青空を羽ばたくためにVOL.8
【女性のイジメ、妬みと嫉妬】
今日のお題は、
1 大人の女性イジメの傾向
2 公園デビュー
3 公園デビューの留意事項
4 ママ友(利点・欠点)
5 ママ友のいじめ・子供のイジメ
本日の担当は、クルーNO.2023
SAKUCHINです。
新年早々に風邪をひいて
寝込んでしまいました。
咳のしすぎで腹筋が痛いです。
では、今年もよろしくお願いします。
前回のまとめ
善良なはずの先生が闇落ちする理由を堕天使になぞらえて考察してみました。
人は弱い生き物です。たとえ教職者であっても強欲の心に囚われた場合、それに抗うことは簡単ではありません。
教師と接する場合、先生も弱い人であり対等の関係にあることを理解する必要があると私は思うのです。
前回の記事↓
私は、先生も生徒も親も『対等な関係』だと思っています。それは「過度の期待もしない』と言う事に他なりません。
今回は
女性のいじめの特徴について考えてみようと思います。
もし、あなた自身あるいはあなたの大切な人が心に大きな傷を負ってしまっているのなら、このお話が回復への一歩になることを願っています。
大人の女性イジメの傾向
1 高校生(15〜18歳)
2. 青年期(18〜25歳)
※特定の異性に対する行動がイジメに発展することも...
性ホルモンの分泌が安定し、性差によるいじめは減少する傾向がありますが、自己意識が高まり自己評価や他者からの評価に敏感になるため、外見や能力に関するいじめの傾向は継続しています。また、社会人としての自立から社会的な地位や人間関係によるいじめが見られる様になります。
3. 育児期間(出産後の数年間)
出産後のホルモンバランスの変化により、心理的な不安やイライラが増えることがありますが、いじめとの直接的な関連はありません。
ただし、オキシトシンの分泌量が増えてグループ形成が促進されます。
育児に関するストレス・孤立感などがある場合や育児に関する情報や支援の不足が原因となり、子どもに対するいじめ(虐待)の要因となる可能性があります。
オキシトシンは、脳の視床下部から分泌されるホルモンで「愛情ホルモン」や「信頼ホルモン」とも呼ばれ、人間の社会的結びつきや信頼感を促進します。
ハグ・ハイタッチ・見つめあったり家族の団欒などでも分泌されるそうですが、共同体感覚の上昇に伴ってオキシトシンの分泌が増えると言えます。
しかし、このホルモンが一部のグループ内で強化されると、グループ内外で個人への排他的な行動、つまりイジメにつながる可能性があります。自分たちのコミュニティーを守るためにサクション(排除行動)が起こり、より関係を強化しようと働くのです。
また、オキシトシンは女性が子を産み育てる事に大きく関与しているホルモンであり、女性がグループを作る傾向はここから説明でき、イジメの態様にも大きく影響しています。
特に、初めて母親になった時の不安は大きく、核家族化が顕著になった現代において両親や祖父母のアドバイスが受けられないことは大きな不安要素となります。
高学歴化の結果、地方出身者は大都会に転入して定住し、そこで新たな家族を作ることで核家族化が顕著になった我が国において、家族や教育・福祉関係の研究書を見ても、核家族化による家庭の教育機能の低下や親子のコミュニケーションの希薄化など、いたるところで問題が生起しているのです。
また青少年非行・犯罪、不登校、児童虐待など、今日の教育問題の要因として核家族化が挙げられることも多いのです。
育児において困った時にGoogle先生も頼りになりますが、ボキャブラリーが乏しい場合は求める答えにたどり着かないという事もままあるのです。
そうは言っても核家族化は現実に起こっていることですから、
ママ友との関係はより重要になっていると言え、
公園デビューがママ友デビューの一つの形と言えます。
公園デビュー
公園デビューは、子供が地域の子供コミュニティに顔見せをすることではあるが、同時に母親など保護者が、地域の母親(保護者)コミュニティに参加することも意味し、特に母親など保護者のコミュニティは育児に関する一般的な情報から、地域に固有の育児情報の共有、あるいは保護者同士の交友や気晴らしといった機能も持っている。
公園での母親たちの井戸端会議は、子供の幼稚園・保育園選びから、季節の病気、衣服、発達段階ごとの注意事項、小児科選びなど、育児と幼児の健康についての情報交換を行うこともある。またこういった地域コミュニティへの参加から、家族同士の交流などを通して、地域社会への参加などといったものへも繋がる。
引用ーWikipedea 公園デビュー
ただ、初めてのママさんにとって
公園デビューは不安でしかないでしょう。
公園デビュー留意事項
1. 他の家族への挨拶
