皆さま、おばんです!
全国各地の都心部で新駅が開業してますけど、
熊本駅と大分駅を結ぶ豊肥本線には
開業早々に「特急列車の始発駅」になった駅があるそうですよ。
熊本市北区の住宅街に平成18年に開業したこちらの駅でした。
豊肥本線・光の森(ひかりのもり)駅です!
平成11年に豊肥本線の熊本駅-肥後大津駅間が電化すると、
鹿児島本線内の特急「有明」の豊肥本線乗り入れが開始。
当時は水前寺駅や肥後大津駅が始発・終着駅でしたが、
平成18年に光の森駅が開業すると
即時、始発・終着駅に加えられたそうです。
光の森駅は開業早々からドヤ顔してたんじゃないですかね?
ところが九州新幹線が平成23年に全線開業すると
特急「有明」が大削減され豊肥本線の乗り入れは中止。
光の森駅を始発駅とする特急列車も消滅してしまいました。
それまでは、ここから乗り換えなしで小倉駅まで行けたワケで…
駅の周辺は住宅地に囲まれているので
発着する特急列車があっても不思議ではありませんが、
開業早々から特急始発駅は全国的にも少ないのではないでしょうか?
光の森駅発の特急列車が消滅して9年が経過しましたが、
気になるのがその面影が残っていないかということ。
そのことを念頭に置きつつ光の森駅を眺めてみましたよ。
まずは駅舎の様子からです。
光の森駅は橋上駅舎を持つ駅で
南北方向に伸びる自由通路を備えました。
もちろんエレベーター完備でバリアフリー対策もバッチリですね。
自由通路が長く伸びているのは、
駅の南側に伸びる国道57号線(旧道)を跨ぐためです。
通路が緑色にペイントされているのは駅名にちなんでるとか?
駅名は地元の団地名から由来してるんですって。
出札窓口&改札口でした。
光の森駅は業務委託駅で「みどりの窓口」も営業してるそうですよ。
改札を抜け、階段を降りてホームに進入します。
光の森駅は列車の行き違いが可能な島式ホーム1面2線構造でした。
さてさて、特急「有明」が発着していた時代の遺構の件。
6両編成対応の停車目標がソレではないかと思いましたが…
確か、光の森駅に乗り入れていた「有明」は4両編成だったような?
普通列車で運行中の815系・817系は最長4両だったはずだし
だとすると6両対応の停車目標は何に使われてたのでしょう?
特急列車の停車目標だと思って喜んでたのに、
ぬか喜びに終わっちゃいそうです。
特急列車に関係はありませんが、ホームにコレもありましたっけ。
駅の待合室や高速道路のサービスエリアではたまに見かける
おにぎりやホットドッグが買える自販機でした。
ここから出てくるビショビショなフライドポテトが好きなの、
自分だけじゃありませんよね?
…以上、特急列車が発着していた時代の名残りを見つけられずに
退散した光の森駅でした。
まさかとは思いますが、ホットメニューの自販機こそが
特急列車が発着していた時代の名残りだったりして。
特急列車の乗客向けに置かれた自販機ってことはありませんよね?
コレがホーム上に設置されてるの初めて見たのですけど。
↑(熊本駅方面)
平成駅
南熊本駅
新水前寺駅
水前寺駅
東海学園前駅
光の森駅(平成28年2月24日)
肥後大津駅
豊後竹田駅
朝地駅
緒方駅
豊後清川駅
三重町駅
菅尾駅
犬飼駅
中判田駅
大分大学前駅
敷戸駅
↓(大分駅方面)
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