更に見張れ!ボーター君! | オーシャンズロデオ

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女性型や海洋系のトランスフォーマー玩具! 歴史大戦ゲッテンカ!
※amebloの仕様変更&自分の管理不足により、コメントを頂いたことに気づきづらくなっております。そのせいで長期間スルーしてしまうことがあり、申し訳なく思っております。改善する予定です。

 豪華な作りの正統派リメイク!

 トランスフォーマーレガシークラウドファンディング企画よりボーターのレビューだ!

 

 

◆TRANSFORMERS LEGACY DEATHSAURUS AUTOBOT BOATER

(トランスフォーマーレガシー デスザラス

 ……に付属の、オートボット ボーター)

 

 うおお~っまさかのボーターリメイク!! 箱には一切載ってませんが中にちゃんと入ってます!

 ボーターというのはざっくり言えばG1終盤アニメ『トランスフォーマーV』に登場した船舶系TF。玩具は『Z』にて発売されました。マイクロトランスフォーマーという小さな体の種族で、玩具もまたかなりのミニサイズだったキャラです。当ブログでも当時品をレビュー済み。そんなボーター君がなんと2023年になってリメイクされ、新たな体で再玩具化されました! 超嬉しい! 超嬉しい……嬉しいのですが、その販売形式がクラウドファンディング企画のデスザラスに付属するというもので、しかもボーター(&ピーポー)の存在が発表されたタイミングがなんとクラウドファンディングの出資締め切り後! なので存在が明かされた時点ではもう申し込むことができないという、なかなかに絶望的な状況でした。とはいえボーターとピーポーはトランスフォーマーHasLab企画の中で最多支援者数を達成したことの記念サプライズだったとのことで、ニュアンスとしては支援者に対するサービス品といっても過言ではなく、支援していなかった自分が新ボーターを手に取れないのはしょうがないことなのかもなあと思いつつもやっぱりボーター付くなら買いたい!ということで輸入店を通してなんとか買うことができましたw というわけでレビューしていこうと思います!

 

 メインの箱を開けたところ。デスザラス様の足元にピーポーともどもちょこんと配置されてるのがカワイイ。気を付けの姿勢で大人しくしているデスザラス様もちょっとカワイイですねw

 

 箱から出して、ロボットモード全身! おおっボーター君だいぶ精悍になっちゃってまぁ!

 旧玩具と違って爽やかな白×水色のカラーなのでパッと見の印象は結構違いますが、妙にナイトっぽい頭部や刺激的な赤パンツ、フネ感のある手足などはまさにボーター! とうとうボーターのリメイクが来たという事実も嬉しいですし、あまり数の出ていない海洋系、船舶系TFの新作という意味でも嬉しい!

 

 後ろから。船の舳先をフードのように下ろした姿もボーターらしい。

 

 横から。今回のボーターは船の後部を膝下にするだけでなく運転席部分を畳んでカカトにする工程が追加されているため自立はめちゃくちゃ安定! 当時のマイクロトランスフォーマーは意外とバランスに難があるものも多かったのでこういった処理は嬉しいですね。

 

 正面から。広い肩幅や豊かな胸筋が頼もしい。ボーター君も立派な海の男になったね!

 そしてこのボーター、体格の立派さだけではなく塗装の豪華さも魅力! 写真では伝わりづらいかもしれませんが、顔面をはじめ、ビークルパーツとなる水色の部分はすべて塗装! 胸部やふとももなどの白い部分は成形色ですが逆に「白以外全部塗装」となっており、さりげない高級感を醸し出しまくってます。クラファンデスザラスの付属品だからこそ実現した豪華なボーターといった感じ! 後述しますが玩具としての触り心地も実にしっかりしてます。

 

 顔アップ! ナイトのようなひさしと目以外を覆うマスクがまさにボーター。かなり小さい箇所ですがツインアイ部分が妥協せず塗られていてとてもいい感じです。カメラでアップにして撮っているので塗装が崩れ気味に見えますが肉眼で見るとかなり綺麗。奥まった場所なのに目がしっかりわかる感じになってます。

 

 胸部はわずかながら逆三角形に膨らんでおり、広い肩幅ともども男らしさグンバツ! 美少年や男の娘であってもほぼ女みたいな体型よりかは男らしい筋肉があるほうがエロいと常々思っている私としては嬉しい限り。

 

 腕はこんな感じ。ビークルのガワ内部に腕の形が造形されているタイプのやつです。造形的にはやや肘を曲げたような形になっているので、小型玩具特有の腕のピコピコ感が軽減されています。さりげなくも嬉しいポイント!

