分のやりたいこと、やっておきたいことを悔いのないように、一つ一つ丁寧に手掛けていきたいなと思っています。 さて、そんなやりたいことやっておきたいことの一つに勿論ピアノが…。今は時間はたっぷりありますが、練習は1日1~1.5時間ぐらいです。『ロシア奏法の基本』と、『プレインベンション』、『チャイコフスキーの子供のアルバム』の3本立てです。考えてみたら、ロシア奏法を始めて来年の1月でちょうど5年になります。”石の上にも3年、いや5年はがんばる!”と2,3年前の記事に書いたことがありましたが、その5年の月日がいつの間にか経っていたのです。5年も経つのに未だにああでもないこうでもないと右往左往の状態で、姿勢一つとってもしっかり身に付きません。何とも情けない限り。頑張る気持ちがなくならないのが救いです。先日今年度の発表会のお知らせがありました。来年の2~3月頃(あえてぼかしています)にまた前回と同じ会場での開催となりました。できればチャイコフスキーの『四季』から選びたいと思っていたのですが、私にはまだちょっと負担が大きすぎるなという気がして今回は(多分、次回も(*^^)v)見送ることにしました。選んだのは、先生のお薦めもあって、シューマンの『ユーゲントアルバム』から 16 最初の損失 19 小さなロマンスの2曲です。「最初の損失」(「最初の悲しみ」とも訳されているようですが)は単旋律ながら大変美しいメロディーで、この美しさを損なわないように弾くにはどうしたらいいかな~???というのが課題かと思っています。「小さなロマンス」は…、同じフレーズが何度か繰り返されるので、その違いをどれだけだせるかな~ と言ったところでしょうか。角のないまろやかな、そして豊かな響きのある音色、どれくらい出せるんでしょうか。そして、どれだけ表情のある演奏ができるんでしょうか。今年はこの2点を目標に頑張ってみようかと思っています。前回の轍を踏まないように……先日、推しのピアニストさんのコンサートに行ってきました。会場は、サントリーホールのブルーローズ。2017年3月に完全帰国してから2枚目のCD発売の記念演奏会でした。 今回発売されたCDこの中からピックアップしてプログラムを組んでいました。アッ、プログラム後半の衣装はこのドレスでした。⇩(こだわったんですね😊)こちらは5年前に発売されたデビューCD。👇レコード芸術誌準特選盤に選出されています。彼女は、ポーランドのショパン音楽大学に8年半留学していましたが、後半の4年間(4年半?)はイタリアのイモラ国際ピアノアカデミーにも同時に在籍し研鑽を積んでいました。今回のCDは、そんな思い入れのあるイタリアをテーマに選曲したとのことでした。演奏会後のサイン会では、相変わらずの長い列。5年前、東京文化会館小ホールでの長い列を見て、終電に間に合わなくなったら困るからと泣く泣くサインをあきらめて帰ったことを思い出します。でも今回は並んでしっかりサインをもらってきました。後日のツイッターかブログで(どちらか忘れてしまいましたが)、10時までに会場を引き上げなければいけないのに、終わるかどうかとハラハラしながらだったそうです。ぎりぎり間に合ったとのことですが。今回はついでに写真も一緒に撮ってもらいました(^o^)/(実は初めてのツーショットでした🥰) 現在、音楽大学で後進の指導に当たる傍ら、自分の演奏活動やら、コンクールの審査、講習会と多忙を極める彼女の活躍に心が安堵するのを覚えます。クラシックの世界って厳しいですから。先月末のドバイでのコンサート、そして今はポーランドでの古楽器によるコンクール(でいいのかな?)、ショパン国際ピリオド楽器コンクールの引率で現地に。(前回は2位に芸大出身の川口成彦さんと言う方が入っています。時折あちこちで、お名前をお見受けすることも) ※ピリオド楽器とは、楽曲が作曲された当時使われていた楽器のことだそうです。◆◆◆川口さんが2位に入られた前回の同コンクールの動画がありましたので貼っておきます。お時間ありましたらどうぞ。コンチェルト2番です。ちなみにピアノはプレイエル(1842年)。オケも多分古楽器。
リフレッシュしたい時?➡何処かお出かけして、いつもと違う環境に身を置いてみる。それが最近の私のリフレッシュ法ブログの更新もすっかりご無沙汰している間に関東地方もいつの間にか梅雨入りを迎えてしまいました。ここ1,2ヶ月程は、書くことよりも読むことの方に時間と関心をとられてしまい、なかなか更新できませんでした。2,3週間前、相次いで闘病中の猫たちを見送り、失意の中、限りある命というものにあらためて向き合う日々を過ごしていました。それまで、当たり前のようにあったものが実はそうでなかった…。そんな現実をいやというほど思い知らされ落ち込んだこの数か月でした。(もう何度も体験していることなのに)こうして存在しているということ自体が奇跡なんですね。こうして命を貰っているということ自体が感謝すべきことなんですね。生きていることに感謝しながら、これからの時間を過ごしていこう、そう、自分に語りかけたりしています。人々の思惑など意にも介さないとばかり、季節は移り変わってゆくんですね。雨に濡れた紫陽花が一段と美しくみえます。我が家にはこの紫陽花しかありません。あの丸い大きな紫陽花の苗のつもりで買ってきた筈なのですが…気が付けば何故かガクアジサイこれはこれで清楚な感じでいいのですが…(やっぱりあっちの方も欲しい)ムラサキツユクサも少しですが花を付けていました。青い色が綺麗ですね。その姿も。季節の花に癒されながら、初夏の夕べを全身で感じ取っています。もうじき、近くの田んぼではたくさんのカエルたちが🐸大合唱を始めることでしょう。そんな何気ない日常が、とても好きです。 ここ3ヶ月程は、病気の猫たちの介護や看病に追われ、なかなか他のことにまで気持ちを向ける余裕がありませんでしたが、何とか自分なりに虹の橋を渡らせることができ、今、少し気持ちに余裕が出てきたところです。1ヵ月程、音の出せない状態が続き、この間はピアノの練習も控えていました。やっと気持ちも落ち着いて、練習に向えるようになりました。何かとても新鮮な気持ちでピアノに向かっているような気がします。(先生にちょっとだけほめられたせいもあるのかな?ウフッ😊)🎹 🎹 🎹 🎹先日のレッスンで、プレインベンションの11とギロックのカプリッチエットが終わり次回からは次の課題です。インベンションの1番くらいなら弾けますよとおっしゃっていただいたのですが、もう少し基本のところで十分な練習をしておきたいので、引き続きプレインベンションをやっていきたいと思っています。次の発表会でチャイコフスキーの曲を弾きたいのですが指使いが今一つピンと来なくてと申し上げましたら、では易しいものから手掛けてみましょう、ということで『子供のためのアルバム』をしばらく見ていくことになりました。(発表会、目標の曲までたどり着けるのかな~?譜読みだけはしておこうと思っていますが)ゆっくりゆっくりのマイペースですが、自分で納得しながらの進み方なのでとても有難いです。 奏法の基本として、”まろやかで響きのある色彩感のある音色”を目標に日々練習そしてレッスンを続けています。先日は、鍵盤の数ミリ下がったところから打鍵するという打法に初挑戦でした。これを弱音で練習していきます。どれくらいしたらできるようになるのかな~…この打法の前は、打鍵後すぐに指が鍵盤の浮力(押し返す力)にのっかるようにというのをやりました。そうすることで倍音が発生し豊かな音が得られます。意識しなくても、それができるようにならなければいけないのでひたすら体に覚え込ませるしかありません。どの曲を弾いても常にそのことを念頭に置いて練習です。なので、プレインベンションや子供のための小曲集などは練習するにはとても無理なくできるので、私的には大変有効です。練習した分だけ成果が得られる、そんな感触があって、ちまちまとですが練習を続けていきたいと思っています。 冒頭に花言葉診断を載せましたが、これ何かキャンペーンのような感じで当選すると商品がもらえるんですね~。実は…当選しました!!シャンプーセットか何か貰えるみたいですね。届くのをちょっと楽しみに待ってみようと思います🥰
