みなさんこんにちは!
あそびゴコロ鍼灸整骨院西長堀院の浜田です。
今日も内臓脂肪に関わる話で、海藻とキノコについての話をしていきます。
海藻には、水に溶けやすい性質の水溶性食物繊維が豊富に含まれています。
その中でも「フコイダン」は糖の吸収を緩やかにして血糖値の急上昇を防ぎ、さらに腸内の余分なコレステロールや有害物質を絡め取って排出する作用もあります。
そのほか、階層のぬめり成分である「アルギン酸」にも食後の血糖値の急上昇を防ぐ働きがあります。
海藻はカルシウムや亜鉛、マグネシウムなどのミネラルも多く、体の新陳代謝を促し血圧や血糖値を調整してくれます。
なお海藻は一度にたくさん食べるよりも、食事のたびに少しずつ摂取する方が効果的です。
水で戻して使える手軽な食材などを活用しつつワカメや昆布、ひじき、もずく、海苔、あおさなど、いろいろな食材を取り入れましょう。
キノコは水溶性食物繊維と水に溶けにくい不溶性食物繊維、両方を含んでいます。
フイコダンと同様に水溶性食物繊維が血糖値の急上昇を防ぎ、不溶性食物繊維が腸内環境を整えて便通を促してくれます。
また、糖質の代謝を促進させる「ナイアシン」などのビタミンB群や、血糖値を下げて免疫力を高める食物繊維の一種「β-グルカン」なども豊富です。
食べ方のコツとしては、食物繊維で糖の吸収を緩やかにするため、食事の最初や中頃に摂るといいでしょう。