皆さま、おつかれさまです
ASDで不登校の中1息子、
昨日、母とたわいもない会話の中で、母がこう質問しました。
「もし、これからずっと好きな事だけしてていいし、どこにも行かなくてもいいよ、と言われたらどうする?」
息子は
「まずそれが事実なのかどうか確認する。」
「本当に何もせず暮らしていけるのか、お金は困らないほどあるのか、勉強も何もしないで、いきなり30歳で放り出されても何もできなくなっちゃってるし、どうなっちゃうと思う?」
と、意外に冷静な答えが返ってきました。
こういう意識が芽生えてくれるのは本当に大きいこと。
自閉症の息子は、元々の気質は世の中なんてどうでもいいし、人が好きとか関わりたい意識は少ないですが、
この意識が芽生えてくれるお陰で、社会と少しでも関わらなきゃと思ってくれて、その辺の気持ちから最近になって少し学校へ行くようになったのかなと思います。
息子は小1からほとんど学校へは行ってないですが、
Youtubeやアニメなどから、世の中のこと、大人になるとどうなってくのか等、いつの間にか知ってる感じです。
もちろん、パパや母が節々で将来のこと、なぜ勉強した方がいいのかなどを話したことも何となく覚えているのかな。
(結局勉強は全然しないけど。)
小学校4年生頃までの息子は、
「とにかく家にいたい。」
「何もなりたいものなんてない。」
「楽しいことなんて何もない。」
って感じで、先を見つめる意識なんて全くなくて。
でも、その時はそれだけ感覚的に外からの刺激が怖かったり、一つ一つが分からない見通せない不安ばかりで、先を見つめる余裕なんてなかったんだと思います。
以前はトイレにも怖くて一人で行けないとか、ベットルームに一人で入れないとかあったけど、
今では一人でサクッと「おやすみー」と言って暗い部屋へ入って行ける。
そんな些細なことが本当にありがたいです。。。
(サザン大ファンの父に向けて息子が描いた絵)
ではでは、今回は以上です
最後までお読みいただき、ありがとうございました