子どもの頃、秋になると、家の前に隣んちの大きなケヤキが葉を飛ばしてくるので、それを掃き集めるのが好きでした。
「カサカサしたケヤキの葉を集めるのは、妙に楽しかったな～。」
私が生まれ育ったのは東京・練馬区。
住宅街の一軒家で、庭はすごく狭くて半日陰。
＜2016年4月の様子＞
私が子どもの頃、父が山野草を育てるのにこってました。
日が当たり過ぎず、湿気っぽい庭が山野草の育ちにはちょうど良かったみたい。
山野草だから、植えたらそれっきり。
肥料はやらない。
でも肥料的なものとして、うちの前に飛んできた隣のケヤキの落ち葉を集めて、庭にかけてました。
積み重なった枯れ葉は下の方から自然と腐って、程よい腐葉土ができてたの。
落ち葉掃きをすると、道路はきれいになるし、庭の植物の役に立つし、
「やった！(満足）」
が味わえるお手伝いでした。
おばちゃんが
「えらいわね～」
なんて言ってくれると、チョーいい気分。
でも、掃除してるとこに、たばこポイ捨てするおじさんもいたな。
今、思い出しても腹立つーー
そして、現在住んでいる家の向かいはナシ園です。
小さいナシ園だから、大量ではないけど、ナシの葉が我が家の方に飛んでくる。
ナシの葉って、紅葉が美しいわけではない。
こういうのは当たり
結構大きくて、ほうきでは掃きにくい～～。
「うまく片付かないから、イラっと来るんだよ」
この季節になるたびに思っていた。
でも今朝はナシの葉を手で拾い集めてみた。
そうしたら簡単だった・・・。
「早くほうきを諦めれば良かった」
これで、強風でどっかに飛んでけーとか思わないで済む。