また久しぶりの投稿になりました(笑)
陽気に誘われてついついブログの虫も騒ぎだしてるような…😊
昨日はまだ蕾だった木蓮が
今日は幾つもきれいに花を開かせました。
植物は本当に力強いですね。
パワーが貰えそうです。
もう少ししたら
隣の桃の花も
今年はたくさん花を
付けてくれるのではないかと…
明るい日差しの中、暖かな空気に触れてるだけで
幸せな気分になれるから、春っていいですね。
1昨日の蕾
さてさて、季節の話題でごまかそうなんて
それはちょっと甘いですね。
発表会ですよね。
良いお話しと悪いお話しです……
先週の土曜日、一門の発表会、無事に終了いたしました。
朝9時半から夜の10時までびっしり。
午前中は奏法を習う趣味の人たち、
午後から夕方までは音楽を専門に学んだ(或いは学ぶ)人たち。
そして夕方以降は一門の誇る名手たちがぞろぞろ、ぞろぞろ。
巣立って演奏活動をしている人たちや、
門下の教室で講師をされてる先生方。
いずれ劣らぬ(ムム、表現がちょっと不適切かな)
腕達者な方ばかり
(某音コン1位2位、国際コン上位入賞の方たちも結構いらっしゃるのです)
この時間帯になると夢の饗演(宴?)とばかり
客席はかなりの人で埋まっていました。
私も、発表会に参加するもう1つの楽しみは
この方たちの演奏を聴くことでもありました。
(自分の出番と食事の時以外はずっと演奏を聴いていました)
進行が遅れてきたときは、私は終電に間に合わないのではないか、
とずっと気になり、その辺のホテルになんか泊まったことないよ、
どうやって朝の始発までを過ごせばいいんだろう、
なんて本気で真剣に考えてしまっていました。
だって、最後の大トリがあの方だったのですもの。
これだけは絶対外せない❕と
(私が今の奏法を始めるきっかけになった方。
実はもう1人の方も今回は参加して下さってました!)
幸いお休みされた方たちが何人かいらっしゃったようで、
そして昨年代理レッスンでお世話になった先生は
ご自分の身を削るように楽章を1つ減らしたりと、
そんなこんなで、何とか予定の10時を
少し過ぎたあたりで終演となりました。
終電、ばっちり間に合いました。😊
(帰宅は午前様でした。お腹がすきました😞。お昼にスターバックスの
Mサイズのコーヒーとフランスパンのサンドイッチを食べただけでした)
そしてこちらは○野楽○さんから特別に搬入されたベーゼンドルファー280VC。
調律師さんもベーゼンドルファー社さんでも飛び切りの方がついて来て下さった
ということで、とても恵まれた本当に素晴らしい至れり尽くせりの今年の発表会
でした。
そんなピアノをこの素敵な会場でさわらせて頂けるなんて
私のピアノ史上でも、
これ程の幸運はないのではないかと思ってしまいます
音はとてもまろやかでやわらかい感じでしたが、
自分で弾いているときは音が少しもこちらに
漂ってこないので焦ってしまいました。
他の人もそんな印象を持ったのかしら?
聞く機会のないのが残念です。
レッスンで先生に聞いてみようかな。
アンドラーシュ・シフさんがこのベーゼンドルファー280VCを(工場だったか展示場
だったか? ごめんなさい、記憶が抜けてしまいました)初めて弾いた時、
”僕は、明日からこのピアノしか弾かない”と言ったのだとか。
シフさん、今280VCを愛用していらっしゃいますよね。
発表会、いろんな意味でとても心に残る発表会になりました。
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と、長々延々と発表会のことを書いて来ましたが、
肝心の自分の演奏のことはどうだったのか
に全く触れていませんね。
ご報告いたします。
結論から言いますと、
全くの不出来。
撮った動画もしばらく見れませんでした。
やっとの思いで開いた時、さらなるショック。
気持ちがそのまましぐさや表情に出てしまっているんです。
そして演奏も音抜け、音間違い、etc.
昨年の動画と比べるとこの上なく悲惨です。
出来れば動画をアップしたかったのですが、
望みは叶いませんでした。🙇
実は本番数日前、ちょっとしたスランプのような状態に陥り、練習しない日が何日かあったのです。
直前でこれだと本番では絶対に弾けない、それは他の誰よりも自分が一番良くわかっているのにそれでも敢えて弾かない。
どうすんだ?!
……半分投げてる自分と、少し冷静になって事の収拾を図ろうとする自分がいました。
結果、この数日は空白だったけど、それまで培ってきたものがある、それでやって見よう!という結論に達し、発表会前日でしたが3時間ほど、気持ちを取り直して練習をし、本番に臨みました。結果は前述の通り。
自分の迷いや不安が身のこなしや演奏にそのまま出てしまっていました。
のめり込むぐらい練習に集中したい、それが出来なかったのです。
年のせいなのか、単なる怠けから来るものなのか、…多分両方。
それが落ち込む原因になったのかなと今は振り返っています。(入院や手術による影響は殆どありません。退院後はそのまますぐに練習できましたので)
こんな状態で来年のことが考えられるのかな、そんな気持ちに襲われてすごした発表会後の何日かでした。
でも先生からは、直前の予期せぬ入院にも拘わらず無事出演できてよったですね、と労わって頂き、選曲の雰囲気がとても合っていたというお言葉を頂けて、それで幾らか救われたような気がしました。
私としては曲のイメージを何よりも大切にしたいと思っていましたので。
足りなかったところはこれからの課題として目標に掲げ、又新たな気持ちでスタートできればいいな~とそんな気持ちになりかけている昨日今日です。
来年はできればチャイコフスキーの四季から「秋の歌」に挑戦できればいいな~と思っているのですが、先ずは譜読みをして見ないと…。難しいところが出てきてヤメターなんてことにならないように。
と、大変暗いナーバスな内容になってしまいましたが、不快になられた方がいらっしゃいましたらごめんなさい。時にはこんな気持ちになることもありますという思いで書いてみました。できるだけ明るい話題で書けたらいいなと思っているのですが。🙇
暖かい春の陽気に包まれた今日、池袋の芸術劇場の広場にある野外音楽劇場”グローバルリンク”(でいいのかな?芸術劇場はしばらくご無沙汰しているので様子が分かりません)の野外コンサートに行ってきました。
『100万人のクラシックライブ」という、気軽に普段着で演奏家の生演奏に触れられ、人と人との笑顔のつながりを広げるというコンセプトの豊島区主催の催し物のようですが、今日はヴァイオリンの曲が中心でした。(ピアノソロは1曲だけ。ショパンのスケルツォ2番)
私の一押しのピアニストさんがピアノを弾かれるので、行ってまいりました。
お二人にデパ地下で買った可愛いカヌレのお菓子をプレゼント🥰。
エルガーの「愛のあいさつ」、クライスラーの「愛の悲しみ」、マスネの「タイスの瞑想曲」などなどおなじみの曲がずらり、楽しい午後のひとときを過ごさせて頂きました。🥰
ピアニストさんは、この後3月4月にサロンコンサートも予定されているので楽しみです。
やっと春が来たという感じですネ
皆様、よい春を🥰