現職のバイデン大統領が、
大統領選から撤退する可能性が出てきた。
元々この4年の任期も全うできるのか?と懸念されていた訳で、
そこは何とかクリアできそうだが、
来年から更に4年、となると、
甚だ心許ない。
バイデンでは不安だから、
トランプに入れるか、と思う人が出てくるのは困る。
6月27日のトランプとの1回目のテレビ討論で、
口ごもるなどして精彩を欠いたバイデン大統領に、
撤退を求める圧力が起き始めている。
既に指名確実な現職を降ろすには、
本人が自ら撤退するしかない。
が、本人はまだやる気らしい。
だが確かに、今のバイデンに任せられるか、と問われれば、
不安視する人が民主党員の中でも多いのが現実で、
問題は強行してトランプに負けたら元も子もない、と思う人達が、
バイデンを説得できるかどうかにかかっている。
そして仮に説得できたとして、
更に問題はある。
果たして今からトランプに対抗し得る候補を、
選出できるかどうか、だ。
常識的にはハリス副大統領が順当だろう。
アメリカの大統領選挙というのは、
大統領と副大統領をセットで選ぶ選挙で、
高齢のバイデンが任期中に亡くなったり執務不能に陥った場合は、
自動的にハリス副大統領が大統領に昇格する。
つまり選挙の時点で、
それも込みでバイデンーハリスを選んでいる事になる。
だが、ハリスでトランプに対抗し得るか!?と、
疑問視する人も多くいるようだ。
で、俄然クローズアップされるのが、
オバマ元大統領夫人のミシェルさんだ。
元ファーストレディであり、
2児の母であり、
弁護士であり、
年齢もまだ60才、
バイデンよりもトランプよりも格段に若い。
そして何より、抜群の人気がある。
だが本人は何度も大統領選出馬を否定している。
オバマの2期目退任の時も、
絶対にやらない、と明言していたし、
バイデンの副大統領候補に、という声があがり、
その為の政治活動委員会まで結成されても、
固辞してバイデンへの投票を呼びかけていた。
彼女を翻意させることができるとしたら、
バラク・オバマではないか、と思うが、
そうなると彼は、
ビル・クリントンがなり損なった、
アメリカ初のファースト・ジェントルマンとなる。
しかも夫婦揃って大統領経験者、という、
かつてない立場になる訳だが、
果たしてそれを望むかどうか。
まあ正直、無責任な第三国の国民としては、
ミシェルさんが出てくれればいいのに、とは思うけれど、
そう簡単にいくとも思えない。
水面下で色々画策しているんだろうけど、
何れにせよ決定までもう余り時間が無い。
何しろかつてはアメリカが風邪をひくと、
日本は肺炎になる、と言われてたからね。
どう落ち着くか、暫く目が離せない。
