皆さま、おばんです!
今晩は北陸本線・呉羽(くれは)駅の訪問記です。
平成27年3月の北陸新幹線の開通により第三セクター化され、
あいの風とやま鉄道線の駅に変わりましたが、
自分が訪れたのは平成26年6月のこと、JRの北陸本線だった時代です。
現在とは状況が変わってる箇所が多々あるとは思いますが、
その点をご了解くださいませ。
さてさて、この日初めて呉羽駅に訪れた自分、
以前からここに来ることをとっても楽しみにしていたのですよ。
と言いますのも呉羽駅の駅舎はなんと、
駅が開業した明治41年から使われていたモノなのです!
念願の駅に来れたことが嬉しくて、さっそくカメラを向けたのですが…
駅前にクルマがいっぱい停まってる。
それだけではありません。
通勤通学客、それと旅行者の方々までいらっしゃいました。
呉羽駅付近には高校や大学があるらしい。
夕方近くはいつも利用客で溢れている駅だそうです。
駅舎の写真をカッコよく(人や車が入らずに)撮りたかった自分、
夕方5時近くに訪れたのですけどしくじったか!?
誰もいない瞬間を狙って写真を撮ろうとするものの…
あちゃ!人が来ちゃった。
その後も何度かチャレンジしたものの恵まれたチャンスは来ず。
陽が暮れ始めてましたので駅舎の撮影は後回しにし、
構内をチェックすることにしました。
まずは駅舎内の様子からです。
呉羽駅は駅員さんが常駐する業務委託駅です。
画像の中央に「みどりの窓口」の看板が見えますが、
第三セクター化により現在は廃止されたみたいですね。
窓口では、駅員さんが慌ただしく
列車の停車位置の変更を構内放送でアナウンスされてました。
実は自分が訪れたこの頃、
呉羽駅ではエレベーター付跨線橋の設置工事が行われていたみたい。
エレベーター付きの跨線橋を設けてバリアフリー化が図られたようです。
あの日から3年半が過ぎてますので、
呉羽駅では今頃は、真新しい跨線橋が稼働していることでしょう。
続いてはホームにイン。
呉羽駅は相対式&島式ホームによる複合2面3線構造でした。
島式ホームには魅力的なボロさの待合室があるのが嬉しい。
※中はとてもキレイでしたからね。
エレベーターの設置工事が終わったら、
待合室や跨線橋は撤去されるんだろうな~なんて思ってましたけど、
ネットで調べたら、どちらも未だ現役なんですって。
W跨線橋がある呉羽駅、頼もしいぞ。
保線車両の留置線を眺めます。
呉羽駅では、全国から黒貨車が消えた昭和59年のダイヤ改正まで、
ここを起点にした専用線が伸びていたそうです。
この留置線もかつては貨物列車の退避に使われていた側線だったらしい。
無駄に広い架線柱、線路が剥がされた道床等々…
見てるだけでキュンキュンきちゃうのですが、
スマホを弄ってる学生さんにはこの気持ち、わからないだろうなぁ。
構内をぼんやりと眺めていたら
突如、列車の通過を知らせるアナウンスが流れまして、
特急列車が高速で通過してゆきました。
…と思ったら、今度はEF81牽引の配給列車が到着。
大好きなローピン(ローズピンク)のパーイチじゃないですか!
EF81 735号機、今でも現役なのかな?と思いネットで調べてみたら、
トミックスから来月、
Nゲージモデルが販売される特定番号車だったようです。
こいつ、ヒサシ付きの更新車とかいろんな特異点があるみたいで。
現在は門司で活躍中だそうですよ。
すると今度は413系電車の普通列車が到着。
ちょとちょと、国鉄型車両だらけで興奮が止まらないのですけど!!!
結局、地元の仙台では見ることが出来ない車両が続々到着するので、
陽が暮れるまで、心置きなくホームで列車を眺めてました。
あ~ なんて至福の時なのだろう。
ホームにいるだけで幸せになれるのは鉄道ファンの特権ですよね。
夕陽に照らされた呉羽駅の駅名標です。
辺りはすっかり真っ暗。
…って駅舎の写真を撮るの忘れてた!!!
どうせまたここに来るでしょうから、駅舎の撮影はその日まで我慢。
明治生まれの駅舎の存在は、
もっともっと知られていいと思うのですけど。
少なくとも、我が地元の宮城にはそんな駅舎はありませんからね。
呉羽駅の利用者にもぜひそのことを知ってほしいのですが…
そんなことに関心がある人とか、ごく少数なんだろうなぁ。
訪問駅リスト(第三セクター 私鉄線 ほか)
あいの風とやま鉄道線
↑(倶利伽羅駅方面)
高岡駅
越中大門駅
小杉駅
呉羽駅(平成26年6月6日)
富山駅
東富山駅
水橋駅
滑川駅
魚津駅
黒部駅
生地駅
↓(市振駅)
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