4月もあと1日を残すだけとなりました。1日1日があっという間に過ぎて行きます。陽気ももうすっかり初夏ですね。桜、桜~と思っていたらいつの間にかハナミズキの季節になり、いまは藤の花が満開なのでしょうか…。藤の花、亀戸天神が有名だそうな…今年は行けたら行ってみたいな…(ムリかもだけど…)と。若かりし頃の懐かしい思い出のある地なのです。行き先も告げず黙って別れた彼の人の住んでいた街……なんて、私には似つかわしくもない遠い遠い日の思い出。ちょっと引っ張り出してみたくなりました。😊 このところ、気分的になかなかブログが更新できません。自分が幾つか基礎疾患を持った(持っていた)ということもそうですが、老齢を迎えた飼い猫たちが、だんだん病気がちになってきたということも気が晴れない理由の一つになっているのかと。3月のピアノの発表会の後、その時を待っていたかのように不調を訴える仔たちが続出し、この一ヶ月程はほぼ毎日のように入れ代わり立ち代わり動物病院のお世話になっています。小さな命たちですが、この世のご縁が合って出会った仔たち。最後までしっかりお世話し、見送って上げられたらと思って過ごす毎日です。意識混濁で寝たきりの仔もいて、2,3週間音が出せなくて、ピアノの練習もしばらくお預けになってしまいました。奇跡的に意識も回復しやっとピアノの練習も安心してできるようにはなりましたが。そんな状況の中ですが、数日前久しぶりにレッスンに行ってこれました。行くまでは、これからしばらくはレッスンもお休みしなければいけなくなることがあるのかななんて気持ちもよぎっていたのですが、久しぶりにレッスンを受けてみると、幾つもハッとすることや気付きがあって、細々でもいいからやっぱりレッスンは続けて行こうと思ったのでした。 今日は陽気に誘われて、久しぶりにブログ書いてみようかなんて気になりました。ちょっと気分転換になっていいですね。ゴールデンウィークも始まりましたが、毎日が休日のような私には特別なこともなく、世間の賑わいだけが活気を感じさせてくれます。皆さん、しっかり楽しんで下さいね。 今年は、花の季節が早いようで、いつもは5月になってから花の開くつつじが4月の中頃には咲き初めていました。そのそばで、紫蘭も小さな花を付けました。花って、心の癒しになっていいものですね。初夏の日差しと爽やかな風、色とりどりの花に溢れるこの季節って、生きる喜びが感じられるようでとてもいいですね。今日は、そんな近況報告で終わりにしようかと…皆様よい週末を そしてゴールデンウィークを 💕🥰
また久しぶりの投稿になりました(笑)陽気に誘われてついついブログの虫も騒ぎだしてるような…😊昨日はまだ蕾だった木蓮が今日は幾つもきれいに花を開かせました。植物は本当に力強いですね。パワーが貰えそうです。もう少ししたら隣の桃の花も今年はたくさん花を付けてくれるのではないかと…明るい日差しの中、暖かな空気に触れてるだけで幸せな気分になれるから、春っていいですね。 1昨日の蕾さてさて、季節の話題でごまかそうなんてそれはちょっと甘いですね。発表会ですよね。良いお話しと悪いお話しです……先週の土曜日、一門の発表会、無事に終了いたしました。朝9時半から夜の10時までびっしり。午前中は奏法を習う趣味の人たち、午後から夕方までは音楽を専門に学んだ(或いは学ぶ)人たち。そして夕方以降は一門の誇る名手たちがぞろぞろ、ぞろぞろ。巣立って演奏活動をしている人たちや、門下の教室で講師をされてる先生方。いずれ劣らぬ(ムム、表現がちょっと不適切かな)腕達者な方ばかり(某音コン1位2位、国際コン上位入賞の方たちも結構いらっしゃるのです)この時間帯になると夢の饗演(宴?)とばかり客席はかなりの人で埋まっていました。私も、発表会に参加するもう1つの楽しみはこの方たちの演奏を聴くことでもありました。(自分の出番と食事の時以外はずっと演奏を聴いていました)進行が遅れてきたときは、私は終電に間に合わないのではないか、とずっと気になり、その辺のホテルになんか泊まったことないよ、どうやって朝の始発までを過ごせばいいんだろう、なんて本気で真剣に考えてしまっていました。だって、最後の大トリがあの方だったのですもの。これだけは絶対外せない❕と(私が今の奏法を始めるきっかけになった方。実はもう1人の方も今回は参加して下さってました!)幸いお休みされた方たちが何人かいらっしゃったようで、そして昨年代理レッスンでお世話になった先生はご自分の身を削るように楽章を1つ減らしたりと、そんなこんなで、何とか予定の10時を少し過ぎたあたりで終演となりました。終電、ばっちり間に合いました。😊(帰宅は午前様でした。お腹がすきました😞。お昼にスターバックスの Mサイズのコーヒーとフランスパンのサンドイッチを食べただけでした)そしてこちらは○野楽○さんから特別に搬入されたベーゼンドルファー280VC。 調律師さんもベーゼンドルファー社さんでも飛び切りの方がついて来て下さった ということで、とても恵まれた本当に素晴らしい至れり尽くせりの今年の発表会 でした。そんなピアノをこの素敵な会場でさわらせて頂けるなんて私のピアノ史上でも、これ程の幸運はないのではないかと思ってしまいます音はとてもまろやかでやわらかい感じでしたが、自分で弾いているときは音が少しもこちらに漂ってこないので焦ってしまいました。他の人もそんな印象を持ったのかしら?聞く機会のないのが残念です。レッスンで先生に聞いてみようかな。アンドラーシュ・シフさんがこのベーゼンドルファー280VCを(工場だったか展示場だったか? ごめんなさい、記憶が抜けてしまいました)初めて弾いた時、”僕は、明日からこのピアノしか弾かない”と言ったのだとか。シフさん、今280VCを愛用していらっしゃいますよね。発表会、いろんな意味でとても心に残る発表会になりました。************************************** と、長々延々と発表会のことを書いて来ましたが、肝心の自分の演奏のことはどうだったのかに全く触れていませんね。ご報告いたします。結論から言いますと、全くの不出来。撮った動画もしばらく見れませんでした。やっとの思いで開いた時、さらなるショック。気持ちがそのまましぐさや表情に出てしまっているんです。そして演奏も音抜け、音間違い、etc.昨年の動画と比べるとこの上なく悲惨です。出来れば動画をアップしたかったのですが、望みは叶いませんでした。🙇実は本番数日前、ちょっとしたスランプのような状態に陥り、練習しない日が何日かあったのです。直前でこれだと本番では絶対に弾けない、それは他の誰よりも自分が一番良くわかっているのにそれでも敢えて弾かない。 どうすんだ?!……半分投げてる自分と、少し冷静になって事の収拾を図ろうとする自分がいました。結果、この数日は空白だったけど、それまで培ってきたものがある、それでやって見よう!という結論に達し、発表会前日でしたが3時間ほど、気持ちを取り直して練習をし、本番に臨みました。結果は前述の通り。自分の迷いや不安が身のこなしや演奏にそのまま出てしまっていました。のめり込むぐらい練習に集中したい、それが出来なかったのです。年のせいなのか、単なる怠けから来るものなのか、…多分両方。それが落ち込む原因になったのかなと今は振り返っています。(入院や手術による影響は殆どありません。退院後はそのまますぐに練習できましたので)こんな状態で来年のことが考えられるのかな、そんな気持ちに襲われてすごした発表会後の何日かでした。でも先生からは、直前の予期せぬ入院にも拘わらず無事出演できてよったですね、と労わって頂き、選曲の雰囲気がとても合っていたというお言葉を頂けて、それで幾らか救われたような気がしました。私としては曲のイメージを何よりも大切にしたいと思っていましたので。足りなかったところはこれからの課題として目標に掲げ、又新たな気持ちでスタートできればいいな~とそんな気持ちになりかけている昨日今日です。来年はできればチャイコフスキーの四季から「秋の歌」に挑戦できればいいな~と思っているのですが、先ずは譜読みをして見ないと…。難しいところが出てきてヤメターなんてことにならないように。と、大変暗いナーバスな内容になってしまいましたが、不快になられた方がいらっしゃいましたらごめんなさい。時にはこんな気持ちになることもありますという思いで書いてみました。できるだけ明るい話題で書けたらいいなと思っているのですが。🙇 暖かい春の陽気に包まれた今日、池袋の芸術劇場の広場にある野外音楽劇場”グローバルリンク”(でいいのかな?芸術劇場はしばらくご無沙汰しているので様子が分かりません)の野外コンサートに行ってきました。『100万人のクラシックライブ」という、気軽に普段着で演奏家の生演奏に触れられ、人と人との笑顔のつながりを広げるというコンセプトの豊島区主催の催し物のようですが、今日はヴァイオリンの曲が中心でした。(ピアノソロは1曲だけ。ショパンのスケルツォ2番)私の一押しのピアニストさんがピアノを弾かれるので、行ってまいりました。お二人にデパ地下で買った可愛いカヌレのお菓子をプレゼント🥰。エルガーの「愛のあいさつ」、クライスラーの「愛の悲しみ」、マスネの「タイスの瞑想曲」などなどおなじみの曲がずらり、楽しい午後のひとときを過ごさせて頂きました。🥰ピアニストさんは、この後3月4月にサロンコンサートも予定されているので楽しみです。やっと春が来たという感じですネ皆様、よい春を🥰
