このようなメッセージをいただきました。

僕はSUPER☆GiRLSの新曲の度に宣伝コントを書いています。
ただ今回は宣伝コントというよりも、

タイトルが曲名というだけで純粋に面白いコントを目指しています。

今考えているところなのですが、ふと「アタフタ君ならどんなコントになるんだろう」と思い見たくなりました。

そう思わせるタイトルなんです。

不思議の国のアリスのようにコラボしていただけませんか?

曲名は「汗と涙のシンデレラストーリー」です。

 

というわけで、今回のお題は「汗と涙のシンデレラストーリー」です。

 

今回のお題はゴトウクンからいただきました。

 

ゴトウクン、ありがとうございます。

 


 

作詞家
「お疲れ様です。」

作曲家
「あ、お疲れ様。」

作詞家
「曲、できました?」

作曲家
「できたできた。詩は?」

作詞家
「できました。」

作曲家
「よし、じゃあ合わせてみようか。

 タイトルは?」

作詞家
「あ、『汗と涙のシンデレラストーリー』といいます。」

作曲家
「お、いいじゃないの。

 これ、まだ音だけで、声は入っていないんだけど・・・(曲を流す)」


(イントロが流れ出す)


作詞家
「おぉ。こんな感じですか。」

作曲家
「ここから詩に入る感じ。」

作詞家
「なるほど。」

作曲家
「うん。

 『涙と汗のシンデレラストーリー』っていうタイトルにピッタリ合うね。」

作詞家
「あ、『汗と涙のシンデレラストーリー』です。

 『涙と汗』じゃなくて。」

作曲家
「で、ここからBメロ。」

作詞家
「曲調変わりましたね。」

作曲家
「先にタイトルを聞いてから、曲を聴くと合ってる気がするな。

 『汗と汗のシンデレラストーリー』。」

作詞家
「あ、『汗と涙のシンデレラストーリー』です。

 『汗と汗』じゃなくて。」

作曲家
「そして、サビだね。」

作詞家
「おぉ。いいですね。」

作曲家
「タイトルが『酒と泪のシンデレラストーリー』だからね。

 最後は明るくいきたいよね。」

作詞家
「あ、『汗と涙のシンデレラストーリー』です。

 これ、アイドルが歌う曲なんで。

 タイトルに『酒』とか出てこないんで。」

作曲家
「で、2番。」

作詞家
「歌詞とピッタリハマりますね。」

作曲家
「『長門アキラのシンデレラストーリー』っぽい流れだね。」

作詞家
「『汗と涙のシンデレラストーリー』です!

 誰ですか、長門アキラって!」

作曲家
「2番Bメロだね。」

作詞家
「次は何で来るんだ・・・?」

作曲家
「『キングギドラの』・・・」

作詞家
「『汗と涙のシンデレラストーリー』です!」

作曲家
「で、サビ。

 合うなぁ。『カネとアミダのシンデレラストーリー』。」

作詞家
「『汗と涙』です!

 『カネとアミダ』って。

 カイジの世界観じゃないですか。」

作曲家
「この『伊豆と熱海のノンビリラストーリー』だけど・・・」

作詞家
「キャンペーンか!」

作曲家
「何?

 何怒ってんの?さっきから。」

作詞家
「『汗と涙のシンデレラストーリー』です。

 全部外してますよ、タイトル。」

作曲家
「間違ってる?」

作詞家
「間違ってます。

 『汗と涙のシンデレラストーリー』。」

作曲家
「『ヤン坊マー坊天気予報』?」

作詞家
「全然違います。

 おかしいでしょ?

