皆さま、こんにちは!

 

今日は1か月前に訪れたばかりの三陸鉄道リアス線から

豊間根(とよまね)駅の訪問記です。

旧・JR山田線(今年の3月に三陸鉄道に移管)にあった駅で、

国鉄時代の昭和10年に開業した駅でしたよ。

旧・JR山田線から三陸鉄道に移管された釜石駅-宮古駅間は

東日本大震災による津波で被害が大きかった区間ですが、

豊間根駅は海岸線から10キロ近く離れた山間にあるため

直接の被害はなかったようです。

 

この区間は三陸鉄道移管される際、

多くの駅で駅舎の改築が行われましたが、

豊間根駅はJR時代の駅舎が引き継がれたのはそれが理由。

JR移行直後は国鉄時代の古い木造駅舎が健在でしたが

平成18年に現在の簡易駅舎に建て替えられたみたいですね。

 

今回の旅でリアス線内の未訪問駅をひと通り周りましたけど、

豊間根駅では昔ながらの駅前風景が見れてホッとしちゃいました。

津波で流失してしまって何もなくなってしまった駅前風景は

正直、見ていて辛いですから。

 

どうでもイイ話ですけど、駅前でカッチョいい名前のアパート発見!

三陸鉄道に移管されリアス線が全線復旧するまでの8年間は、

きっと辛かったことでしょう…このアパートの大家さんは。

 

駅舎の中はJR時代と変わらない様子です。

 

JR時代は列車の行き違いが可能な

相対式ホーム2面2線構造だった豊間根駅でしたが、

この日、駅の構内に入ってみたところ…

 

向い側にあったホームが

消えちゃってるじゃないですか!!!

 

ちなみに下は国土地理院のサイトから転載した

昭和52年に撮影された豊間根駅周辺の航空写真です。

建て替えされた木造駅舎の他、現在は撤去されてしまったホームや

側線に留置されてる5両の無蓋車の姿も写ってますよね。

豊間根駅は国鉄時代から、保線で使用する砂利を貨車に積み込む、

貨車ファンにとってはありがたい駅だった模様。

 

砂利の荷役設備は現役で、

現在も砂利の積み込みが行われてるようですけど…

構内がどこか寂しげに変わったように感じるのは自分だけかな?

 

山間にある豊間根駅ですが、駅前の案内看板によると

豊間根地区は広葉樹林が広がる自然豊かなエリアで、

三陸ジオパークを形成する一地域だそうです。

 

付近では標高1,917メートルの早池峰山の絶景が楽しめるみたい。

自分はホームに居ながらにして、その景気を楽しむことが出来ました。

どこにそんな景色があるかって?

それはヒミツです。

 

最後は豊間根駅の駅名標で〆ます。

 

駅名標に描かれてたイラストはマツタケなり。

豊間根駅があり山田町はマツタケの名産地で

9月~10月になると、山田町内の「道の駅」では

採れたてのマツタケが並ぶそうですよ。

子供の頃はマツタケの良さなんか

これっぽっちもわかりませんでしたけど、

お酒が飲めるようになって風味の良さに気づかされました。

あ~ こんなん書いてたら、真昼間なのにお酒が飲みたくなってきた!

地元のお仲間さん、そろそろ飲み会とかしませんかね?

 

 

訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)

三陸鉄道リアス線(釜石駅-宮古駅)

 

↑(釜石駅方面)

両石駅(平成31年4月2日)

鵜住居駅

大槌駅

吉里吉里駅

浪板海岸駅

岩手船越駅

織笠駅

陸中山田駅

豊間根駅(平成31年4月3日)

払川駅(平成31年4月3日)

津軽石駅

八木沢・宮古短大駅(平成31年4月3日)

磯鶏駅

宮古駅(平成24年6月16日)

↓(山口団地駅・久慈駅方面)

 

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