久しぶりの投稿になってしまいました。今日は、朝から関東地方をはじめとしてあちこちで雪が降っています。私の住んでいるところでは初めてかな~?しんしんと降る雪を見ていると何故だか久しぶりにブログを書いてみようという気になりました。(最近はもっぱら読むほうが中心になっていたので…) 昼過ぎ帰宅したら梅の花もたっぷり雪をかぶっていました実はこの雪の降る今日、私は都内のとある病院で退院手続きをし、雪の降る東京を後にしてきました。日本でもよく名の知られた、築地にあるあのがん専門病院です。そこで早期の肺がん手術を受けてきました。6日間の入院でした。まさかのがん告知でしたが、幸い早期のもので進行も早くないので、部分を切除するだけの治療で根治を目指しましょうとの先生のお言葉に、この2月にやっと手術の段取りとなりました。10日後に外来で術後の診察を受け、そして1か月後に病理結果を聴きます。皆様にお伝えしようかどうか迷いましたが、今では2人に1人ががんに罹患する時代と当たり前のように口にされています。早期発見、早期治療。そしておかしいと思ったらためらわず検査を受ける。(CT、エコーなど)それがわが身を守る最大の武器かと思います。そんなきっかけにでもして頂けたらと、投稿してもいいかなという気になりました。おかしいと思いながらそのままにして大事に至るケースをたくさんのブログで拝見しました。検査もしないでしばらく様子を観ましょうで手遅れになったケースも幾つもありました。そうならないためにも、可笑しいと思ったら自分の納得いくようにしっかり検査をすることが大事と思いました。手遅れになる前に!!がんセンター、若い方もとても多いのです!そんな気持ちをもって今日の記事書くことに致しました。わかったきっかけは、昨年かかりつけの病院で消化器系の検査を色々受けていた時。肺のCT 画像に何やら怪しい影があるとのことで呼吸器科の先生から即刻、がん専門病院を受診しなさいと半ば強引に勧められたことでした。その場で紹介状を持たされ、心の準備もできないまま、10日後にやっと予約を取って受診しました。(この間の心の動揺はさすがに大きく、限られた命の期限というものに初めて直面しました)当初はどの先生も多分肺炎の後遺症でしょう、でもちょっと気になる、の見方が強かったのですが、半年たっても影が消えないので生検をすることになり、結果、悪性のものとの診断が下りました。そんな経緯だったせいか、私も多分違うだろうぐらいの軽い気持ちで日々を過ごしていましたが、さすがに生検をやると決まったときはやはりショックは否めませんでした。でも、診断が下ったときは覚悟ができていたせいかそれほど大きな動揺もなく、現実を受け入れる気持ちにはなっていました。手術そのものは麻酔がきいていますから、気が付いたら回復室で休んでいたという状態で、その後しばらくは痛くもなんともなかったのですが、さすがに夜からは痛みに苦しめられました。鎮痛剤等の処置はあるものの上手くタイミングが合わないせいか、私の場合結構痛みに悩まされました。翌日も似たような状態が少し続き、術後2日目でやっと苦しみから解放されました。ただこの痛みは何週間とか1ヵ月とか続くようで、カロナール(ロキソニンの間違いでした<(_ _)>)を処方されてきました。1日3回主に食後に服用します。(ちょっと無理な力が加わったりすると痛むのです)でも入院生活は楽しかったですよ。食事はどちらかと言えば地味ですが(私の場合、血糖値の管理が入っていたので余計に)、やはりお味は薄くてうまみのきいた味付けが私には美味しく感じられました。こういう味がいいという意見も割と多いように思うのですが、病院の食事はまずいという評判もずっと聞いてきたので人それぞれかなと思うことにしています。 👇たまにお粥にもしてもらいました 一度御飯が少し硬いかなと思ったことがあったので 看護師さんの気遣いや心配りに改めて目を見開かせられました。医療にはなくてはならない心の癒しだと思いました。看護師さんはやはり天使であって欲しいそんなことを思いました。そんな入院生活でしたがフロアにある患者用休憩ルーム(食堂という名前になっていますが)とても眺めがよくて度々出没しては夜景を眺めたり朝焼けにうっとりしたり、ちょっと書きものをしたりリラックスタイムを過ごさせてもらいました。私は血糖値管理のため飲食はできませんでしたが、ちょっとした軽食などは自分で持ち込んで食べたりできるので過ごしやすそうでした。いい眺めでしょう? 見えるのは隅田川?朝焼け 綺麗でした~👇中央遠くに微かに見えるのがレインボーブリッジ手前の空き地のようなところは旧築地市場? いつもと違う雪の日に心もちょっとどこかセンシティブになってしまったか、バッハなどに耳を傾けてみたく、アンドラーシュ・シフでイギリス組曲とかフランス組曲を久しぶりの我が家で聴きました。殆ど素人のような耳で聴いても、なんて心に滲みる曲、演奏なんだろうと思わずにはいられないバッハ、そしてシフさんの演奏。本当に素晴らしいです。大好きな雪を眺めながらこんな素晴らしい音楽が聴けるなんて、とても贅沢な時間を過ごせた気がします。特にフランス組曲はいいですね……私の心に寄り添ってくれます。退院の日にこんな時間が持てるなんて幸せ!!神様のプレゼントと思うことにします。(もうじき誕生日も近いので😊);最後になってしまいましたが発表会の方、手術の方はそれほど影響もないかと思っているのですが、明日明後日位で予定が見極められるかなと思っています。参加する方向で!明日辺りから体の様子を見ながらそろそろと練習を始めようかと…(無理のないように)参加の折には是非ご報告を…と🙇(そう言えば、発表会で使用するピアノもアンドラーシュ・シフさんのピアノと同じベーゼンドルファー280VCだとか😊わーい!)手術は大変上手くいっており、経過も大変順調ということでこんな風にリラックスしております。見た目も通常と全く変わりなくですので、皆様どうぞご心配下さいませんよう<m(_ _)m>💕
早いもので、今日はもう御用納めなんですね。いつの間にか1年の終わりを迎えてしまいました。みなさま、1年間お疲れさまでした。ブログを書いている余裕はないのですが、簡単に今年の振り返りをして来年につなげようかと思います。昨年の暮れ、長年の不養生を顧みて、やっと重い腰を上げ何年かぶりの検診を受けました。それを皮切りに、いろいろ気になるところを調べてみようと思い、内視鏡検査やCT、MRIなど今年の年明けに受けたのですが、結果、慢性的な消化器系の病気にかかっていることが判明。消化を助ける薬の服用と、脂質、糖質制限を伴う食生活の改善が努力義務となってしまいました。日常生活は殆ど変わることはないのですが、今迄のように好きなものを好きなように食べてという生活が出来なくなってしまい、それが多少のストレスとなっています。食品の買い出しに行っても、必ず、袋に記載してある『栄養成分表』を見て、脂質の量を確認してからかごに入れます。こうして食品の栄養成分というものにこだわるようになってから、世の中の食品というものはなんと脂質の多いもので溢れているんだろうということに気が付きました。たいていのものは殆どが炭水化物と脂質です。タンパク質の含まれているものは本当に少ないんですね。思いがけない発見と同時に大変な驚きでした。卵1個ですら、私はほぼタンパク質の塊かと思っていたのですが、何と卵1個約50gとすると、その栄養成分は タンパク質約6g、脂質約5g、炭水化物約 0.5 g。 エネルギー約66kcal。(カロリーにすると、タンパク質、炭水化物はg数に4kcalを、脂質は8kcalをかけたものを合計します)思いの他少ないのですね。なので、今は、お肉やお魚、豆腐、豆類などメニューにできるだけ取り入れるように心がけています。脂質を控えるために大好きな、バターがたっぷりのパイが食べられません。(お薬の助けを借りて時々は食べてますが)クッキーも1枚がやっとです。糖質も控えなければいけないので、甘い和菓子なども、週に1,2回程度に。最近では、料理やコーヒーにも、砂糖の代わりにラ・カントやパルスィ―トを使ったりしています。でも、人工甘味料は甘みが強すぎるので依存症になりやすいから気を付けるようにと主治医の先生からアドバイスを受けました。好きなものを好きなだけほおばっていた頃が懐かしい!!でも、それだけで済んでいるんだから、まだ恵まれているのかもしれません。なので、わがままは言わないことにしています。そして、一連の検査の中で、予想もしない事態にも遭遇。機会があればそれもご報告できるかと。 そんな自分の体と向き合う1年になってしまいましたが、12月、通院の合間を縫って1つだけコンサート行ってきました。第9回を迎えた『シューマンリサイタル』今回は表参道のカワイコンサートホールのパウゼで。シゲルカワイのピアノで聴いてきました。今回のプログラムは、蝶々作品2、ピアノソナタ第3番、ピアノ三重奏曲第3番。渾身のピアノソナタ第3番3人の切磋琢磨するかのような激しいぶつかり合い、調和、協調が全編に溢れていた三重奏曲とても聴きごたえのある演奏でした思えば4年前の秋、ここパウゼで佐々木さんの『シューマンリサイタル』のチラシを初めて手にしたのでしたクリスマスの月にふさわしい通りを彩るイルミネーションの灯りがひと際眩く感じられたその日のコンサートでした👆こちらの画像はお借りしました(当日の夜 多分演奏が終わってからのもの)🙇 🎹 🎹 🎹 🎹 🎹 🎹 🎹 🎹 年明けの発表会もあと2ヶ月と少し。演奏曲は、当初予定の2曲を1曲に絞ってメンデルスゾーンの舟歌だけにしました。これだけでも私にはかなりのハードル。ひたすら部分練習に没頭しかありません。あと2ヶ月!出来るかな~??美しいピアニッシモが客席の遠くまでしっかり届くような…出来なくてもそれを目指すのが今回の一番の目標頑張りたい 私も、ブログは今日で御用納め。これから年末のお掃除・片付けに精進致します。みなさま、良いお年をまだな人も、今年もお疲れ様でした!今やりたいことは?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう
この秋最後の花言葉診断ということでちょっとやって見たくなって…ついでにブログも書いてみました😊季節柄サザンカいいですね~診断は『困難に打ち克つ』まさに!!私が今まさに遭遇している出来事がそう!打ち克ちたい!!そんな思いで過ごしています。お話しは機会がありましたらその時に…<(_ _)> 🍄 🍄 🍄 🍄 先だって、ロンティボー国際ピアノコンクールとかパデレフスキピアノコンクールが開催されていましたが、ロンティボー国際ピアノコンクールでは亀井聖矢さんとショパンコンクールで注目されていたイ・ヒョクさんが共に優勝されたんですね。おめでとうございます!!いいものですね。何だか若いエネルギーをいっぱいに貰った気になってしまいました。艶のある美しい音で演奏される亀井さん。感性も素晴らしいなって思いました。その亀井さんの生配信のラフマニノフの ピアノコンチェルト3番を見つけました。それも2台のピアノバージョン版。素晴らしいです!!伴奏は樋口一郎さん。2016年の日本音コン1位の方です。(亀井さんは2019年の1位)私は、オーケストラ版よりもこちらの方が好きかも。それくらい素晴らしいです。是非聴いてみてください。トークも入って面白いですよ。飾り気のない普段の姿が垣間見れて、それも興味深いです。是非見てみて下さい。🙇(オーケストラ版もあとの方にくっつけました。宜しければそちらも😊)👇5日後の杉並公会堂でのオーケストラとの協演版
日中、暖かな日が続きますね。ポカポカと温かいと気分も爽快で、気持ちよく過ごせるからいいですね。露地植えした夏野菜もいくつかは終わりを迎えましたが、未だ頑張っているのが幾つか。 ☞トマトとキューリ。オクラも育つのか育たないのか???の感じでそそり立っています。ちょっと大ぶりなミニトマトは今年はあまりたくさんは穫れませんでしたが、それでもあと1~2回は収穫させてくれそうです。(隣はお醤油漬けのしその実)キューリに至っては、植えた時期が遅かったせいか、この夏一度も育ってくれず、あきらめていたのが、何を思ったか突然数個の実をつけ始め1つ目がやっと大きくなってきたところです。 美味しいのかな~?? でも、絶対食べてやる~❕今年はとうとう冬瓜は食べられずじまい。お店で見かけるチャンスがありませんでした。でも代わりに、今年はイチジクが何度もお店に並んでいたので、よっしゃーッとばかりジャム作りに励みました。2パックづつ2度程作りましたが、2度目は時間がなくて手早くと思って作ったらやはり出来がいまいちでひと手間二手間抜いたそれなりの結果になってしまいました。(色も食感も見た目も良くない)でも糖分少なめの健康志向ということで単純な自己満足です。この後は、田舎から柿を送ってきたので、今年は熟した柿でジャムを作ってみようかなと思っています。最近、何人かの方のブログでスタニスラフ・ブーニンさんの話題が取り上げられていました。ブーニンさんのドキュメンタリ番組の紹介もして下さっていました。ブーニンさんと言えば今から37年前の第11回ショパン国際ピアノコンクールで優勝しNHKのドキュメンタリー番組で腕を高く上げるパフォーマンス等で一躍有名になった人ですが、当時19歳……今は56歳!あの番組は当時私も見ていました。演奏については賛否両論あったようで、私的には私の思い描くショパンとは少し違っているような気がして特に強い関心は持っていませんでした。だから、あえて演奏会を聴きに行こうなどとは思っていなかったのですが…。ただ、それから何年かたったとき、評論家のどなたかが、”今はフィーバーしているけれど10年後同じでいられるかどうか、どんな演奏をしているかが大事だ”というようなことを何かに書いてらっしゃって、それを読んだとき、”あ、10年後のこの人の演奏を今と比べてみたい!ならば聴きに行かなくては!”とあわてて聴きに行った記憶があります。多分その頃2回ほど聴きに行ったのではないかと思います。それから時折そのことを思い出しながら、次この人の演奏を聴きに行くのはいつ頃のことだろうなどと考えながら過ごしてきました。その後、日本の音楽大学で教えているらしいという情報は得たものの殆ど名前をきくこともなく、いつの間にか30数年が経ってしまっていました。そんな中でのブロガーさんの投稿記事中の『9年ぶりに公演を再開』という文字に目が釘付けになってしまいました。 エッ?エッ?再開??なぜ??何があったの??? なぜ再開なの???あわてて、紹介されてる記事を読んだり動画を観たり。そして、11月6日(日)夜11:20~BSプレミアムでのドキュメンタリー『それでも私はピアノを弾く~天才ピアニスト・ブーニン9年の空白を超えて~』(再放送?)を観たのです。(10月21日NHKの本放送は見れませんでしたので)とても心待ちにして見ました。それによれば、2013年、ピアニストの命ともいうべき手が石灰沈着性腱板炎という病により左手が使えなくなってしまったという。そしてまた、復帰に向けて準備をしているさなか、2018年、今度は自宅で転倒、足を骨折して何時間にも及ぶ大手術を受けられたとか。そんな苦難からの今回の復帰。陰には常に寄り添う奥様の姿があったとか。奥様は日本人の方なのですね。ドイツで出会ったとか。(ブーニンさんがドイツに亡命したその年だったか翌年だったかにお会いしたようです。ちょっと忘れてしまいましたが)番組で取り上げられていたのは、7月18日(月)の東京、昭和女子大学人見記念講堂におけるコンサートに先立ち6月25日(土)の八ヶ岳高原音楽堂でのリサイタルの様子でした。ここでの演奏会は11年ぶり。1990年には3週間滞在してとても心に残った場所とのことです。”地球上で唯一自分に嘘が付けない場所”と言っていますので、よくよく思い入れのある場所なのではないかと思いました。会場でのプログラムは次のようですが、番組はリサイタルが中心のようでした。 第1部 ブーニン今を語る インタビュアー:高坂はる香 第2部 リサイタル シューマン:色とりどりの小品 作品99 ブーニンさんはインタビューで次のようなことも言っていました。(語尾の表記が多少違っているかもしれませんが🙇)”(病気をしたため)指使いを変えた。左手の部分を右手でカバーするように。0からのスタートでした。””技術的に完璧でなくてもいい。人に感動を与えられる美しい音楽が奏でたい。”また、ブーニンさんと言えばまず『ショパン』のイメージがありますが、そのことについては、”音楽とどのようにかかわっていくか。回復するまでの折り返し点は過ぎた。シューマンが導いてくれる。その後愛してやまないショパンも弾ける。”とそんな風に言っています。ショパンもシューマンも愛してやまないブーニンさん。その愛してやまないシューマンからショパンへと導かれていくのですね。”あと1年でフォームが戻ってくるでしょう”と言っていたブーニンさん。何と、八ヶ岳高原音楽堂ではアンコールはなかったようですが翌月の人見記念講堂では、シューマンの色とりどりの小品の後、ショパンのマズルカイ短調 作品67-4をアンコールとして弾いているのです。これは紛れもなく明るい希望の見える未来に向けたブーニンさんからの、他者へのそして自分へのメッセージではないかと。胸が熱くなりました。番組では最後にこのマズルカを 聴くことができます。10年後のブーニンさんを聴いてみよう!そう思ってからもうすでに30余年、とても時間が経ちすぎたけれど、 再会したい!!今はそんな思いでいっぱいです。以前とは違う、人に感動を与えられる美しい音楽を奏でるブーニンさんに、私は会いたい。長くなりました。🙇ここまで読んでくださってありがとうございます。🙇m<(_ _)>m
