先日の小笠原伯爵邸のエントリーの続き。
小笠原伯爵邸には、うっとりするようなステンドグラスがはめ込まれている。
ただ一か所ではあるのだけれど。
作者などはわからないそうだけど、
一流の作家による作品であることは間違いない。
外の光の加減で、少しずつ表情を変えていく。
さらに斜めに渡された格子の賛と
ステンドグラスで描かれた花の三角形の辺が
しっかい呼応していて、
窓全体としてすばらしい芸術作品だ。
近づくと意外にグラデーションがかった多色使いで、
だけど淡いパステルカラーで統一されて
嫌味がない。
黒い枠が明快で、マーガレット柄がよく似合う。
イスラム様式の喫煙室も、
窓に表情があった。
この伯爵邸は余りPRしていないけれど
お宝というのはひっそりと埋もれるがごとく隠れているものらしい。
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