 アイドルが『♪僕の名前はヤン坊』って歌い出したら。」

作曲家
「確かに。

 ヤン坊じゃないもんね。」

作詞家
「そう。」

作曲家
「何だっけ、タイトル。

 えーと。『ガッツだぜ』?」

作詞家
「あぁ、もうヒドイ。」

作曲家
「覚えられない。

 何だっけ?」

作詞家
「『汗と』」

作曲家
「『汗と』」

作詞家
「『涙の』」

作曲家
「『涙の』」

作詞家
「『シンデレラストーリー』」

作曲家
「『シンデレラストーリー』」

作詞家
「『汗と涙のシンデレラストーリー』」

作曲家
「『ガッツだぜ』」

作詞家
「あなたの脳内どうなってんですか!」

作曲家
「難しい・・・難しい。」

作詞家
「いいですか?繰り返してください。

 『シンデレラストーリー』」

作曲家
「『シンデレラストーリー』」

作詞家
「シンデレラストーリーはいけるんですね。

 これならどうだろう。

 『三遊亭小遊三』」

作曲家
「『三遊亭小遊三』」

作詞家
「いけますね。

 『スリジャヤワルダナプラコッテ』」

作曲家
「『スリジャヤワルダナプラコッテ』」

作詞家
「これもいける。

 『汗と涙のシンデレラストーリー』」

作曲家
「『ガッツだぜ』」

作詞家
「ガッツだぜの呪いか!」

作曲家
「何?『ガッツだぜの呪い』って・・・」

作詞家
「『明石海峡大橋』」

作曲家
「『明石海峡大橋』」

作詞家
「『名古屋おもてなし武将隊』」

作曲家
「『名古屋おもてなし武将隊』」

作詞家
「『サウザンドアイランドドレッシング』」

作曲家
「『サウザンドアイランドドレッシング』」

作詞家
「『主要先進国首脳会議』」

作曲家
「『ガッツだぜ』」

作詞家
「あぁ。わかりました。」

作曲家
「わかった?」

作詞家
「16文字。

 16文字超える名詞を言うと『ガッツだぜ』になりますね。」

作曲家
「どういうこと?」

作詞家
「いいですか。

 『ハローワーク』」

作曲家
「『ハローワーク』」

作詞家
「『公共職業安定所』」

作曲家
「『ガッツだぜ』」

作詞家
「『みずほ銀行』」

作曲家
「『みずほ銀行』」

作詞家
「『三菱東京UFJ銀行』」

作曲家
「『ガッツだぜ』」

作詞家
「ほら。
 『主要先進国首脳会議』も『公共職業安定所』も『三菱東京UFJ銀行』も
 どれも16文字超える名詞だから。」

作曲家
「そうなのか・・・。」

内線電話
「ピロロロロロ・・・ピロロロロロ・・・」

作曲家
「あ、出る出る。

 (内線に出る)もしもしB03ブースですが。」

作詞家
「・・・。」

作曲家
「(受話器を耳に当てながら)・・・はい。」

作詞家
「・・・。」

作曲家
「(受話器を耳に当てながら)・・・はい。」

作詞家
「・・・。」

作曲家
「(受話器を耳に当てながら)・・・ガッツだぜ?」

作詞家
「変わってください!(受話器を奪う)

 もしもし、すみません。

 あ、B03ブース使用時間終了ですか。

 了解です。移動します。(電話を切る)」

作曲家
「なんだって?」

作詞家
「B03ブース使用時間終了だそうです。」

作曲家
「・・・ガッツだぜ?」

作詞家
「(指折り数えながら)『B03ブース使用時間終了』。

 16文字超えてるのか。

 えーと、帰ってほしいそうです。」

作曲家
「なるほど。」

作詞家
「(帰る準備をしながら)あ、次の茨城県立県民文化センターのライブの件ですけど・・・」

作曲家
「・・・ガッツだぜ?」

作詞家
「また超えたのか・・・。

 えーと・・・、次の茨城でのライブの曲順の打ち合わせをしたいです。」

作曲家
「うん。いいよ。時間あるから。」

作詞家
「あ、その前に横浜八景島シーパラダイスのイベントの件も詰めないと・・・」

作曲家
「・・・ガッツだぜ?」

作詞家
「お前との会話、無理!」

 

 

 

 

【今回のコントについて】

さて、今回、ゴトウクンから

お互い同じタイトルでコントを書いてほしいというお話をいただきました。

 

「ゴトウクン×汗と涙のシンデレラストーリー」

↓こちらからどうぞ。(こちらのコントの感想は「ゴトウクン」の記事へお願いします。)

 

 

【コント・セルフ・ライナーノーツ】

曲名の音の響きだけから広げたコントです。

『曲名をいつも間違える』という仕掛けは思いついたものの、次の展開が思いつかなかったところで

『16文字を超えるとガッツだぜになる』というもう一つの仕掛けを思いつき、

前半後半に分ける形で作りました。

 

 

【上演メモ】

人数:2人

作詞家

作曲家

 

所要時間:4分~5分
難易度:★☆☆☆☆
備考:内容自体、難しい部分はないものの、

実際の曲のタイトルをネタにしているので、実演は権利的な部分、絡むかもです。

そんな堅苦しい話でもないと思いますが。

 

【過去コントを5本チョイスしました。こちらもどうぞ。】

【コント】黄門さまのお裁き
【コント】カギ屋、呼び出される。
【コント】山さん
【コント】午前0時のシンデレラ
【コント】オスプレイ

 

 

【お題募集中】

お題コントのお題を募集しています。

採用の際には、ささやかながら、当ブログから採用者様のブログへのリンクを張らせていただきます。

(内容によっては、ご期待に沿えないこともございます。ご了承ください。)

 

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(もふもふって名前ですが、僕です。

コントのこともつぶやきますが、コント以外のこともゆるくつぶやいています。)
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