昨年104歳まで生きて死亡したマーシャ・ハント(1917年10月17日~2022年9月6日)。悪役はしていないが、コメディっぽい映画によく出演している。


(1944)間違い結婚/Bride by Mistake

ノラ・ハンター(ラレイン・デイ)は造船所のオーナーで大金持ち。しかし外に出るのが嫌で、親友のシルヴァア・ロックウッド(マーシャ・ハント)に代わってもらっている。シルヴィアもノラの屋敷に住んでいる。

進水式の時もシルヴィアが偽ノラとして出席した。一方、ノラはシルヴィアと名乗っている。

ひょんなことからトニー・トラヴィス(アラン・マーシャル)が屋敷に来た。

トニーはノラ、実はシルヴィアに言い寄った。二人は仲良くなった。二人はイチャイチャ、イチャイチャしてばかり。

一方本物ノラ=偽シルヴィアはトニーが気に入った。トニーが偽ノラと仲良くしていることにイライラと焦る。本物ノラは二人にいろいろ嫌がらせをする。

しかし実はシルヴィアにはフィル・ヴァーノンと言う恋人がいる。フィルが屋敷に来た。

今度はフィルとシルヴィアが仲良くし始めた。フィルとトニーが喧嘩になる。

しかし一転してトニーはノラを連れ出して、結婚を申し込んだ。シルヴィアに申し込んだつもりである。

二人は結婚許可証を貰いに行った。そこで初めて、シルヴィアと思っていた女性がノラであることを知った。

注、アメリカでは結婚の前に結婚許可証を貰う必要がある。詳細は省略。
 


(1946)エヴィーへの手紙/A Letter for Evie

ジョン(ヒューム・クローニン)はエヴィー(マーシャ・ハント)に手紙を書いた。

ただし写真はウルフ(ジョン・キャロル)の写真を使った。ジョンはウルフとしてエヴィーに会いに行った。


今度はウルフがジョンと名乗ってエヴィーに会いに行った。

エヴィーはジョン(本当はウルフ)のような背が高い男性が好きなのだが、背が低いウルフ(本当はジョン)の方に好感を持った。

ウルフ(偽ジョン)は転勤となり、エヴィーの前から姿を消した。

エヴィーは偽ウルフの実家を訪問した。本当はジョンの実家である。

エヴィーは二人が入れ替わっていたことを知った。そしてジョンが好きになった。
 


■ 出演作

マーシャ・ハント
(1936)アリゾナ突撃隊/The Arizona Raiders
(1937)西部地獄街,荒野の激闘,荒原の激闘/Born to the West/Hell Town
(1948)脱獄の掟/RAW DEAL
(1949)メアリー・ライアン刑事/Mary Ryan, Detective
(1971)ジョニーは戦場へ行った/Johnny Got His Gun
(1947)Smash-Up,The Story of a Woman
(1957)死からの帰還/死人の憑依/Back from the Dead
(1952)幸福の時間/ビビとペギー/The Happy Time
(1940)彷徨う女性/Women In Hiding
(1947)/カーネギーホール/Carnegie Hall
(1943)迷へる天使/Lost Angel
(1946)エヴィーへの手紙/A Letter for Evie
(1944)間違い結婚/Bride by Mistake
(1942)ギャングとの闘い/Kid Glove Killer
(1942)マーサの事件/The Affairs of Martha
 


(1944)間違い結婚/Bride by Mistake

(1946)エヴィーへの手紙/A Letter for Evie