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皆さま、おばんです!

 

移転歴がある駅はお好きですよね?

自分は大好きです。

旧駅跡には遺構が残っていることが多く、

それを探す楽しみがあるのですよ。

だから訪れた駅に移転歴があることを知ると、

旧駅の痕跡探しに没頭しちゃってました。

 

そんな駅が意外に多いのがJR四国です。

それまで棒線構造だった駅に交換設備を設ける際、

駅を数百メートル移転させることが多々ありました。

ここもそんな駅のひとつでしたっけ。

愛媛県今治市内にあるこちらの駅でしたよ。

予讃線・波方(なみかた)駅です!

波方駅は昭和35年に開業した駅。

Wikipediaによると、

平成2年に列車の交換設備が設けられたことから

西側(今治駅方向)に100メートル移転したんですって。

わずか100メートルってことは、

この視界の中に旧駅があるってこと!?

そんな旧駅跡を気にしながら

波方駅を眺めてみました。

 

まずは駅の様子からです。

先にも書きましたが

波方駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面構造の駅で、

2本のホームは

駅のそばにある「樋の口第一踏切」よりアクセスが可能です。

 

踏切から長い歩道を歩いた先に

2本のホームが見えてきました。

 

波方駅は無人駅ですが、

駅便(駅の便所)を備えている点がすごいですよね。

ちなみにこの駅便、

踏切の更に奥にあるので

ホームからかなり離れた場所にあります。

下車後、猛ダッシュしても1分近くはかかりますので、

お腹の具合は余裕を持って利用しましょう。

 

こちらが波方駅の島式ホームです。

辺りを見渡した感じは

旧駅跡らしきモノは見当たりませんでしたが、

皆さん、初代の波方駅はどこにあったと思います?

実は上の画像に旧駅の場所が写ってるのですよ。

 

正解はココ。

踏切からホームまで長い歩道がありましたが、

交換設備が設けられる平成2年までは

この位置にホームがあったとのこと。

昭和36年に開業した柳原駅とほぼ同じ造りの

コンクリートブロックの堰を持つホームだったそうです。

 

こちらは国土地理院のサイトから転載した

昭和56年撮影の航空写真でした。

待合所を備えた単式ホームが写ってるのが見えるかしら?

赤〇印が現在の波方駅がある位置でしたが、

旧駅のすぐ隣に新駅のホームが設けられた模様。

この距離なら「100メートル移転」は間違いなさそうですね。

 

そんな経緯もあって、

現在は近代的な相対式ホームを持つ波方駅です。

 

肝心の旧駅跡ですが、

元々が簡素な造りの駅だったせいか

それらしい遺構を見つけることは出来ませんでした。

ここに旧駅の出入口があったはずですけど…

もし遺構を見つけられた方は

こっそり教えてください。

 

自分が波方駅を訪れたのは今年の4月です。

構内は桜の花が咲き誇ってましたよ。

相変わらずセンスがない写真で申し訳ない。

 

ジーゼルとサクラを絡めて撮ってみました。

 

波方駅に到着した列車がなかなか発車しないと思いましたら、

構内で列車交換が行われていたようです。

これぞ波方駅らしい景色ではないでしょうか?

 

波方駅では旧駅跡を見つかることが出来ませんでしたが、

高徳線には旧駅跡が残る「移転歴を持つ駅」がありました。

ここも波方駅と同様に

交換設備を設けたことから移転した駅です。

長くなりましたので次回に続きますね。

 

(次回分もチェックくださいませ)

 

 

 

 

 

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