Audrey Totter


出身地:イリノイ州

誕生日:1917年12月20日~死亡日:2013年12月12日:95歳

身長:168cm

配偶者:
Leo Fred(1953~1995) 死別

 


1940年代、1950年代に多く作られた犯罪映画(いわゆる「フィルムノワール」)に多く出演しているが、悪役はさほどないようである。

今まで見た中では「高い壁」が一番おすすめ。精神科医役、冤罪に巻き込まれた患者を助けるストーリー。

次は「リンチされる女」。これは題名がおかしいのだが、かなりよい。主演はジョーン・レスリーとオードリー・トッター。西部劇だが女性二人がストーリー上の主演で、アクション的にも大活躍する。二人の殴り合いと決闘。しかし最後に助け合う。

ハリウッドではめずらしく離婚歴がない。

 

 


映画男優リスト映画女優リスト長生きした俳優、結婚・離婚回数が多い俳優、共演回数が多い男優&女優、子供が多い女優

 


出演作

■ (1945)Main Street After Dark


■ (1945)Dangerous Partners


■ (1945)Ziegfeld Follies


■ (1945)The Hidden Eye


■ (1945)夢のひととき/Her Highness and the Bellboy
へディ・ラマー、ロバート・ウォーカー、ジューン・アリソン、オードリー・トッター
ベルボウイのジミー(ロバート)はホテルに宿泊していた王女のヴェロニカ(へディ)の世話をすることになった。
ヴェロニカは以前に付き合ったコラムニストのポウルに会いに来たのだが、ポウルは自分の地位にこだわるヴェロニカを相手にしない。
ジミーはヴェロニカと接触するうちに、最も大事な恋人のレスリー(ジューン)のことを忘れてしまった。
ジミーはヴェロニカに「自分の国に来て」と言われて「ヴェロニカが自分を好き」ととんでもない誤解をした。
出発のためにアパートに戻り、レスリーに会ったジミーは「やっぱりレスリーが一番好き」と分かり、残ることにした。
それを見たヴェロニカは自分の地位を捨ててポールと一緒になった。
 


■ (1945)The Sailor Takes a Wife


■ (1945)Adventure


(1946)郵便配達は二度ベルを鳴らす/The Postman Always Rings Twice
ジョン・ガーフィールド、ラナ・ターナー。
ニックとコーラはロスアンジェルス郊外で、ダイナーを経営していた。
フランクという流れ者が雇われた。フランクとコーラは愛し合うようになり、ニック殺害を企てた。
浴室でコーラは金属球をいれた袋でニックを殴ったが失敗した。
次に二人は峠の道で転落事故を装ってニックを殺害した。
フランクは裏切ってコーラだけが起訴されて裁判となった。


■ (1946)The Cockeyed Miracle


(1947)湖中の女/The Lady In The Lake
ロバート・モンゴメリー、レオン・エイムス、オードリー・トッター、ディック・シモンズ、ジェーン・メドウス
探偵のフィリップ・マーロウ(ロバート)は出版社の編集長アドリエンヌ・フロムセット(オードリー)から「社長の行方不明になっている妻クリスタルの行方を探してほしい」との依頼を受けた。
調べていくとクリスタルはクリス(ディック)という男性をミリュエルという女性と争っていた。ミリュエルはすでに死亡していた。
さらに拳銃を持ったミルドレッド(ジェーン)という女性が現れ、クリスの死体が発見された。
 


■ (1946)The Secret Heart


■ (1947)The Beginning or the End


■ (1947)The Unsuspected


(1947)高い壁/High Wall
オードリー・トッター、ロバート・テイラー、ハーバート・マーシャル、ドロシー・パトリック
スティーヴン・ケネットは「妻のヘレンを絞め殺し、車に乗せて川に突っ込み事故に見せかけた」。
しかしスティーヴンは、以前の事故で頭に傷を負っており、激しい頭痛があり、また記憶もはっきりしない。
鑑定のために精神病院に入れられた。手術をして頭痛は良くなったが、記憶障害は治らない。妻の首を絞めたまでは憶えているが、その後の記憶がない。
精神科医のアン・ロリソンは「麻酔療法をすれば、その時のことは思い出す」と勧めるが、スティーヴンはやりたがらない。
しばらくしてスティーヴンは麻酔療法を受けた。スティーヴンは精神病院を脱出して事件現場に向かった。アンはスティーヴンを追いかけた。
 


