皆さま、こんにちは！
今日は８月11日。
早い方だと既にお盆休みに突入してるかもしれませんね。
我が地元の宮城にお立ち寄りされる方がいるかもしれませんが、
ここには唯一絶対神がいるので心してください。
その名はさとう宗幸さん。
40年前に「青葉城恋唄」を歌って大ヒットさせたり
ドラマ「２年B組仙八先生」で主役を演じてたので、
あらふぉー以上の世代の方なら記憶にあるでしょう。
我々地元民は愛着を込めて「宗さん」と呼んでましたよ。
そんな宗さん、宮城県内で放送されてる情報番組
「OH！バンデス」で司会を務められてますが、
ここで発せられる宗さんの発言は
宮城県内の経済を左右する絶大な力を持ってるのです。
先々週のことですけど、宗さんが番組内で
「村田の道の駅で売ってるトウモロコシが美味ぇんだよなぁ」
なんて言った途端にこれですから。
宗さんと同じトウモロコシが欲しい宮城県民が
道の駅に大集結してました。
ウソみたいな話ですけど宮城県ではこれが常識。
宗さんが右と言えば、必ず右に行くのが宮城県民の習性なのです。
宮城県内で激混みしているお店があれば、陰に宗さんの発言あり！
宮城県を訪れるなら宗さんの発言に注目ですからね。
話は変わりまして、今日は三陸鉄道リアス線の駅の訪問記です。
昭和11年に開業した長い歴史を持つ駅ですが、
待合室やホームが新しく、まるで新駅のような様相です。
それもそのはずで、ここは東日本大震災の津波被害によって
長らく不通だった旧・JR山田線内にあるのですが、
昨年春に復旧する際に、北に１キロほど移転されたそうですよ。
そりゃ新しく見えるわけだ。
震災被害が甚大だった山田町内にあるこちらの駅でした。
三陸鉄道リアス線・織笠（おりかさ）駅です！
お恥ずかしい話ですが、自分は隣県に住んでいるのに
JR山田線の震災被害については把握してませんでした。
織笠駅は被害が特に大きかった駅で津波により駅が流失。
復興住宅が高台に造成されたのに合わせ、
織笠駅も付近のこの地に移転されたんですって。
復興住宅はリアス線を跨ぐ町道の東側に広がります。
２枚上にUPした織笠駅を俯瞰した画像はこの場所から撮りましたよ。
織笠駅は低い場所にあるため階段を伝って駅に進入出来ます。
階段上から見た織笠駅でした。
辺りの住宅地がいかに高い場所にあるかがわかりますよね。
ちなみにリアス線（JR山田線）自体は、線路の位置は昔のままです。
構内では、石積みの古めかしい出口と最新のアンカー補強がコラボする
萌えな光景が楽しめますぜ☆
こちらは待合室の中なり～
ベンチが微妙にソーシャルディスタンス出来てないのが惜しいです。
織笠駅は単式ホームがあるだけの停留所タイプの駅でした。
今は無人駅となった織笠駅ですが、
旧駅時代は駅員配置駅だった時代もあるみたいですね。
最後は駅名標で〆ます。
リアス線の駅にはその地を象徴するイラストや写真が描かれてますが、
織笠駅はこんなんでしたよ。
織笠駅の愛称である「鮭まつる川」からもわかる通り、
描かれているのは天日干し中の新巻鮭で
地元には鮭の孵化場があるらしいです。
「鮭まつる川」はもちろん旧駅付近を流れている織笠川のこと。
織笠川の河口付近では毎年「織笠川鮭まつり」が催されてましたが、
震災後は場所を山田魚市場に変え、「山田の鮭まつり」として
お祭りは現在も続いているそうですよ。
なお山田町産の新巻鮭は季節に関わらずゲット出来るみたい。
これでやる一杯は最高でしょうに！
さてさて、ここに来たなら気になるのが旧駅の現在の様子です。
この後、南方１キロ先にある旧駅跡を眺めてきました。
その様子は長くなりましたので次回に続きます。
（続きもチェックくださいね）
東日本大震災の津波で流失したJR山田線・織笠駅跡を訪ねてみた。
鵜住居駅
大槌駅
吉里吉里駅
浪板海岸駅
岩手船越駅
織笠駅（平成31年４月３日）
陸中山田駅
津軽石駅
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