皆さま、こんにちは!
明日から6月、いよいよ夏の到来ですね。
梅雨入り前にこんなん言うのもなんですけど。
今年の夏は四国を旅する予定。
まだ2ケ月先の話でしたが、今から楽しみにしておりました。
今回と、もう1回四国を旅すれば、
JR四国の駅はすべて周り終えられるかな?
真夏、中でも夕暮れ近くの無人駅はとても風情があるのですが、
2年前に訪れた豊肥本線にもそんな駅がありました。
開設された昭和3年建立の木造駅舎が残る、こちらの駅でしたよ。
豊肥本線・滝水(たきみず)駅です!
写真では伝わりませんが、
辺り一面ひぐらしが鳴いていて、すっごくいい雰囲気なのです。
昔プレイしたゲーム「ぼくのなつやすみ」の舞台みたいな感じ。
これで遠くから祭囃子が聞こえてきたら、
感動しすぎて息の根が止まっちゃいそうですよ。
滝水駅の駅舎、一見すると新しそうに見えますが、
先にも書きました通り、間もなく90周年目を迎える建物ですの。
昭和48年に無人駅化されてから、
駅舎は一貫して地元の商工会が管理しているそうです。
駅舎の外板が張り替えられた形跡がありますが、
駅舎が大切に取り扱われている表れなのでしょうね。
駅舎は商工会の事務所が同居している…というよりは、
駅舎をそっくりそのまま事務所として使っている感じ。
駅舎としてのスペースは、待合室のこの部分だけでしたよ。
滝水駅は単式ホームが1本あるだけの棒線構造の駅でした。
駅舎の向かい側で使われていないホームを発見!
廃ホーム上にJR九州仕様の駅名標が立っていて、
まるで、最近ホームが廃止されたかのように見えますが、
昭和50年代にはこの状態だったらしく。
いずれ列車本数が増えて、このホームが復活することは…ないか。
滝水駅がある宮地駅-豊後竹田駅間は豊肥本線の超閑散区間で、
普通列車は1日に5往復しか運行されておりませんので。
滝水駅は、列車で訪れるにはハードルが高い駅なのでした。
でもでも、この木造駅舎は絶対に見る価値が高いと思いますので、ぜひ!
なお、滝水駅がある波野地区は、
国道(豊後街道)から7キロほど離れた山間にある静かな集落です。
国道から駅までの道のりはわかりづらいと思われますので、
クルマでお越しの方は迷わぬように。
あまりに静かな駅前風景でしたので、ちょっとだけ歩いてみました。
こちらは駅前で見つけた看板、もう少し早い時刻に来れたら
子供たちが虫取りしている景色が楽しめたのかもしれませんね。
この時の自分、脳内で「ぼくのなつやすみ」をプレイ中でしたわ。
駅前の風景です。
ここでは、東南アジア系の大勢の女性の方々と出くわしたのが
印象的だったかな?
ここいらにお仕事でお越しだったのでしょうか?
更に山道を進んでいくと…
レム5000(冷蔵車)の廃車体じゃないの!!!
形式を見る。間違いなくレム5000だったみたいですね。
この場所には倉庫代用の2両分の廃車体がありましたよ。
番号はレム5736と…
もう1両はレム6047?のようでした。
本当は、田舎の真夏の風景を満喫するために
滝水駅の駅前を歩いてたのですけど、
結局はいつものごとく、廃車体チェックで終わってしまいました。
それにしても、こんな場所で冷蔵車の廃車体に出くわすとは…
「ぼくのなつやすみ」でお馴染みの霊ではなく、
レムに遭遇した豊肥本線・滝水駅でした。
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