妊婦のためのママフォトグラファー やまぐちゆかさん が作った写真集、
「１０１人の妊婦裸写 命をかけて命を産む母親たちの物語」が届きました。
１０１人の妊婦さんや、その家族と一緒の写真。
そして、一人一人がお腹の赤ちゃんにあてたメッセージが並んでいます。
読みながら、もう涙が止まらず、
一気に見て、読んで、このじんわり感にひたりました。
１０１人の方のメッセージを読んでいて、
お子さんを亡くされた方、流産された方、やっとで授かった方、もたくさんいて、
あぁ、本当に、産まれてきてくれたのが奇跡なんだな、ということがダイレクトに伝わってくる。
この写真集を作られたやまぐちゆかさんも、死産と流産を経験されていて、
今は２人のお子さんがいらっしゃいます。
４１週での死産というのは、世界がひっくり返るような体験だったと思います。
その後妊娠しても、産まれるまでずっと怖かったと思う。
私も流産を２回経験しています。
あの時の感覚は、いつまでもリアルに残っています。
ところどころに入ってくるゆかさんの文章は、ひしひしと私の心にも迫ってきます。
ゆかさんがこの妊婦裸写を撮り始めたのは、３年くらい前で、
私はその時から知っていたんです。
ちょうどふーちゃんを妊娠して、
あぁ、こういう活動をしている人がいるんだ。
撮ってもらうのもいいかもしれない、
むしろ撮ってもらいたい、と思っていたけど、
あぁ、佐賀かぁ、今佐賀に行くのはきついなぁと思って、
出張もしてもらえるのか、確か問い合わせまでしたと思う。
福岡まで行きますよー、って言ってもらったけど、
ふーちゃん妊娠中の私は、ちょうど仕事が忙しくなってきたころで、
仕事が入っていない時はひたすら休みたかった。
そして、身体もけっこういっぱいいっぱいで、妊娠したらやたらと冷えを感じるという身体の状態で、
「お腹、出したくない。。。」みたいな感覚が勝り、結局お願いしないままだったのです。
この写真集を手に取って、
「あぁ、次妊娠したら、今度は『写真撮ろう！！』と思えるくらい、自分の体に向き合い、じっくり楽しむ時間を取りたいなぁ」という気持ちが、むくむくむくむく湧いてきました。
自分の妊婦姿も自分では撮っていない。
健診の時に撮ってもらったくらい。
あぁ、そういうことも含めて、本気で妊婦生活楽しんでみたいなぁ。
ほんとに純粋にそういう感情が湧いてきて、なんだかそのビジョンが嬉しくなりました。
この写真集、本屋に並んでいるのは佐賀県だけらしいのですが、
ゆかさんに注文したら、メッセージカード付きで送ってくださるそうです。
ぜひぜひたくさんの人に手に取ってもらって、全国の本屋さんに並んだらいいと思います。
ぜひこの写真集ができるまでの道のりも読んでほしいと思います。
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