おはようございます!
あそびゴコロ鍼灸整骨院の洲鎌です。
今回も前回に引き続き、脾の病についてお伝えしていきますね。
②脾陽虚
気の温煦作用が低下し、陽虚となった病証であり、脾を中心とした虚寒の症状が現れます。
脾気虚や腎陽虚から波及する場合が多い。さらに、陣の機能が低下しているため、水液の停滞、統血の失調が起こり、浮腫や各種の出血を伴うことがあります。
・腰が不足する
脾陽虚になると腹部に冷えが現れ、寒の凝滞性により中焦に気機が滞り、腹痛が起こります。
また、運化が失調するために飲食物を消化・吸収することができず、水様便や未消化便が起こります。
・気が不足する
気虚から波及しているため、気虚による無力感や食欲不振などが起こります。
・陽が不足する
基本的な病態は陽虚であるため、陽虚による顔面蒼白や寒(寒がり)などが起こります。
このように脾陽虚になると冷えの症状が主にでてくるんです。
次回もよろしくお願いいたします。