江戸川橋にある鳩山一族の旧屋敷 鳩山会館は、

今まさに秋のバラが見ごろを迎えています。

 

 

 

 

9月のエントリーで触れた日経新聞プラス1のステンドグラストップ10特集でこの館は、

堂々の2位に入っていたのです。

 

部屋のそこかしこで見られるステンドグラスは

当時ナンバーワンのステンドグラス制作家・小川三知氏の作。

 

 

 

通常の部屋は写真撮影OKだけど、特別展示がある部屋は撮影NG。

 

特別展示とは、鳩山一族が歴代の首相を歴任したときに

ビッグな要人から贈呈された貴重な(だけど無用な!)品々とか、

愛用の品々などなど。

 

驚きは徳川家康だったかの能装束の布を囲碁盤のカバーに使っていたこと。

なんだか豪華な掛け布だなぁと思って解説を読んでびっくり・・というわけです。

 

 

 

 

庭内にはあちこちに鳩の置物などがあり、

鳩山、という苗字を重んじていた様が伺えます。

 

とはいえ鳩山家の家紋は3羽の雁、というオチなのだけど。

 

 

 

 

さて、この館にある鳩たち:

 

 

上記のアップ:

 

 

池のほとりにも。

 

 

 

さて、さらなる見どころの一つは、

小川三知氏のステンドグラス。

 

このエントリーでは鳩関連のもののみをとりあえずご紹介。

 

 

 

玄関上部も美しいのです。

 

 

上記の裏側、つまり外から見ると、こんな感じ:

 

 

 

こちらは・・・?

 

 

 

これは鳩ではなく、孔雀でした。

 

 

 

そして家を守るふくろうが、屋根の上にいくつか並んでいました。

 

 

 

薔薇は年二回、春と秋に見ごろを迎えます。

 

とはいえやはり春のバラの方がやや華やかのよう。

アーチ形の門を彩るバラは春のみ開花するらしいのです。

 

館の裏側にも薔薇が植えられているので、そちらの方もお忘れなく!

 

 

 

 

 

関連:

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ステンドグラス紀行7:鳩山会館(バラと鳩とステンドグラス)

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