初っ端からショッキングなタイトルで申し訳ありませんm<(_ _)>m実は白内障の手術で数日間入院していたのです。😊ここ何年かパソコンに向かうことが多くなり、今年に入ってからはかなりの視力の低下を感じるようになっていました。且つ視界も鮮明さが欠け白っぽく見えるようになっていたことから、眼科の先生から手術を勧められ、そろそろ年貢の納め時かなと思い決断しました。白内障の手術と言えば、だいたい日帰りが一般的のようですが、ここでは感染症等の予防のために数日間入院します。(3泊4日)何だかぼったくりのようにも見えますが、忙しい人たちにとっては、束の間の骨休みにもなって…と意外と好評のようにも聞きました。毎日が日曜日の私にとっては、入院中の我が家の留守のことを人に頼まなければいけないので、日帰りの方が本当はありがたいのですが…。部屋は6人部屋でしたが3人しか入ってなくて、とても静かな中で過ごせたのでなかなか快適でした。食事は量が少ないのが物足りなくて、品数ももうちょっとあったらいいのにななんて思いましたが、味は薄味でお出汁のきいた味付けだったので美味しく頂いていました。(器がとても可愛らしくて気に入りました。今度機会があったら写真撮っておきますね)何より、自分で作らなくて済むのがありがたい🥰ただ、自販機はありましたが、自分でコーヒーやお茶を入れて飲めないのが閉口しました。以前熱湯でけが(火傷?)をした人がいたらしくて、以来熱いお湯の提供がないのだそうです。😞😞でも、文句は言いません。ここは元の職場の職員組織で運営している病院なので、いろいろ職員のための配慮をしてくれているのがとても有難いのです。治療費も窓口支払いの分は殆どが見舞金として戻ってきます。(あらかじめ幾らかの金額は納入しておくのですが)大きな病気をした時など、治療費の心配をしなくて済むのが何より有難いです。一人で入院していても、身内の中にいるような安心感があってホッとするものがありました。ときどきは、かっての同僚にバッタリなんてこともあったり。(今回はそれはありませんでしたが)術後の今はこんなゴーグルのような保護メガネを付けています。1~2週間はこのメガネのお世話になるのかな?(もっと?)もう片方の目もあるので、年内もう1回はお世話になりそうですが。 🎹🎹🎹🎹🎹🎹🎹🎹先月、来年のピアノの発表会のことについて先生からお話がありました。今度の会場は、なんとあの○○トリーホールのブルーローズとのこと。私などには雲の上に燦然と輝く夢のような会場ですが、音楽を専門にやってらっしゃる方たちにとってはまたとないとてもお似合いの場所かも知れませんね。(お師匠様!よくぞこんな素晴らしい会場を選んでくださいました!!熱い熱い弟子愛が感じられます!)自分史上、またとない機会なので、出ます!出ます!の2つ返事(本当に2つ返事しちゃいました(^▽^)/)。😊発表会についてはもう半年以上も前に事務局からお知らせはあったので、私にとって生涯にこんな機会は2度とないかもしれない、是非出たい!、そう思っていました。弾くならばこの曲というのもありましたが、いざ手に当ててみると、いや難しい。20年以上前に1度弾いたことのある曲だけれど、指が届かない、運指に無理がある…ets。技術的なことに気をとられて音楽的な部分まで気が回らない。そんなこんなで、今考えているのはメンデルスゾーンの無言歌集から作品19の6「舟歌」です。この曲は数年前、他の先生のところで練習した曲ですが(発表会でも弾きました)、今回は今習っている奏法であらためて引き直してみたい、そんな気持ちで候補に挙げてみました。最終的な決定はもう少し先ですが、多分この曲になるかなという気がしています。これだけだと短いのでギロックの「フランス人形」辺りをくっつけて2曲でと考えているのですが…。この「フランス人形」、譜面はとても簡単ですが、全体をやわらかく優雅な繊細な雰囲気でとなると オォ―ッ!難しい!!弱音の世界にドはまりしないととても弾きこなせそうにありません。でも、いい機会だからそれに挑戦してみるのも悪くないかな…と。 何だか急に寒くなってきましたね。今年も残すところ、あと2ヶ月と半分。夢中で過ごしている間に、あっという間に時間が過ぎてしまってました。やりたいと思うこと、どれだけできたのかな~と、自戒を込めて振り返っています。
猛暑日の続いた今年の夏でしたが、もう8月も終わりなんですね。数日寒いほどの天気が続きましたが、もう夏も終わりだな~と思う間もなく、このまま秋になだれ込むのかと思うとちょっと寂しい気もします。でも、残暑はまだ続くのでしょうね。体調管理に気を付けて爽やかな秋を迎えたいですね。皆様もご自愛を🥰 今年の我が家の庭は日当たりも良くなり、数年ぶりに野菜を植えています。トマト、ナス、キューリ、しし唐、オクラ・・・狭い庭なので、植えられそうなところにあちこちと…。😅シソも買ったのですが、いつの間にか1昨年のこぼれ種から6,7本自生してました。今年はシソの実漬けがたっぷり食べられそうです😊今はそうめんの薬味にしたり、野菜サンドにレタスの代わりに挟んだり(意外と美味しい!) 茄子はもう5~6個立派なものが穫れ、いま秋に向けて次の収穫ができるかどうか期待しているところです。(葉が虫にずいぶんやられました)トマトは、毎日何個かずつ赤く 熟れて食卓に彩を添えてくれます。今日は2個しか熟れてないので明日の野菜サンドに使います。オクラは初めて植えてみました。 普段あまり食べなかったのですが、知人のお宅で茹でたてのオクラをごちそうになったとき、あまりの 美味しさに考えが変わりました。😊 植えたのは赤い色のオクラです。👇どんなお味でしょう? どれくらいまで色付けばいいのかな?収穫のころ合いが難しいですね。 取り敢えず赤色の濃そうなものから1,2本収穫して見ましょう。😊(画像の色合いがあまりよくありませんが🙇)夏の終わりと言えば、毎年この頃になると無性に食べたくなるのが冬瓜。でも、お店に出ているときと出てないときがあるので、年によっては食べ損ねてしまうことも。今年はどうかな~?ブリかスペアリブと一緒に煮るのがお決まり。今年はスペアリブの予定です。残った冬瓜は(デカいからなかなか食べきれない)ベーコンと一緒にスープにします。そうやって、やっと秋を迎える心の準備ができる夏の終わりです。 🎹🎹🎹🎹🎹 9月、演奏会の予定が1つ入ってきました。3月の記事で紹介しました、私が今の奏法を始める最初のきっかけになったピアニストさん、川村文雄さんのコンサートです。何と、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第23番イ長調」を演奏します❕前回と同じ『モーツァルトを楽しむ会』(指揮者の方が主宰されている、多分クラシック愛好者の団体です)さんの企画・主催です。川村さんは数年前、突然耳の病気をされ、まだ十分回復したとは聞いていないのですが、こうしてコンチェルトも演奏され(昨年はチャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番を演奏されました)、また音大でも引き続き指導に当たられています。プロフェッショナルズオーケストラ第10回定期演奏会 9月11日(日)於川崎市男女共同参画センターすくらむ2114:30 開演 3,000円 当日券有演奏家が耳が不自由になるってどういうことなんだろうと素人目には心配の一語しかありませんでしたが、でもプロには身体的な聴力は失っても、心の(あるいは頭の中の)聴力があるんでしょうか。むしろ音に対してとても敏感になるということもあるのかもしれませんね。ベートーベンにして然り。フジコヘミングさんにしても然り。頭の中は音楽でいっぱいなんでしょうね。『聴こえを失っても音楽は失われない』これはどなたかの名言のようですが、川村さんのブログの中で見つけた言葉です。川村さんの早い回復を祈りながらモーツァルトのコンチェルト、聴いてきます。 さて、今年の中秋の名月は9月10日ですね。真ん丸のお月様が見れるといいですね。お月見団子にススキを添えて(我が家は猫じゃらしかな?(^▽^)/)更け行く秋を楽しみたいです。🎑
暑い日が続きます。外は猛暑で買い物に出るのもはばかられる毎日ですが、家の中はエアコンのお陰で快適に過ごせるのがありがたいですね。🔶🔹🔹🔹🔹🔹🔶そんな暑い日の我が家のお昼の定番はこれ👇!サラダうどんならぬサラダそうめん。本来はうどんで作るのですが、なるべく火を使いたくないのと手早く作りたいのでそうめんにしました。こだわりは、たっぷりのっけたポテトサラダ、そして野菜にかけたマヨネーズ。この2つがポイントです。(隣の鉢のものは庭で採れた茄子で作った煮もの。カボチャや、厚揚げ、人参と炊き合わせました)+盛り付けとマヨネーズのかけ方が……もうちょっと何とかならないか…😞つゆも隠れてしまってますね😊元祖のサラダうどんは、以前勤めていた所で、まだ土曜日がお休みになってなかった頃、午後も残って仕事をするときなどよく出前を取っていたのですが、その時初めて『サラダうどん』なるものを知ったのです。うどんにサラダ?意外な取り合わせに目を丸くしましたが、先ずは味見をと注文してみました。冷たいうどんの上にたっぷりのキャベツ、キューリ、トマトがのっかっていてマヨネーズがレタスの上にのっかっていました。そしてその脇にポテトサラダが。1口食べて、その美味しさの虜になりました。冷えたつゆとマヨネーズの絶妙な取り合わせ。そしてその味をさらに引き立ててくれるポテトサラダの美味しさ。めったにない衝撃の出会いでした。以来、サラダうどんにやみつきになり、いつしか我が家の夏の定番メニューとなっていました。うどんが冷や麦になり、そうめんになり…と、ときどきで変わりますが、冷えたつゆとマヨネーズ、ポテトサラダは必須です。あの日の味を今でも思い浮かべながら食べる、夏の暑い日の我が家の定番メニューです。