皆さま、おはようございます！
昨日は結婚式の撮影に行ってきました。
（本業でビデオカメラマンをやってます）
ブライダル業界はようやくコロナ禍が終息して
６月まではフル回転の模様です。
ありがたや～
一昔前のような大きな披露宴の数は減りましたが、
家族単位のちょっとしたお披露目会が
６月まではてんこ盛り。
新たな機材購入のために頑張るぞ～！
今朝は去年の今時期に訪れた予讃線から
伊予富田（いよとみた）駅の訪問記です。
四国を旅して嬉しく思うのは、
国鉄時代に造られた木造駅舎が今も多く残っていること。
改装はされてますけど
大正13年に開業した当時の駅舎だと思います。
駅舎の竣工年が記された建物財産標が貼られてないので
保証は出来ませんが。
自分が伊予富田駅を訪れたのは4月10日のこと。
タイミング良く駅前のシダレザクラが咲いてましたよ。
シダレザクラが駅前に植樹されてるのは珍しいですが、
伊予富田駅から徒歩15分のところに
愛媛県内で来場者数第３位を誇る桜の名所・
頓田川河川敷があるそうです。
駅前の桜はそれに関係があるかもしれませんね。
伊予富田駅の駅舎は
大正13年の開業当時からあるものではないかと
先述しましたが、
その理由は駅舎内に出札窓口と
荷物の受け渡し口を塞いだ形跡があるからです。
伊予富田駅が無人化されたのは昭和46年ですので、
遅くとも、その時期にはあった駅舎であることは
間違ありません。
待合室はご覧の通りでした。
続いてはホームにイン。
伊予富田駅は列車の行き違いが可能な
相対式ホーム２面２線構造です。
駅舎の手前、駅名標の後ろには
国鉄時代に貨物側線があったみたいですね。
２本のホームは跨線橋で結ばれてました。
貼られている銘板によると
跨線橋の竣工年は昭和47年２月とのこと。
伊予富田駅は昭和46年に無人化されてますが、
翌年の昭和47年３月より
四国初の特急列車「しおかぜ号」が運行を開始してます。
その際、構内踏切での事故防止のために
設けられたモノなのでしょうね。
合わせて構内の一線スルー化が施されましたが、
駅舎と反対側の２番線が本線、
駅舎寄りが副本線となったために、
行き違わない普通列車までもが
跨線橋を渡った先の２番線に停車するために
不便を強いられてたようです。
現在は改められ、行き違いを伴わない列車は
すべて１番線に停車するよう変わりましたが、
ここを迂回するのは大変だったのではないでしょうかね。
ところでところで…
跨線橋に車両に貼られているモノと同型の銘板がありましたが、
跨線橋が竣工した昭和47年ではなく、
着工年の昭和46年が記されてました。
記されているのは部材の製造年ってことなのかな？
ちょいと気になってました。
本当は、伊予富田駅は駅前商店で切符を販売する
構外簡易委託駅と聞いていたので
それも楽しみにして来たのですが、
当の商店は撤去され完全無人化されてたようです。
最後は跨線橋から眺めた景色で〆ます。
かすかに海が見えるのですが…わかるかな？
…ということで、
個人的に旅中に見れて得した気分になれる景色ナンバー３、
①サクラ ②海 ③木造駅舎
のすべてが楽しめた伊予富田駅の訪問記でした。
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