皆さま、こんにちは!
熊本地震の発生から間もなく10カ月が過ぎようとしております。
震源地に近い豊肥本線・肥後大津駅-阿蘇駅間は今も不通で、
被害が大きかった赤水駅・内牧駅は木造駅舎が解体されてしまったのですよ。
駅舎好きとしてはホントに淋しい話です。
その赤水駅、内牧駅の駅間に市ノ川(いちのかわ)駅がありました。
昭和35年に開業した停留所タイプの駅でしたが、
元々駅舎は無かったために地震による被害も軽微だったみたいですね。
そんな市ノ川駅に震災前の一昨年7月に訪れました。
市ノ川駅は豊後街道(国道57号線)のすぐそばにあり、
駅前には広い駐車場がありましたよ。
クルマで駅巡りを楽しんでいる自分、
ありがたくて、駐車場に向け思わず合掌しちゃいましたわ。
こちらが駅前を延びる豊後街道。
後から知ったのですが、写真に写る食事処の「あそ路」さん、
熊本の郷土料理の「高菜めし」発祥のお店なんですって。
高菜と言えば、コンビニ弁当でもたまに見かける食材ですけど、
阿蘇で採れるものが一番有名らしい。
ネットで調べたら、「あそ路さんの高菜めしは絶対に外せない」
みたいなことが書かれていて、
スルーしたことをすごく後悔しておりました。
今年は何回、九州に足を運べるかな?
駅に話を戻しまして、
こちらが、阿蘇の外輪山がバッチリ見れちゃう市ノ川駅のホームでした。
ホームの観光案内看板。
「SLあそBOY号」が表記されてるってことは、10年以上前のモノかな?
※「SLあそBOY号」の運行は平成16年に終了してます。
ホームのそばには、開業時に立てられた開駅記念碑もありましたよ。
碑によると、市ノ川駅は阿蘇町の請願によって開業した駅だそう。
当時の阿蘇町は1町4村が合併して誕生(昭和29年)したばかりの頃で、
初代町長の尽力により開業までこぎつけたそうです。
その阿蘇町も平成17年に一ノ宮町・波野村と合併して阿蘇市に。
駅名標にシールが貼られていたのは、そんな理由があったのですね。
現在は簡素な上屋があるだけのホームになってしまいましたが…
国鉄時代は木造の待合室(しかも九州では珍しい密閉式!)があったようです。
昭和51年撮影の航空写真。国土地理院のサイトより転載。
昭和58年刊、宮脇俊三先生監修の著書「九州720駅」によれば
「間に合わせのような粗末な待合室」とありますが、とんでもない!
現存していたら、それ目当てで九州に向かっていたかもです。
それと高菜めしも。
さてさて、今月も7日がやって来ました。
毎月7日はLCCスプリングジャパンのセール開始日です。
成田空港-佐賀空港間のチケットが737円で売り出される日ですが…
今回も無事にゲットできたら、4月は九州を楽しんできますぜ☆
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