先日棚卸しだったのですが、
その日着ていく服を選んでいた時に
自分が何を基準に考えていたか
気づいたことがありました。
棚卸しって、取り扱い商品の在庫数を数え、
システム上の在庫数と合わせていく地道で大事なイベント。
うちは自社ビルで、出荷業務まで一貫しているから
倉庫フロアには所狭しと商品が並んでます。
物流現場のあるあるだけど、やっぱり冷房がききにくい。
なので、汗だくになってもいいように
社員さんもこの日だけはジャージで出勤。
カジュアル服装okだから、
パートさんや派遣さんもジーパンokになります。
普段わたしだけなぜか制服なのですが、
この日はわたしも私服でok。
で、何着ていくか考えた時に
やっぱりジーパンがラク。
それに、皆ここぞとばかりにジーパンを履いてくるので
社内の雰囲気がとってもラフになるのです。
ただ、ちょうどこの日、
夜に家族と食事に行く約束をしていたので
オシャレをしたいなと思ったのです。
でも、一人だけオシャレしたままだと
絶対浮くよね…
服装や髪型などささやかな変化も気づく同僚や上司だから
絶対何か言われる…
わざわざみんなが汗だくになる棚卸しの日に
オシャレなんかして場違いだって思われるかも…
そしたら、皆の気分を悪くして嫌われてしまう…
仲間はずれにされてしまう…
うん、やっぱり棚卸しの日は
皆そうしてるし、会社に合わせて
ジーパンで行かなくちゃいけない!
という発想に行き着いた…
ところで、ハッとしたのです、
人の目を気にして、
人にどう思われるかを基準にして
自分のしたいこと、
やってみたいと思ったことを
なかったことにしようとしていたことに。
あな、恐ろしや!
服を選んでいる最中ずっと
ざわざわする感覚を感じ続けていたことと、
頭の中に流れる声をキャッチできたから、
気づくことができました。
頭の中に流れる思考に対して
意識的になる練習をしてきてるので
少しずつ気づけるようになってきたのかもしれません。
棚卸しの日にオシャレして出勤したので
案の定、周りからいろいろと言われました(笑)。
でも、一日中ずっと気分がよかった!
その方がわたしにとってずっと大事なことだから。