■ (1948)The Saxon Charm


■ (1949)Alias Nick Beal


(1949)罠/THE SET-UP
ロバート・ライアン、オードリー・トッター
ボクシングの試合で八百長が仕組まれた。
マネージャは「負けは確実」と考えて選手に伝えなかった。
 


■ (1949)Any Number Can Play


(1949)テンション/Tension
リチャード・ベイスハート、オードリー・トッター、シド・チャリシー、バリー・サリヴァン、ウィリアム・コンラッド。
ウォーレンはドラッグストアで一生懸命に働いている。しかし妻のクレアは遊び歩いてウォーレンに感謝の気持ちがない。
ある日クレアはデガーと言う男と出て行った。ウォーレンは元に戻るように言ったが無視された。デガーに殴られた。
ウォーレンはメガネをコンタクトレンズにしてポールと名乗り、別にアパートを借りた。二人に復讐するためである。
ウォーレンはポールとして相手のデガーを殺しに行ったが、恐くなり中止した。
しかし、クレアが「デガーが殺された」と現れた。ウォーレンが犯人として疑われた。


■ (1951)The Blue Veil


(1951)FBIの女/FBI Girl
オードリー・トッター、シーザー・ロメロ、ジョージ・ブレント、マージア・ディーン。
オーウェン・グリスビー知事は殺人犯ジョン・ウィリアムズである。そしてFBIに指紋が登録されている。
グリスビーは悪党のブレイクに指紋情報の盗み出しを指示。ブレイクの手下ポール・グレイクの妹ナタリーはFBI職員で指紋情報に接触できる。
ナタリーは指紋情報を盗み出したが殺された。FBI職員のシャーリー・ウエインはナタリーとポールの様子がおかしいと感じた。
シャーリーはブレイクの組織に潜入することになる。


■ (1952)The Sellout


(1952)パリの記者とハンガリーのスパイ/Assignment - Paris
ダナ・アンドリュース、ジョージ・サンダース、マータ・トレーン
冷戦時代、アメリカ人のアンダーソンがブダペストでスパイの疑いで捕らえられた。
パリ、記者のジムはハンガリー大使館を取材した。その後ブダペスト特派員が死亡し、ジムはブダペストに向かった。
しかしジムは当局に捕らえられて拷問を受けた。
一方ハンガリーから亡命して来たケキも捕らえられそうになったが救われた。
しかしケキはジムが捕らえられたことを知ってハンガリーに戻ることにした。


■ (1952)My Pal Gus


(1953)私刑される女/Woman They Almost Lynched
ジョーン・レスリー、ジョン・ランド、ブライアン・ドンレヴィ、オードリー・トッター、ベン・クーパー。
南北戦争中、サリーは兄を訪ねて南北の境界の町まできた。しかし兄は殺された。
町では強盗団のクワントリィル一味がはびこっており、また北軍の脅威にさらされていた。
サリーは(本当は南軍の)ランスと知り合い好きになった。北軍が攻めて来てクワントリィル一味は逃亡した。
サリーはランスを逃がすためにわざと北軍に捕らえられた。サリーが処刑されようとした。


(1953)恐怖の町/Man in the Dark
エドモンド・オブライエン、オードリー・トッター。
スティーヴは過去の犯罪の記憶を消す手術を受けた。病院で暮らしていたが、昔の仲間に誘拐されアジトに連れ込まれた。
アジトで恋人のペグに会った。仲間からは金の隠し場所を追及された。しかし隠し場所は知らない。
仲間の説明で自分が犯罪を犯したことは分かったが、依然として隠し場所は思い出さない。
ペグと二人でアジトを脱出して、隠してある金を探した。仲間が追いかけて来た。


■ (1953)Cruisin' Down the River


■ (1953)Champ for a Day


■ (1953)Mission Over Korea


■ (1954)Massacre Canyon)


■ (1955)Women's Prison


■ (1955)A Bullet for Joey


■ (1955)The Vanishing American


■ (1957)Ghost Diver


■ (1958)Jet Attack


■ (1958)Man or Gun


■ (1964)The Carpetbaggers


■ (1965)Harlow


■ (1967)Chubasco



(1947)湖中の女/The Lady In The Lake

(1947)高い壁/High Wall

(1949)罠/THE SET-UP