そして、右側の少し変わった形の鉢は実は、小皿とお揃いでこんなです。👇取り箸もついていて、穴にさしておいてもいいそうな… 面白い使い方ですね。5月の日曜日にコンサートに行ったとき、会場のある最寄り駅のコンコースに出店していたお店で買ったものです。 他にこんなものも買いました。👇小ぶりなお茶碗と蓮華。お粥なんかちょっとよそって食べたらおいしそうだなと思って買いました。なんでも、ベトナムのジッチャン村と言う所で作っているものだとか。 思わず、バッチャン村じゃなくてジッチャン村なんですね、と突っ込んでしまいました。 30代後半くらいの感じのいいお姉さんが、にっこり笑いながら嬉しそうに頷いてくれて、私も 思わずにっこりでした。現地まで出向いて直接買い付けてくるんだとか。アジアン風でありながらどこか日本的なところもあって、そんなところにひかれたのかなと後になって思ってしまいました。残念なことに、蓮華は2本とも欠けてしまいましたが、気に入ってるだけに捨てるに捨てられず何とかリメイクできないかな~と 貧乏くさいですね。安定性がいいので、欠けたところをヤスリで削って薬味入れか小さな花入れやなんかにでも使えないか…とか。(売り子のお姉さんはそういう使い方もあると言っていました) 🎹 🎹 🎹 🎹 🎹 🎹少し現在のピアノの練習、レッスンの状況を書いてみます。つまらないと思いますので、適当にスルーを🙇☆レッスン曲は3つ。①奏法の基本「初めの一歩」で打鍵と音色を毎回確認します。(10~15分位)②プレインベンション 9番③ギロック「フランス人形」プレインベンションでは10番までは取り敢えず順番にやって、その後は先生に選んでいただいてということになりました。バッハの曲を聴いておくといいですよと仰っていただいているので少しづつそんな時間を作ろうと思っています。(だいぶ前から、そんなことを言っているような…)ギロックは大体いつも自分で選曲して見て頂いているのですが、「フランス人形」を選んだら先生がエッという顔をされて、もう少し先の方の曲を選んだ方が…、見たいなニュアンスを感じたのですが、右と左を交互に使ってメロディーを出すと言う所が多分私の苦手な部類に入るかなという気がして敢えて選曲しました。やって見るとやはり難しい!音符の並び方は一見易しいけれど、表現を加えてということになるととても簡単になど行きません。やはりここでも弱音の扱いがとても難しくて、8分音符6つを左手と右手で繋げるわずか1小節(最下段2小節目)を、気が付けば1時間も。そんな感じで、時間のほとんどを部分練習に使っています。pの部分をしっかり出して優雅な雰囲気が出せたらいいな、が目標です。☆自宅での練習はレッスン曲の前に、先ずウォーミングアップとして次の2つをやっています。①ハノンで指の筋肉を慣らす練習プレインベンションを始めた時、左手がほとんど動かないということに遭遇し、これはまずい!ということでハノンで指慣らしをすることにしました。取り敢えず49番の指をいっぱいに開くというのを片手ずつ、初めゆーっくり、次に少し速度を上げて、そしてもう少し速くの3パターンで1往復ずつ。(左手は2回ずつ)1音1音を確認しながら且つレガートにを心掛けて丁寧に弾きます。これだけで15分位はかかります。(両手を合わせるのは左右が慣れてきたら)②スケールとアルペジオ短調の指遣いがまだ十分でないので、それを覚えることと、最後のカデンツがスムーズに入れられるようにが当面の目標です。長音階、短音階をワンセットで1~2週間くらい続けます。(なかなか覚えられない)ここまでで大体30分くらいたっています。それから課題の曲の練習です。大体1時間くらい。という、何ともマイペースなのんびり感一杯の私の練習です。 今日は満月なんですね。昨日も、綺麗な月が出ていますが満月なのかしらとブログに書いてる方がいらっしゃいました。1日違いでも、晴れた空に出る月はとても綺麗ですね。漆黒の闇に浮かぶ月の光を浴びたら、しばし日中の暑さも忘れられるかも。そして実は、この満月に合わせるかのように、この数日はペルセウス座流星群が出現する期間でもあるんですね。今年は明日の未明3時ころが一番多くみられるとか。満月を愛でた後、流星群を眺めるなんてのもちょっとロマンがあっていいですね。今日は雲の多い朝でした晴れてくれるといいのですが…
暑い日が続きます。 今年は異例の6月中の梅雨明け宣言。暑い暑い夏がはじまったのですね。気が付けば、サルスベリはもう 花をつけていました。 田舎では、金魚草と言っていたこの花も綺麗に咲き始めました。昨年うんと切り詰めていた木蓮の木が、今年の春には1個も花を付けなかったのに、何故か今頃生い茂った葉の間から2~3 個蕾をのぞかせていました。 紅梅が2個ほど実を付けました。たまにこういうことがあります。何だかこのまま食べてしまいたい ほどふっくらと。 どうやって食べようかな…?3週間ほど前に買ってきて植えていた茄子の苗がもうこんな大きな実を付けました。 買ってきたときは花しか咲いていなかったのに…。 (揚げ茄子にして美味しく頂きましょう)今日2日は『半夏生」。元旦から数えて183日目。1年のちょうど半分の日に当たります。1年の折り返し点ですね。この『折り返し点』という言葉にひどく感じるものがあって、何となく自分の人生に重ね合わせてしまいました。私にとってももうこれが人生の折り返し点なのかなとそんな気がして、これは何か気持ちのけじめをつけなければと例の『半夏生餅(はんげしょうもち)』、トライすることにしてみました。何とか無事に過ぎ去った日々に感謝し、これからの生活の平穏を祈って、神様に捧げます。ネットのレシピを参考にしながら、私流オリジナル版で挑戦してみることに…。もち米1カップにもち麦半カップを3時間水に浸して30分蒸します。…の予定だったのですが、蒸し布が見つからなくてお鍋で炊きました。もち米 もち麦熱いうちにボールで潰して丸めます。これに黄な粉をまぶせば出来上がりなのですが、私はあまり黄な粉を使わないので、今日は芋あんを添えました。(黄色いのが芋あん)お皿に敷いてある桜の葉は、昼間摘んだものを1分程茹でて塩漬けにしたものです。出来上がり!出来上がり!(ちょっと形がいびつですが) 芋あんが、素朴なお餅の味を引き立てて美味しく頂けます。 6月はコンサートは2回ありました。2度目は30日に、8日のクインテットの1人、昨年デビュー10周年を迎えた木米真理恵さんのコンサート。10周年ではショパンの「マズルカ」と「ポロネーズ」だけというこだわりの選曲でしたが、今年は”幻想”をテーマにプログラムが組まれていました。リサイタルへ向ける彼女の思い入れが感じられます。モーツァルト、ショパン、シューマン、シューベルト…。幻想をテーマにした曲は他にもいろいろな作曲家のものがありますが、やはりショパンの「幻想ポロネーズ」は外せませんね。8年半ワルシャワで過ごした彼女にとって特別な思いのある曲ではないかななどと思いながら聴き入りました。3月に受講した朝日カルチャーセンターでの高橋多佳子さんの講座では、この曲を生涯関わっていきたい曲とおっしゃっていました。ラストを飾るのは、シューベルトの「幻想曲ハ長調 Op15 さすらい人」。シューベルトの作品としては高度な演奏技術を要する作品ということらしく、シューベルト自身が上手く弾けず『こんな曲は悪魔にでも弾かせてしまえ』といった逸話があるとか。演奏者にとっては挑戦のし甲斐もある曲なのでしょうか。多忙な中でも、ますます技術に磨きのかかった彼女の演奏だったのではないかと思いながら、ワルシャワの空を駆け抜けるような彼女のピアノに耳を傾けてきました。演奏後、満面の笑みで撮影に応じる彼女初夏の花言葉