公園では他の家族や子供たちと交流する機会があります。幼児が他の子供と遊ぶ場合や、他の家族と一緒に遊具を使用する場合は、まずは挨拶をすることが大切です。丁寧な挨拶をすることで、他の家族とのコミュニケーションを円滑にすることができます。兄弟が多かった頃には、年長の兄姉から学ぶ機会がありましたが、長男長女・一人っ子はそういう経験は積むことができません。兄弟なら笑って済ませることも公園では通用しないのです。
2. おもちゃや持ち物
幼児が公園に行く際には、砂遊び用おもちゃや持ち物を準備しましょう。公園ではおもちゃを他の子供と共有することもあります。幼児にはおもちゃを他の子供とシェアすることを教えておくと良いでしょう。これはコミュニケーションの練習と言えます。また、大切なおもちゃや貴重品はなくさないように必ず記名するようにしましょう。
3. 子供の見守り
幼児が公園で遊ぶ際には、常に子供の安全を見守ることが重要です。公園には様々な遊具や施設があり、幼児が怪我をしないように注意が必要です。また、他の子供とのトラブルや事故を防ぐためにも子供を常に見守りましょう。
初めてのブランコ・初めての水遊び。一瞬の油断が重大な事故につながります。
これらの留意事項はほんの一部です。しっかり調べて幼児の公園デビューを安全で楽しいものにしましょう。
では、ママ友を作ることは必須ではないと思っていますが、利点・欠点について少しだけ紹介します。
ママ友(利点・欠点)
ママ友の利点
1. 子育て情報の共有
一番の利点は、ママ友との関係を築くことで子育てに関する情報やアドバイスを共有することができることでしょう。例えば、育児の悩みや問題解決のアドバイス、子供の発達に関する情報など、ママ友から得られる情報は非常に貴重でスピード感があります。悩みの本質に対してダイレクトな答えを得ることが可能です。
アドバイス:ママ友などのグループが苦手な人は、妊娠初期から地域のコミュニティーや子供や子育てに関する相談窓口を利用できるように準備してください。
2. 子供同士の交流の機会
核家族化が進むと、子供同士の交流の機会が限られることがあります。しかし、ママ友との関係を通じて、子供同士の交流を促進することができます。公園デビューなどのイベントや集まりを通じて、子供たちが一緒に遊ぶことで社会的なスキルを身につけたり、友情を築いたりすることができます。
3. 心の支えと共感
核家族化が進むと、母親が一人で子育てや家事を担当することが多くなります。ママ友との関係は、母親同士がお互いに励まし合い、ストレスや負担を共有する場でもあります。ママ友との交流を通じて共感や理解を得ることで心の支えとなります。
ママ友の欠点
1. 人間関係のトラブル
ママ友との関係には、競争や嫉妬、いじめなどの人間関係のトラブルが起こることがあります。特に、子供同士の比較や競争が激しい場合、ママ友間の関係が悪化することがあります。また、情報の過剰共有やグループ内の同調圧力も、人間関係のトラブルを引き起こす要因となります。
🚩イジメの心理についてはこちらの記事を参考に↓
2. 時間やエネルギーの消費
ママ友と良い関係を築くには、時間やエネルギーを割かなければなりません。子育てや家事、仕事との両立が忙しい中で、ママ友との交流に十分な時間を割くことが難しい場合もあります。
3. 依存関係の発生
ママ友との関係が深まると、依存関係が生じることがあります。他のママ友に頼りすぎてしまい、自身の意見や判断が薄れることがあります。また、ママ友の意見や行動に合わせることで、自身のアイデンティティが曖昧になることもあります。
以上が、核家族化と公園デビューにおけるママ友の利点と欠点の一部です。ママ友との関係を築く際には利点を最大限に活かし、欠点を回避するために、相互の理解や尊重、バランスの取れた関係を築くことが重要です。
しかし、時にバランスが崩壊してしまう事もあります。
それがママ友カーストやイジメです。
ママ友のいじめ・子供のイジメ
人類の進化や文明の進化を考えるとき、異質な人を『虐める』『排除する』心理は、生存競争や社会的な結束力を保つための一部として存在してきたと考えられます。
グループ内での規範や価値観に反する人々、つまり異質な人々を排除することでグループの一体感を保つという心理を脳科学的に制裁(sanctions)と言います。
女性は生物学的に弱く、オキシトシンの作用でグループを作ろうする傾向が顕著ですが、男性に比べてセロトニンの分泌量が少ないので不安になりやすいという特徴があります。
セロトニンは「幸せホルモン」とも呼ばれ、気分を安定させてストレスを軽減しますが、季節の変わり目はセロトニンの分泌が減少し、この事が不安や抑うつ・攻撃性を引き起こす可能性に影響しています。
セロトニンの分泌は日照時間に正比例しており、太陽光を網膜が感知することで分泌が促進します。
