教えて!星子さん コーナーにたくさんのご質問ありがとうございます!!
お答えできるものから順にお答えしていきますねー
はじめまして。FBで星子さんのブログを見つけ読み漁っております
VBACはどう思われますか?
私は35歳で1歳3カ月の娘がいます。次の子を授かりたいと思い星子さんのブログを参考に今月断乳しました。
出来るだけ促進剤などを使わないで子供のタイミングで産みたいとのバースプランをお願いし、自然分娩希望でしたが、緊急帝王切開になりまして、未だに悔やんでいます。
予定日9日過ぎて微弱陣痛2日~子宮口2センチからなかなか開かず促進剤6時間してやっと子宮口8センチまで開きましたがまだ強い陣痛がこないと無理と言われ、もう一晩はキツイと弱音を吐いたので先生も今日中に…との事で帝王切開か人口的に破水させて陣痛を強めるかの2択で人口破膜を選択しました。
(赤ちゃんは体力があり元気との事)
子供の向きが反対で、顔がお腹の方を向いていて、陣痛時の呼吸法で大分回転はしてきてはいたみたいですが私の骨盤に対して赤ちゃんが大きかったと後で言われました。
しかし子供の心拍が一時下がった為(すぐ戻りましたが)帝王切開の方が安全と言われ緊急帝王切開になりました。
傷の治りが悪いのか私が痛みに弱いのか…半年程傷に悩まされていたのと、出来たら自然分娩をしたいという気持ちがあります。
元気に産まれてくれて有り難い気持ちがいっぱいですが、あの時、子供の出て来るタイミングをなぜもう少し待てなかったのか。我慢出来なかったのか…と未だに後悔しています>_<
長々とすみません>_<
こんな経緯でして VBAC 星子さんはどうお考えでしょうか?
星子さんのブログ とても勉強になります。
素晴らしい情報ありがとうございますm(__)m
・1人目帝王切開(逆子ではあったのですが予定日まで様子を見るはずが1か月前から羊水が減って来たので)2人目を夢見ています。チツウ分娩は可能でしょうか?(VBACK)
初めまして。
よろしくお願い致します。
妊娠9ヶ月34週で今回3人目を授かっておりますが2人目が緊急帝王切開でした。
脊髄に打つ麻酔は激痛で、出血も多く輸血をし後陣痛も辛かったです。
3人目の今回も帝王切開という流れでしたが
どうにか普通分娩をしたく今回はVBACという経膣分娩を希望しています。
来週、子宮の薄さを確認して大丈夫であればVBACを出来ますが通ってる産婦人科ではまだ1人も成功例が無いと言う事でした。
お医者さんには成功させる為に私が出来る事、頑張れることは何も無いと言われましたが私が成功例1人目になるんだという希望と不安の間を行ったり来たりです。
星子さん、VBACを成功させるために何か出来る事は本当に無いのでしょうか?
教えて頂きたいです。
よろしくお願い致します。
気付けば、VBAC(ブイバック:前回帝王切開⇒次経腟分娩)のご相談が3つたまっておりました
これも、なかなか一言ではお答えできない内容ですが、、、
気になるのは、3人目の相談者の方の、「一人も成功例がない」のは、どういう状況なのかがちょっと気になります
何人トライして、その結果、どういうことになったのか?
結局全員帝王切開になったのか?それとも子宮破裂などのトラブルがあったのか?
