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今日のお題

◯ 就職
◯ 涙の理由
◯ カウンセリング
◯ 受診と自宅療養
◯ 心の平穏を求めて

の5本です。

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こんにちは
クルーNO.1003 TAICYOです。ウインク


独立・企業・法人化を目指す僕たちの挑戦を書いています。

僕は発達障害だから、社会が受け入れ難い「社会不適合者」として長い間苦しんでいた。

だから僕は自分の居場所を自分で作ることにしたんだ。
それが「社長になる」ということ。

僕と同じ様に悩んでいる人たちの参考になればと思っているよ。

ではよろしく

 

  就職

 

前回、

父からの遺伝(アレルギー体質と左利き)、

母からの遺伝(色覚異常)、

そして小学生時代からのアレルギーや歯科矯正の治療についての話をしました。

 

今回は少し時計の針を進めて、仕事の話をしようと思う。

 

僕は高校を卒業後、就職のために調理師専門学校に行ったんだけど、地元に良い就職口がなくてとある全寮制の職場に就職したんだ。

 

そこは2年更新の職場で2年おきに退職金がもらえるんだけど、かなりブラックな仕事だったかも知れない。ガーンガーン

 

3ヶ月間の基本研修の後、さらに3ヶ月間の専門研修を受けたらグループ毎の職場に配置されるんだけど基本研修からつまずいたよ。
 
仕事は丁寧に教えてくれるだけど、
基本的な動作が右利きを想定してるから
 
左利きの僕はどうしても動きがぎこちない。
 
これは今に始まったことでは無くて、子供の頃からの苦労だったんだけど
最悪だったのは研修が終わって各部署に配置が決まった時、一番嫌いだった奴と同じ部署になったってこと。
 
そいつは何かにつけて絡んでくる最低な奴
 
彼は前の職場に馴染めず、再就職としてこの職場に来ていたから立場はそう変わらなかったんだけどね。
 
個人心理学的に自己肯定感が低い人は自分自身に対して不安や劣等感を抱いているから、他人を見下すことで自分を上位に位置付けようとする。
 
優越感を持つことで自己価値を高めようとしてることは、子供の頃からその対象にされてきたぼくにはお見通しのことだった。
 
子供の頃と違うのはそいつは同じ寮に暮らしてるってことで、つまり僕には安らげる場所がなくなってしまったってこと。
 
僕を馬鹿にして優越感に浸ったとしても、それは一時的なもので本質的に問題の解決には繋がらないから、彼からのいじりは延々と続いた。
 
こっそり一人でタバコを吸ってる時間が唯一の安らぎだったかな。

 

  涙の理由

 

 小学校・中学校・高校・専門学校ではずっと友だちに助けられて、それなりに楽しく暮らして来たのにたった一人の存在に僕の心は疲弊していく。

 

あるとき先輩に声をかけられた。

 

『Taicyo、

 何かあったんか?」

 

そう僕は喫煙場で

 

無意識の状態で

泣いていたんだ。泣

 

その頃の僕は自己嫌悪だけじゃなくて仕事を辞めたいのに辞められないという思考から、行き場を無くしてしまっていた。

 

父さんはとても厳しい人だから、

 

「辞めたい」って言っても

 

絶対に許してくれない。

 

  ​カウンセリング

 

 精神的に不安定な状態だった僕は職場でカウンセリングを受けることになった。

 

 僕の職場には専属の臨床心理士がいてカウンセリングを受けることができるんだ。

 

 裏を返せばそれだけメンタルブレイクする人が多いってことなんだけどね。

 

確かにカウンセリングを受けると気持ちは楽になる。

 

『悪いあいつ』

『かわいそうな私』

 

『じぁこれからどうしたいのか』ってことが一番大事な話だけど、

 

 

仕事を辞めたい

 

これ以上でも、これ以下でもなかった。

でも上司も先輩も『頑張れ』『辞めるな』

『何とかなるから』って応援してくれる。

 

そこじゃない

そこじゃないのに...

 

そして臨床心理士の先生に勧められたのは、

精神科の受診だったんだ。

 

  受診と療養

 

 僕は職場の職域病院を受診した。

 

職域病院とは、特定の企業や団体が自社の従業員や関係者のために設置・運営する病院のこと

 

診 断

抑うつ状態で、

一ヶ月間の療養を要す。

 

そうして僕は自宅で療養することになったんだけど

 

正直父さんに会うのが怖かった。

 

  心の平穏を求めて

 

自宅での療養中にやったことは、

とにかく自分の状態を調べること。

 

1. 注意力の欠如:注意を集中して維持することが難しく、細かい作業や長時間の集中が苦手

他のことに気を取られやすく、簡単に散漫になる。

 

2. 多動性:子供の頃から落ち着きが無く座っていることが難しいためよく動き回ってた。

イライラしたり落ち着きがないと感じることがある。

 

3. 衝動性:思考や行動が制御しきれず衝動的な行動をとることがあって、ゲームやゲームのコントローラーを何度も壊していた。

先を考えずに行動したり他人の話を遮ったり、何を話してるのかわからないとよく言われる。

 

4. 組織化や計画立てが苦手:タスクを組織化したり計画を立てたりすることが難しく、時間管理や予測が苦手。約束や締め切りを守ることが難しい。

 

5. 忘れっぽい:日常生活での細かいことや指示を忘れやすく、物事を整理することが難しい。メモをとってもメモ自体が行方不明に。

頻繁に物を失くしたり、予定を忘れたりすることがある。

 

6. 集中力の欠如:興味のないことには集中できず、退屈な作業や単調な作業には苦痛を感じる一方で、興味を持ったことには熱中し、集中力が高まることもあった。

 

自分の状態を調べて出た結論は

 

 

僕は

ADHD(注意欠落多動性障害)

かもしれない

 

 

 

ってことだった。

 

そうだったんだ…と腑に落ちた。

僕が子供の頃から生きづらさを感じていたのはこれが原因だったんだ。

 

そう思うととても気持ちが楽になった。

 

理解し難いかもしれないけど

自分に発達障害があるかもしれないと思うことで

これまでいろんな失敗をして来たことが

 

それは仕方ない

 

って思えて気持ちが楽になったんだ。

生まれて初めて自己受容できる可能性を見つけた瞬間だった。照れ

 

 

 

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次回は精神科受診の続きを話すね。

じゃあ今日はここまで

またね

 

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今日は、TAICYOの名前由来を感じるエピソードでした。
TAICYOはうつ病になったことで幼少の頃からの自分を俯瞰して「自分には発達障害があるのかも」という結論に至ります。

それは彼の心に灯りをつけ、自己受容をもたらすきっかけとなるものでした。

次回 第五話「カミングアウト」

 

 

 

では次回もお楽しみに

By SAKUCHIN

 

最後まで読んでいただき

 ありがとうございます。

 

 皆さんの幸せを願っています。

 

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過去記事のリンクはこちらから↓

🚩 働けないなら【社長】になろう

🚩 VOL.1 プロローグ

🚩 VOL.2 発症

🚩 VOL.3 長い治療