文化祭などの共同作業によりオキシトシンが最大化してグループ関係が強化されたところに季節の変化によりセロトニンの分泌が低下して不安を煽り、グループ内でイジメを増長させます。
日本人はセレトニンを再利用するためのセレトニントランスポーターが遺伝的に少なく、民族的に慎重で心配症で和を重んじる傾向が他の民族と比べて突出しているため、同調圧力に弱く、傍観者になりやすく、村八分などの異質な者を排除しようとする傾向が他の民族に比べて特段高いのです。
これは、江戸時代から日本人が長く戦争のない平和を享受し、災害や飢饉を乗り換えてきた順応主義が促進される時代が続いたからだと言えます。
心理学的には、妬みの感情が強まるのは互いの関係において類似性と獲得可能性が高くなる時と言われています。
類似性とは、性別や職種や趣味嗜好などがどれくらい似通っているかを示す指標です。その影響はグループ内において顕著と言えるでしょう。つまり、自分と同じ立場の人が自分よりも優れたものを手に入れると『悔しい』という感情が生まれやすいのです。
ママ友の中で、ほんの少しお金持ち、ほんの少し若い、ほんの少し子供の成績が良い、ほんの少し運動ができる。そして少しだけ弱い。
グループにとってイジメの理由(排除の目的)は、どんな些細な事でも良いのです。
問題なのは、オキシトシンの影響は大人であるママ達に顕著で、そこでイジメが発生した場合にママ友間のイジメが子供達のイジメへと発展してしまうことがあると言うことです。
1. 母親の態度や言動が子供に影響を与えること
ママ友間でのいじめが子供に対しての態度や言動に現れることがあります。
母親がママ友のことを子供に対して否定的な態度を示したり、いじめる様な言葉を使ったりすることで、子供のいじめに発展する可能性があります。
2. ママ友の影響力や子供への指導力
母親が子供に対して影響力や指導力を持っている場合、その影響が子供のいじめにつながることがあります。
母親がいじめを助長する言動を取ったり、子供に対していじめを指導したりすることで、子供のいじめに発展する可能性があります。
3. ママ友間のいじめが子供にストレスを与えること
ママ友間でのいじめが子供にストレスを与えることで、子供のいじめに発展する可能性があります。
子供がママ友間のいじめに直接的または間接的に関与している場合、そのストレスは子供の心理的な健康や幸福感に悪影響を与える可能性があります。
子供のイジメの陰にママ友のイジメが潜んでいる場合もあるのです。
核家族化が進み、様々な価値観が多様化する現代においてママ友というコミュニティーを活用することは有用だと思いますが人は弱い生き物です。
デメリットも理解して参加する事が大切ではないでしょうか。
私自身も同調圧力に弱く、イジメの加害者になり易いという日本人の遺伝子を引き継いでいるということを忘れずに、他者への共感・自己の価値観の保持・共同体感覚の醸成・コミュニケーションスキルの向上や感情の制御など人間の行動や心理を理解できるような考えをもつと言うことが大切だと思っています。
もしあなたが心に傷を負った直後であるならすぐに誰かに助けを求めてほしい。
まだ鳥かごの扉は開いています。
しかし、やがて鍵がかけられてしまいます。
でも、これだけは信じて欲しい。
あなたの価値はあなた自身が決めるのです。
人生の意味はあなたが与えるです。
明確な答えは無いとしても態度・行動・言動・表現・癖・野心・習慣・人格など、あらゆる行動があなたの人生に意味を与え、意味と合致していきます。
大丈夫。
必ずまた大空を羽ばたける様になるから自分を信じて。
人は弱い生き物です。特に女性は生物学的に弱く、グループを形成することで子供を守り育んできたという歴史があります。
それは愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンの影響が大きくグループを形成した時により分泌量が増えると言われています。
結果、イジメる側の人が圧倒的に多いという事が事実なのです。
次回のお話は、
『家族の形(機能不全家族)を考える』
をお待ち下さい。
もし、あなた自身あるいはあなたの大切な人が心に大きな傷を負ってしまっているのなら、このお話が回復への一歩になることを願っています。
最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
苦しんでいる人へ
苦しんでいる家族へ
伝えたい
でも、私たちの発信力は弱く
届ける事ができません。
もし共感いただけるのなら
フォローをお願いします。
あなたの幸せを祈っています。
フォローよろしくお願いします。
半年ぶりに再会しました(マルとムギ)
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