皆さま、こんにちは!

 

年明け2日目の今日、

正月らしいことが何も出来ずに焦り出してました。

在宅で仕事(映像編集とかやってます)が出来るのはありがたいですけど、

これじゃ仕事気分は抜けませんわな。

 

さて今日は、構造がユニークなことから

駅ファンの間では名が知れてる駅の訪問記です。

熊本電鉄菊池線の終着駅なので

訪れたことがある方も多いのではないでしょうかね?

熊本電鉄菊池線・御代志駅

熊本電鉄菊池線・御代志(みよし)駅でした!

それでは御代志駅がどのようにユニークなのか?

よーく見ててくださいね。

 

ずん!

熊本電鉄菊池線・御代志駅

 

ずずずん!

熊本電鉄菊池線・御代志駅

島式ホームを電車とバスが共有してる駅なのです!

電車を降りたら目の前にバスが停まっている…

利便性が良く、ヨーロッパでは結構メジャーな駅構造ですけど

日本国内でなかなか見ることが出来ない光景ですよね。

 

菊池線はかつて

路線名の由来にもなってる菊池駅まで線路が伸びてましたが、

昭和61年に御代志駅-菊池駅間が廃止、

合わせて御代志駅は棒線化されました。

その際に駅構内を整地して、

駅ホームとバス停が隣り合わせの現在のスタイルに変わったそうですよ。

 

近くで見るとバス停の部分は電車ホーム時代のまんまです。

昔は手前側も電車ホームだったのね、納得した。

熊本電鉄菊池線・御代志駅

 

なお、昭和61年に廃止された旧線区間ですが、

御代志駅とその東隣りにあった大池駅間は

昭和34年に新旧線の切り替えが行われており、

御代志駅もその際に位置が改められたらしく。

旧線時代は現在の国道387号線側に駅があったみたいですね。

下は昭和42年に撮影された航空写真ですが、

この頃はまだ旧線の路床がハッキリと残っていたようです。

 

昭和61年に廃止された区間は現在も数多くの遺構が残っているらしい。

かつて線路が伸びていた方向を眺めながら、

熊本市内の滞在を1日しか作らなかった自分を

打ん殴ってやりたいと思いましたよ。

熊本電鉄菊池線・御代志駅

 

昔はこの先にも線路があったんだよな…

と考えながら車止めを眺める。

熊本電鉄菊池線・御代志駅

 

電車やバスが発車し、ホームにいる人が少なくなったところで

改めて御代志駅を眺めてみることにします。

熊本電鉄菊池線・御代志駅

 

先にも書きました通り、

御代志駅は電車ホームとバス停が隣り合わせの

島式ホーム(この場合は単式ホームになるのかな?)を持つ駅。

無人駅のために駅舎が無い駅です。

熊本電鉄菊池線・御代志駅

熊本電鉄菊池線・御代志駅

 

ホーム全景でした。

ホームの上にバス停があるのが不思議な感じですね。

熊本電鉄菊池線・御代志駅

 

この角度からだと御代志駅の造りがよくわかるかな?

熊本電鉄菊池線・御代志駅

 

電車は御代志駅を発車すると線路は大きくS字カーブしますが、

かつてここが、列車の行き違いが可能な構造だった名残りだそうです。

両開き分岐器の遺構…と言った方がわかりやすいかな。

えっ!? かえってわかりにくくなった?

熊本電鉄菊池線・御代志駅

熊本電鉄菊池線・御代志駅

 

最後は熊本電鉄名物のひらがなオンリー駅名標で〆ます。

熊本電鉄菊池線・御代志駅

こんなユニークな構造の御代志駅ですが、

昨年春に駅の移転構想があることが報道されました。

駅を200メートルほど南側に移設して

駅前広場を現在の3倍まで拡張する計画だそうです。

具体的な移転時期は不明ですが、

ユニークな御代志駅が見れなくなるのも

遠い日ではないのかもしれませんね。

 

 

訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)
熊本電気鉄道菊池線

上熊本駅

韓々坂駅(平成28年2月24日)

池田駅(平成28年2月24日)

打越駅(平成28年2月24日)

坪井川公園駅(平成28年2月24日)

北熊本駅
亀井駅(平成28年2月24日)

八景水谷駅(平成28年2月24日)

堀川駅(平成28年2月24日)

新須屋駅

須屋駅(平成28年2月24日)

三ツ石駅(平成28年2月24日)

黒石駅(平成28年2月24日)

熊本高専前駅(平成28年2月24日)

再春荘前駅(平成28年2月24日)

御代志駅(平成28年2月24日)

 

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