今年は梅雨時らしくよく雨が降りますね庭のガクアジサイ、昨年の庭木の伐採のとき、だいぶ痛めつけられたので,今年は無理かなと思っていたのですが、小ぶりながら健気に幾つか花(鰐?)を付けてくれました。☟ちょっとバランスに欠けますが、梅雨の庭に映えてなかなか色鮮やかです。(写真で上手く色合いが出せないのが残念ですが) 明後日、21日(火)は夏至ですね。西欧では夏至を特別な日として盛大に祝う風習があるみたいですが、日本ではどんななのかなと思って調べてみましたら、丁度農作業が一段落する頃のようで、関東地方では半夏生餅(はんげしょうもち)という、収穫したばかりの麦で作ったお餅を食べるとか、関西地方では、作物がタコの足のように大地にしっかり根を張るようにということでタコを食べる風習があるそうですね。あまり聞いたことはなかったですが…。昔はちょうど今の頃に田植えが終わるらしく、感謝と豊作を祈って作った半夏生餅を田んぼの四隅に供えてから食べたのだとか。 ちなみに「半夏生(はんげしょう)」とは、夏至をさらに3つに分けた雑節の1つで、夏至から11日目のことをさすそうです。7月2日頃がその日に当たるようで、丁度1年の半分に当たる日とか。(夏至からは少しずれるのですね) 初めて知りました。 夏至は季節の節目としても大事ですが、お餅大好きな私には花より団子!「半夏生餅」がとても魅力的に映ります。もち米とつぶし麦を一緒に蒸して、つぶしたものを丸めて黄な粉をまぶして食べるそうです。つぶし麦のプチプチ感がたまらないという…。時間があったら作ってみたいな~と。(私なら、きっと餡を丸めて入れちゃいそうです)また、コンサートの話題です。先日、代々木八幡近くのハクジュホールにピアノと弦楽の五重奏を聴きに行ってきました。昨年の11月に旗揚げ公演をした5人のクイーンたちによる2回目の演奏会です。単独の楽器での演奏会とはまた違って、息の合った腕達者な彼女たちの演奏に、安心して耳と心を傾けることができました。五重奏曲はどれも初めて聴く曲でしたが、特に、フランクのピアノ五重奏曲ヘ短調は4月、5人の内の3人のメンバーによるトリオコンサートでのメンデルスゾーン、ピアノ三重奏曲ニ短調と並ぶなかなかの大曲のようで、30分以上はあるかと思われる曲を見事に力いっぱい弾ききっていました。会場からはひときわ大きな拍手があったように思います。私も勿論、ブラボーです。恒例のアンコールの後の写真撮影会。客席からは一斉にスマホの手が上がります。 これまで室内楽は殆ど聴かなかったのですが、こうして会場で 直接聴く弦楽奏は、you tubeやCDで聴くのとは全く違った感覚 を覚えます。弦の響きがとても心地よく、じっくり耳を傾ける気 分になるのです。 今後も彼女たちの演奏会には通うことになりそうです。♪🎹♪🎹♪🎹♪🎹♪🎹♪🎹♪今度の火曜日、今月2回目のレッスンです。ギロックの「こどものためのアルバム」5番目の「手品師」。おどけたひょうきんな感じがとても楽しい曲。私らしからぬイメージの曲なのですが、明るく陽気な感じがとても気に入っていて、たまにはこんな曲もいいなと練習を楽しんでいます。左手のスタッカートを鍵盤から指を離さないで弾くという課題を出されて、慣れない弾き方に少々戸惑いながらも、また1つ小さな引き出しが増えるな~と、ちょと嬉しかったり…。こちらは20数年ぶりに対面したプレインベンション。一見、楽勝!と侮りかけたものの、右手と左手のメロディーが交互に出てきたら、頭の中がごっちゃになり、暗譜しようとしたら途中でどこまでいったかわからなくなったり、たったの8小節なのに慣れるのに大部苦労しました。一見易しそうに見えてもスラスラと弾くにはやっぱりそれ相応の時間と努力が必要と思い知らされた久方ぶりのプレインベンションでした。『他の曲もいろいろ弾いておいてください。』『練習の時、ザっとでいいから他の曲も5,6曲は弾くようにするといいですよ。』これは、今年に入って、お2人の先生から言われたこと。少しのんびり構えすぎてたかな~もうちょっと意欲的に取り組むようにしないといけないかな~そんな、振り返りをしているこの頃です。
5月、多忙な日々を過ごしていました。あれこれ雑多な用事で、なかなか落ち着きません。そんな中でも演奏会は3つほど。当初4つの予定が1つ増えて5つになり、さすがにそれではきつくて最後の2つはとうとうキャンセル。またの機会を待つことにしました。どの演奏会も、直接、間接に少しかかわりのある方たちだったので、かすかなご縁に感謝しながらの演奏会でした。☆5月15日(日)山本貴志ピアノリサイタル 於音楽の友ホール以前、エリザベート王妃国際コンクールで入賞された佐藤卓史さんとシューベルトチクルスで時々デュオを組んで演奏されているので、2度ほど聴きに行ったことがあります。山本さんだけの演奏を是非1度聴きたいと思っていたのでやっと念願叶いました。(3年前の2月、京都「青山音楽記念館バロックザール」での2つのコンチェルトの時は、チケットを取っていながらどうしても行けなくて、諦めた経緯があります)you tubeで聴く優しいイメージとは随分違っていて、全身弾丸のようになってピアノに飛び込むような激しさにびっくりしてしまいましたが、ショパンのピアノに込める心の激しさのようなものを感じ取れて、心にしっかり伝わってくる演奏のように思いました。”幻想ポロネーズ”、圧巻だったかも。当初ショパンとラフマニノフの2部構成だったのが、ポーランドをもう1つの活動拠点とする山本さんにとってウクライナ情勢のこともありラフマニノフを外さざるを得なかったようです。急遽オールショパンに変更になったとのこと。ロビーでは、ポーランドでウクライナ支援をされている方のために、私もコイン2枚の寄付をしてきました。(少なすぎ?取り敢えずは気持ちで😊)☆5月17日(火)ディーナ・ヨッフェピアノリサイタル 於東京文化会館小ホールこちらは、私が今レッスンに通っている教室の監修という位置づけにいらっしゃるディーナ・ヨッフェ先生。一門を取りまとめていらっしゃる師匠の師であり、大切なご友人でもいらっしゃるそうな。そういう方の演奏を一度は聴いておかなくてはと、文化会館まで行ってきました。(2年前、1度チケットを購入していたのですが、コロナ禍で中止になってしまい、念願のリベンジです!)今回はベートーベン中心のプログラムのようでしたが、豊かな響きと色彩感のあるベテランならではの安定した演奏に、どこか心がホッとさせられた演奏会でした。後ろの席にいたお二人連れのご婦人たちの”いい演奏会だったわね!”という会話を耳にしながら私も”ええ、本当に!”と満ち足りた気分で家路につくことができました。ちなみに、ヨッフェ先生は、1975年第9回ショパンコンクールでクリスチャン・ツィーマーマンさんと1,2位を争われ2位になられた方。昨年のショパンコンクールでは審査員も務めていらっしゃったので、親しみを持って眺めさせて頂いていました。(^▽^)/☆5月22日(日)佐々木崇シューマンリサイタルvol8 於ウェスタ川越こちらは、私がロシア奏法を知るきっかけになったお2人のピアニストさんのうちのもうお1人の方です。4年前、表参道のカワイでチラシを見つけ、シューマンシリーズを手掛けていらっしゃるということで関心を持ったのですが、偶然にも当時不定期でレッスンをして頂いていた先生と同窓の方でした。この方の演奏会は今回で3度目ですが、思いがけないハプニングも…😲😲😲😲😲何と、同じ教室にピアノを習いに来ていた知人が(お付き合いはしていませんでしたが)会場にいるではありませんか⁉”エッ、なぜあなたがここに???” と、とんでもない言葉を思いっきりぶつけてしまっていた私!!失礼にも、程がありました!😞😞😞🙇🙇彼女は仲のいいお友達がこのピアニストさんと懇意にされているそうで、その関係で会場に足を運んでいたのだとか。ピアノの弾き合い会や飲み会にもご一緒したとか。”エーッ!ウーッ!ウヮーッ!”(なにやら猛獣のような🙇)と、何とも言えない呻きが私の口から漏れ出たことは言うまでもありません。(飲み会……あたしも行きたい!)こんな不思議なご縁もあったのですね。帰り、彼女とは自宅の最寄り駅まで電車をご一緒しました。そして彼女がピアニストさんとお話しした後、私も少しお話しさせて頂きました。😊この方のCDに入っている「交響的練習曲」がとても素晴らしいのです!そのことをお伝えしました。自宅でyou tubeでリヒテルの演奏を聴いていたはずなのに、”私、今あのCDを聴いているのかしら?”と思わず錯覚しそうになり、確認しにリビングまで走って行った程。そんな思いがけない出来事もあったこの日の演奏会でした。※諦めたのはこちら👇 ショパンフェスティバル2022 於カワイ表参道パウゼ(ショパン協会主催)今年は~ポロネーズ~がテーマになっているようです。30日(月)の山縣美季さんと31日(火)の古海行子さんの回。昨年のショパンコンクールで気になっていた方たちだったので、この機会にと思ったのですが、どうしても時間が取れなくて泣く泣く断念しました。😢パウゼは何かと出向くことが多いのですが、3年前大好きな彼女もこのフェスティバルに出ていたので、そこで初めて声をかけたという思い出の場所にもなりました。🎹 🎹 🎹長くなりそうなので、レッスンのことはまた次の機会に・・・🙇 (十分、長いですが😊)あ、ギロックの「こどものためのアルバム」はまだ当分続きます。それから、少しバッハにも関心が向いてきたので、30年程前最初のいくつかをやってそれっきりになっていたプレインベンションからスタート!ム、ムズイ❕ 右と左が両方で足を(いや手を)引っ張るゥ~~😲😲😲