VBACについてはですねー
これは人によります
それから、その時にならないとどうなるかは分からない、というところでもあります
そして、脅すわけではありませんが、子宮破裂する確率は、自分が事故に合うよりもはるかに高い確率だと思います
私の友人にも、VBAC希望だったけど、陣痛中に様子がおかしく、緊急帝王切開になったら子宮破裂寸前だったという人もいます
だけど、VBACしたい気持ちはよく分かります
私も1人目帝王切開だったとしたら、きっと次はVBACを希望すると思います
だからこそ、ただVBACをしたい、だけではなくて、子宮破裂のリスクを分かったうえで、それでも自然分娩したい気持ちがはるかに上回るのか
もし子宮破裂したとしても後悔はないくらいの気持ちがあるのか、自分の女性の生き方というところで自然分娩にこだわるのか、ということも自分に向き合ってみる必要があると思います
そして、決めたからには、きちんと対策をして、子宮破裂のリスクを減らしていく必要があると思います
私が今思いつく対策は
(もし、これから緊急帝王切開を経験するかもしれない人は)
・緊急帝王切開になったらば、「次は自然分娩も考えているので、しっかり子宮縫い合わせてください」と頼んでおく(これを言えるかどうかはお医者さんとの関係もあると思いますが)
子宮の傷が回復するのは、手術直後です
この時期にしっかりお腹に血液を回して、しっかり傷を治しておく
つまり、冷え対策だったり、お腹をつぶさないような姿勢だったりも重要だと思います
そして、これから妊娠を考えているのならば、または妊婦さんなら
一番は冷え対策
子宮周りの血流を良くしておくこと
生理を健康的に整えること
深い呼吸を習慣づけること
体幹の筋力をつけること
体重が増えすぎないようにすること
正しい姿勢を習慣づけること
お腹が張らないようにすること
すべては「お腹の張り対策BOOK」に書いていることでもあるのですが、とにかく血流をよくして、弾力のある子宮にすること
妊娠したら子宮周りの血流が増えるので、それをしっかり増やして、子宮自体の血流を良くすること(血流がないと、壁が薄くなります)
そして、妊娠したら、子宮の正しい姿勢を保って、子宮の一部に負荷をかけるようなことがないようにすること(子宮の形がゆがむと、どこかに負荷がかかります)
そして、徹底的に自分の、快不快の感覚を鍛えること
陣痛がきて、子宮破裂しそうなときは、予兆があることが多いです
予兆の時点で「あれ?おかしい?」に気づければ、最悪の事態は防げることが多いです
だけど、自分の感覚に自信が持てなかったら、「あれ?おかしい?」が分かりません
陣痛は初めてだから、きっと痛みはこんなもんなんだろう、と自分を納得させてしまいます
だから、妊娠中に感覚も鍛えて、自分の不快を取り除き、快を得ることに敏感になり
そして、「あれ?おかしい?」を口に出せること、「ちょっときついからお願い」を口に出せること
そういう練習も必要だと思っています
それから、子宮の負担を考えたら、分娩時間はできるだけ短い方がいい
強い陣痛はできるだけ子宮にかけない方がいい
だから、しっかり股関節をほぐし
お股の血流も良くして、出産!!となったら、あっという間に「子宮口全開になる!」くらいの身体作りが必要だと思っています
そしてですね、実際本番が難しいんですけど
難しいと言ったら緊張するから逆効果かもしれないけど、実際そうだからね
本番になったら、腹を決めてとことん出産に向き合う覚悟です
頭の思考を捨てて、本能のままに産めるか
頭の思考があったり、「こうすべき」があったり、「こわい」という緊張があったりすると、お産は進まないのです
だから、もうその時が来たら、覚悟を決めて出てくる赤ちゃんだけに集中する肚決めが大事
自分ができることだけに集中する
あなたのために私は命をかけるわ!というくらいの覚悟
だけど、小さな変化も無視せずに感じ取って、必ず二人とも無事に出産を終えるわ!という覚悟
そして、病院とできること、できないことについてよく話し合うこと
VBACは簡単なことじゃない
だから、対策も何もせず、準備も覚悟もせず、「経腟分娩できたらいいなー」は無責任だと思っています
ですから、自分の命と赤ちゃんの命を両方守るためにも、VBACを目指すのであれば、自分ができることをしっかりやってくださいね
私が以前働いていたよもぎ蒸しの店長さんは、いろんな葛藤を乗り越えてのVBAC経験者です
⇒VBACがテーマの記事や、出産記事などぜひ読んでみてください
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