皆さま、こんにちは!

 

夏って良い季節ですよね。

自分が元々寒いのが苦手ってこともありますけど、

それ以上に、陽が沈む時刻が遅いのがありがたいです。

旅中で行動できる時間帯も長くなりますからね。

 

こちらは一昨年の7月に訪れた

豊肥本線・豊後荻(ぶんご)駅でした。

豊肥本線・豊後荻駅

 

この日、自分が何時に豊後森駅を訪れたかというと…

夜の7時過ぎでした!

さすが九州大分!午後7時を過ぎてもこんなに明るいとは…ビックリ!

我が地元の東北でしたら、そろそろ肝試し大会を始める時刻ですからね。

ちなみに豊後荻駅は県境駅で、

お隣にある滝水駅は熊本県阿蘇市にある駅でしたよ。

 

豊後荻駅の駅前風景はこんな感じです。

豊肥本線・豊後荻駅

駅周辺には七ツ森古墳群などの遺跡をはじめ、

数多くの観光名所があるみたいですけど、

さすがにこの時刻はひっそりとしてました。

ここでせわしく動いているのは、日が沈む前に写真を撮ろうと

必死になって駅をうろつく自分一人だけでしたわ。

 

豊後荻駅は昭和3年に開業した駅で、

現在は開業当時の木造駅舎はなく、

荻駅交流館を併設した駅舎に代わったそうです。

豊肥本線・豊後荻駅

 

駅舎の中央が待合室で、

右手側に歴史資料展示室や図書室が並ぶ交流館があるようですね。

豊肥本線・豊後荻駅

 

豊後荻駅は簡易委託駅で、普段は職員さんがいるらしいですけど、

この日は不在でした。

せっかくですので、特異な形状の駅舎を堪能させて頂きます。

豊肥本線・豊後荻駅

 

屋上のステンドグラスを見る。

豊肥本線・豊後荻駅

むむ?2階に通路らしきモノが見える!

高所恐怖症のクセに高い場所好きな自分は

階段を伝って2階に上がってみました。

普通、このクラスの駅舎で2階だって、あまりありませんからね。

 

2階から階下を見下ろす。

豊肥本線・豊後荻駅

下には駅の説明書きっぽい看板が見えましたよ。

それにしても、なぜ1階にいた時に、看板のことを気づかなかったのだろう?

 

看板は豊後荻駅の開設に尽力された方のことが紹介されてました。

豊肥本線・豊後荻駅

看板によると、豊肥本線が敷設された当時は

豊後荻駅がある荻地区を通らずに、

菅生地区を抜けるルート(現在の豊後街道辺りか)の計画があったそう。

地元の有志の働きによって現在のルートが確立されたそうですけど…

 

豊後荻駅周辺を地図で見ると不自然なS字カーブがあるのですよ。

通時の国鉄関係者も、荻地区に鉄道を通すためのルート取りに、

結構苦労したのではないでしょうかね?

 

同じ看板には木造駅舎時代の豊後荻駅の写真もありました。

豊肥本線・豊後荻駅

ちなみにこの当時、

豊肥本線で運行されていた優等列車は4往復の急行「火の山」。

急行は豊後荻駅を通過していたようですけど、

現在運行中の特急「九州横断特急」では停車駅に変りました。

古い駅舎の写真を見ると…

確かに急行が停まってくれなさそうな雰囲気だわ。

 

豊後荻駅は列車の行き違いが可能な相対式ホーム2面2線構造でした。

豊肥本線・豊後荻駅

豊肥本線・豊後荻駅

 

古い航空写真を見ると、

駅の裏手側に側線が延びてた形跡がありましたよ。

豊肥本線・豊後荻駅

 

上の写真に写る大きな建物、

現在も見ることが出来る、こちらの農協の倉庫ですね。

豊肥本線・豊後荻駅

豊後荻駅がある竹田市は九州で有名な米どころらしい。

なんんでも米の銘柄「ヒノヒカリ」の作付けが盛んな地域だそうです。

なになに?ヒノヒカリの食味極良ですと!?

ここに住んでしたら、路線じゃなくて自分の体が豊肥になっちゃいそう。

 

さてさて、今年もそんな真夏が目の前までやって来たのですけど…

今月はどこも遠出する予定は無いのよね。

取りあえず、気分だけはワクワクしてましたわ。

 

 

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