皆さま、こんにちは!
富士山麓電気鉄道富士急行線・
下吉田(しもよしだ)駅の訪問記の続きです。
(前回のブログもチェックくださいませ)
下吉田駅は富士山の絶景が楽しめる
新倉山浅間公園の最寄り駅で、
外国人観光客の皆さんが大勢下車されてることを
前回のブログで書きましたが、
鉄道ファンでしたら
これを目当てに訪れた方も多いでしょう。
構内には富士急行線に所縁がある車両が
数多く保存されてるのですよ。
この数、すごいと思いません?
しかも車内に立ち入れる車両もあるのが嬉しいですよね。
まずはこちらからです。
駅舎の東側に「ブルートレインテラス」が併設され、
14系寝台車の緩急車であるスハネフ14 20が置かれてますの。
このテラス、富士急行線の乗車券を持っていれば
入場出来るのがありがたいです。
ここでのんびり過ごせるなんて最&高!
ブルートレイン「富士」といったら
個人的には14系ではなく24系25形のイメージが強いですけど、
そんなことを言っているのは
自分がオッサン世代だからでしょうかね?
ブルトレ「富士」、廃止末期は14系でだったみたいです。
テラスにはもうひとつ、
169系電車の「顔」も保存されてました。
富士急行2000形(旧JR165系)の部品取り車として
富士急行入りしたクモハ169-27の先頭部らしく。
裏側はこんなんなってましたっけ。
当の富士急行2000形(初代フジサン特急)も、
下吉田駅構内の西側で保存中です。
構内踏切から見ると2000形はケツを向けているので
特異な先頭部を眺めるには
構外をぐるりと周る必要があるということで…
念のために言っておきますね。
そしてそして…
保存車両を眺めに来たなら、これは絶対に外しちゃダメ!
富士急行線が開通した当時から使われていた
貨車も並んでいるのでした。
3両の貨車は東側(構内側)より
ワフ2(有蓋緩急車)-ト104(無蓋車)-ワフ1なり~
ワフは昭和49年に転入した旧・南海ワブ501で昭和5年製。
トは富士急行線が開通した昭和4年に製造された
自社発注車とのことです。
令和の時代に戦前製の貨車が見れるとは…
下吉田駅、やっぱすげぇ。
3両の貨車の足回りはいずれも古典的なシュー式でした。
なお、これらの貨車の現役時代ですが、
富士山麓鉄道~富士急行は機関車を所有しておらず
電車が貨車を牽引していたそうですよ。
寿駅の訪問記にUPした航空写真に写る列車は
それだったのかな?
こちらはト104の両端に繋がれていたワフです。
2両のワフに描かれている社紋が
富士急行時代と現在の富士山麓鉄道に変えられてる点も
注目ですね。
最後におまけ。
下吉田駅の構内踏切は
昔懐かしい音色を奏でる電鈴式警報器を備えてます。
この警報器が鳴り出すのは
1番線ホームに進入するタイミング。
駅員さんにお尋ねしたら
列車が1番線に進入する時刻を丁寧に教えてくれましたよ。
動画も撮ってみました。
安物のコンデジで撮った動画ですので画質はアレですが
ぜひ見てくだされ。
レトロな踏切アリ、貴重な車両アリな下吉田駅、
ぜひ訪れたくなりましたでしょ?
何度も言いますけど、下吉田駅を訪問の際は
外国人観光客の皆さんの数の多さは覚悟くだされ。
訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)
富士山麓電気鉄道富士急行線
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上大月駅
田野倉駅
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都留市駅
谷村町駅
都留文科大学前駅
東桂駅
三つ峠駅
下吉田駅(令和5年4月18日) 前編 ・後編
河口湖駅
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