先日、ブロ友さんの記事でラドゥ・ルプーさんが亡くなったことを知った。76歳。 病気のため、2019年に引退を表明していたとか。ラドゥ・ルプーさんの演奏会はもう何十年も前に1度行ったことがあるが、当時のことは殆ど覚えていない。かろうじて、その風貌と名前を憶えているくらい。改めて演奏を聴いてみた。色彩感のある豊かな音色、優しい音の運び。こんな演奏をする人だったのか…。あの頃は誰がどんな弾き方をしてどんな音色でなんて考えたこともなくて、ただひたすらどんな曲かなとプログラムだけ見て演奏会を選んでいたような気がする。そんな中で、ダンタイソンさんだけは音色の美しさに惹かれ何度か通うようになった。ラドゥ・ルプーさんの経歴を検索してみたら、なんと、モスクワ音楽院でリヒテルやギレリスと共にゲンリヒ・ネイガウスに学んだブーニンのお父さんでもあるスタニスラフ・ネイガウスのお弟子さんだった。 オオーッ!!だからこの音、この演奏か…豊かで流れるような美しさのある、心にすっと寄り添ってくるような繊細な…数十年たって初めて目を留めたラドゥ・ルプーさん出会えてよかった…とても懐かしい人に出会えたような気分だった。そんなラドゥ・ルプーさんがデュオを組んだ相手が、なんとあのマレイ・ペライアさん。 ワオー!!ペライアさんは、私がシューマンに関心を持つきっかけを作ってくれた人。ペライアさんのシューマンのピアノソナタ2番を聴いて、私はすっかりシューマンのファンになったのだ。そして川村文雄さんのアラベスクに辿り着き、ロシア奏法を知るきっかけになった。スタニスラフ・ネイガウス、そしてマレイ・ペライア‥と不思議な糸でつながったラドゥ・ルプーさん。訃報に接して、初めて目を向けたピアニストさんだったけれど、こんな糸でつながっていたなんて…。ブラームスやシューベルトに秀でた方のようでそんな動画がたくさんありました。(シューマンも)1000人に一人のリリシスト(抒情詩人)。叙情性に溢れた演奏をする人。現代最高のピアニストのお一人とか。どうぞ安らかにマレイ・ペライアさんとのデュオ演奏、シューベルト最晩年の作品、幻想曲ヘ短調がありましたので貼っておきます。 お時間ありましたらどうぞ🙇 Schubert Fantasy F minor D940.Op103 (Part 1) Schubert Fantasy F minorD940.Op103 (Part 2) まとめて聴きたい方はこちらのyou tubeから👇 You Tubeで見るをクリック。🎻 🎻 🎻 🎻 🎻そしてこちらは、先週行ったコンサート。江東区の豊洲シビックセンターホール。ヴァイオリン、チェロ、ピアノによる室内楽でした。昨年の11月にヤマハホールであった女性5人によるクインテットの内、3人のメンバーによる演奏会です。豊洲シビックセンターホール ステージ後方に見えるのはお台場のベイブリッジ 終了後、恒例の撮影会(画像が不鮮明ですみません)ベートーベンのヴァイオリンコンチェルト(1楽章)の予定が変更になって、モーツァルトのヴァイオリンコンチェルト5番(1楽章)とショスターコービッチのピアノ三重奏曲1番になりましたが、それもなかなか良かったです。メンデルスゾーンのピアノ三重奏曲1番はやはり聴きごたえがありました。好きな曲です。ベートーベンのチェロソナタ4番は、you tubeで聴いてみた時は特別な感慨もわかなかったのですが、演奏会場で直接聴いてみると、いや、素晴らしい!チェロがとても重厚な響きで豊かなメロディーを奏でてくれて、じかに聴く楽しさを存分に味合わせてくれました。 チェリストさん、Bravo!!(ピアニストさんも)ヴァイオリンの方も繊細ないい演奏をしていたと思うのですが、私的にはもう少しぼりゅうむ感が欲しいかなと思ってしまいました。でも引き込まれるいい演奏だったと思います。室内楽は普段ほとんど聴きませんが、生で聴くと思わず引き込まれてしまいます。これからもこんな機会を持ちたいなと思いました。今月はコンサートはこれ1つでしたが、来月5月は懸命に絞ってみても4つになってしまいました。中には同じ日に重なっていて、さてどうしたらいいものか、義理で選ぶか人情で選ぶかと迷った挙句、今回は義理で、とやっと選んだ状態。一ヶ月にコンサート4つは、私にはちょっと多すぎなのですが、ピアノのレッスンが5月は1回だけなので、ま、よしにしましょうといったところです。 豊島区にある長崎公園の御衣黄(ぎょいこう)の桜、今年も見頃を失してしまいました。😞緑の色が薄れて赤味が出ています。(来年こそは!!)
桜の花便りの聞かれるこの関東地方。そんな話題でしばし心も癒されますね。今年は我が家の庭は大変さみしいものとなってしまいました。昨年の秋、庭の木を思い切ってうんと短く切り詰めて貰ったら、木蓮から桃の花、梅からサザンカ迄ほんの数えるほどしか花をつけませんでした。桜も今年は望めそうにありません。(桜の花や葉の塩漬けを予定していたのですが…😞)かろうじて咲いている源平桃👇。 1枝か2枝だけ… さみしー でも貴重それでも、一昨年のこぼれ種から芽を出した菜の花が殺風景な庭を春らしく演出してくれています。昨年は芽が出なかったのに、気が付いたら今年は何株か黄色い花をつけていました。もちろん、蕾の時は美味しく頂きました。🙇そんな3月ですが、振り返ってみたら、私には珍しく何とも忙しく過ごした月でした。長年の不養生を反省して定期健診から3大成人病検査他、コンサートやカルチャー講座にピアノレッスンと三日に1度は出かける日々。交通費だけでも目が皿のようになりました。当分、出費を控える生活を強いられそうです。😞そんな慌ただしい日々でしたが、コンサートは3つほど。減らしに減らしてやっと選んだ3つでした。13日は、ロシア奏法を始めるきっかけになったピアニストさんの演奏会。3月後半は、23日に北青山の”スタインウェイ&サンズ東京”のショールームで、西尾真実さんの演奏会。 ”スタインウェイ&サンズ” 『西尾真実、オールスクリャービンコンサート』 プログラム(見えづらくてスミマセン)西尾さんは、桐朋学園大学卒業後、モスクワ音楽院に留学、最優秀国家ディプロマ取得。第15回スクリャービン国際コンクール第1位、第16回マリア・ユーディナ国際コンクール第1位、第45回日本ショパン協会賞受賞等輝かしい実績を上げていらっしゃる若手ピアニストさん。スクリャービン生誕150周年記念に寄せて、オールスクリャービンのプログラムでした。スクリャービンはエチュードOp 8-12くらいしか知らなかったのですが、ロシア奏法を始めてから強く関心を持つ作曲家の1人となったので、いろいろ聴く機会が欲しいと思って行ってきました。ラフマニノフとはモスクワ音楽院で切磋琢磨の朋友だったのですね。作曲家よりもピアニストを目指していたスクリャービンはピアノの成績でラフマニノフに後れをとって2位だったとか。さぞ、悔しかったのではと、勝手に想像を巡らせたりしています…。定員50名ほどのスペースでしょうか、コロナ禍で限定25名の少人数での開催でした。(ラッキー😊)使用ピアノは、コンサートモデルD274。茶色い色をしていますが、これはあえて塗装していないものだということです。(材質を見てもらうためだとか)ん~、でもやっぱりスタインウエィのあの豊かな広がりを感じるには、もう少し広い会場の方がいいのかな~という感じがないでもなくて…。ん、でも西尾さんの力強く華やかなスクリャービン、堪能できたかもいいなと思う曲も幾つか見っけ❣スクリャービン熱、少し高まりそうです! コンサートモデルD274そして、30日は東京文化会館小ホールで。『パーヴェル・ネルセシアンピアノリサイタル』こちらは、言わずと知れたロシアのマエストロ(?)モスクワ音楽院で教鞭をとっていられるピアニストさんです。ここ何年も表参道のカワイでロシアンスクールの指導で来日していらっしゃるようです。若い演奏家の方たちも何人もの方がかってこのスクールを受講されていました。ロシア奏法の音色というものに直接触れてみたいと聴きに行ったのですが、猫に小判。シューマンは好きなのですが、プログラムが普段あまり関心のない曲だったので、ひたすら発せられる音に関心が向いてしまいました。演奏そのものに没頭できなかったのがちょっと残念でした。素晴らしいピアニストさんなのにもったいないですね。 ネルセシアンさん、私の耳、ザル耳でゴメンナサイ。本当に猫に小判です!アンコールに3曲。そのうちの1曲がウクライナの作曲家のシルベストロスのワルツ。この世相の中、ロシアの音楽家としてウクライナの人々への思いが込められているように思いました。(あと2曲はチャイコフスキーの四季から6月と12月)…と、ロシアに関係のある演奏会ばかりが続きました。でも、よく考えたら、好きでよく演奏会に行っていたダン・タイソンさんや中村紘子さんはロシア奏法なのですね。そんなこと何も知らずにかっては演奏会に通っていました。他にも、2002年第12回チャイコフスキー国際コンクールで1位だった上原彩子さんや鈴木弘尚さんはネイガウス派の流れを汲むピアニストさんたち。お二人の演奏はまだ聴いたことがありませんが、機会があれば是非聴きにいってみたいなと思う方たちです。あちこちのブログでは、牛田智大君や藤田真央君、小林愛実さんとか今が旬の(話題性で)方たちの話題で溢れていますが、私は地味にしばらくはロシア奏法関係のピアニストさんの演奏会に足を運ぶことになりそうです。 レッスンの方、3月に元の先生のもとで再開して、もう2度ほどレッスンして頂きました。発表会の様子もまずまずの報告が出来て、新たな気持ちでこれからの練習に臨めそうです。レッスンの中、人に聴かせようとする演奏をするようになりましたね、と思いがけない言葉を頂いて思わず顔面崩壊これから頑張りたいと思う気持ちが、そのまま練習に現れたのかな、とピアノに嘘はつけないなと思った瞬間でした。