 また拳部分にしっかり塗装があるのもナイス。春麗の腕輪よろしく、遠目に見ても「ここが手!」と視覚的にわかりやすくなっているのがいいですね。

 

 腕の外側はビークルのガワそのままですが、そのおかげでむしろアームシールドっぽく見えてカッコイイかも。ボーターは海上の救護などを行うキャラなので、盾に見立てられる造形があるのは嬉しいところw

 

 腰周り! テッカテカの赤パンツが眩しい。勝負下着ならぬ勝負海パン感もあっていいですね。こんな食い込み激しめの海パンをまとった海上救護戦士に助けられたら誰だって恋しちゃうだろ……

 

 脚周り。シンプルな作りながらも膝裏あたりに切り欠きがあり、太い部分と細い部分とのメリハリが表現されています。人体の美しさというのはそのメリハリが肝なので、こういう部分で人型ロボとしてのカッコよさを出してくるのはとても嬉しいですね。

 

 膝下周り。ふとももに対して膝下がだいぶ短い気もしますが、ビークル後部の運転席部分の盛り上がりを靴のように見立てた配置がかなりオシャレ! 単にビークルの一部をレッグアーマー状に配置するのではなくちゃんと靴や足として見栄えのする形状に収めるという、このサイズの玩具としてはなかなかに高度なことをやってのけてます。カタチそのものは変えていないのにそう見えるようになるというのが面白いところです。

 

 旧玩具と比較! 文字通り肩身が狭そうだった旧玩具のスタイルから一転、ガッシリした体格になりました。可動モデル化したことで棒立ち感がなくなったのも嬉しいポイント。ただ旧玩具のチマッとした雰囲気もそれはそれで別の魅力がありますね。

 ボディの色が黒から白へと大幅に変わりましたが、これはおそらく今回のボーターはVのアニメ準拠になったということなのだと思います。当時品は海外のシーウォッチ君をそのまま日本版のボーター(ボータ)として持ってきた形なので黒い肌をしてますが、今回のはVのアニメ準拠の白肌。説明書に載っている名前も「Seawatch」ではなく「Autobot Boater」です。

 船の外装部分も青緑色から水色に変わっている……ように見えますが、これに関しては旧玩具が経年で緑っぽくなってしまっているだけですw 以前記事にしたときはまだ爽やかな水色だったんですがこの数年で一気に変わっちゃいましたw

 

 

 G1船舶系リメイクサイバトロン戦士たちとサイズ比較! 左はLGシースプレー、右はTRブロードサイド。こうなるとウェーバーやホバーチームのリメイクも期待したいところ! 

 

 可動の話!

 まずは頭部が左右にクリクリ回せるぞ! 小さいのにちゃんと動いてエライ!

 

 左右をキョロキョロ見渡して危険がないか注意を払うポーズがとれるんだ!

 人間たちやオーリーバイトが海で楽しく遊んでいる最中も警戒を怠らないボーター! 彼のおかげで僕たちはのびのびと遊べるんだ! いつもありがとね!

 

 腕の可動! 肩の付け根がボールジョイントで、前後には背中のガワを避けつつ一回転可能。横にも水平まで広げることが可能!

 

 腕を前後に動かしてのポカポカ殴りが大得意! 自分より遥かに大きな体のオクトパンチに襲われたとしても、ポカポカパンチで必死に応戦するんだ! 勝てる見込みは少ないが、うまいこと股間にクリーンヒットすればなんとかなるかもしれないぞ! 

 

 また、肩と胴体を繋ぐアーム部分を上にスイングさせることも可能。こうすると肩をすぼめたような動きになるので……

 

 ノーティカにグイッと詰め寄られて思わず肩を縮こまらせる遊びなどができるんだ! へぇ~ボーター君ってばリメイクされたのね?カッコよくなったじゃない♡ あっハイありがとうございます……! フフッ縮こまっちゃってカワイイんだから♡ などといったやりとりでたっぷり遊べるぞ~っ!

 

 肩アームを上げつつ腕を前に出せば、このようにボールジョイントを見せつけるような動きができるので……

 

 といったように無防備なワキを見せて同僚たちをドキッとさせる遊びなどができるぞ~っ! ハハッ何考えてんだ俺ら……ボーター君はいくら可愛くても男なのにな……と思いつつも高鳴る鼓動は隠せない……そんな青春を再現してたっぷり遊ぼう!

 

 また、腕を広げて立ちはだかるようなニュアンスも演出可能! 人間たちはボクが守るんだ!と男気を見せるボーター君……その勇気といじらしさが俺たちの心をわしづかみ! 悪役として出てきてくれたスパークアーマースカイバイトに感謝すら捧げたい気持ちだ!

 

 脚の可動!

 脚の付け根はボールジョイントで、前後には水平までガバッと動かせる作り。

 

 両脚を前に出してのお座りポーズもバッチリ! ハイタイドの船ばたに腰を下ろし、今日の夕飯なんだろね?などと話に華を咲かせるボーター君……こんな平和な日常がずっと続くといいよね!

 

 開脚範囲は45度ほど! 小型TFとしては十二分な感じ。

 

 脚を横に突き出す回し蹴りポーズがとれるぞ! いざという時に戦えるようにとリベンジデプスチャージに格闘戦を習うボーター君……その健気さを君は見たか!? 

 

 肩の可動と脚の可動を合わせれば、Y字バランスならぬX字バランスのポーズもとれるので……

 

 デストロン海軍基地で両手両足を固定され、捕虜としてじわじわと嬲られる……そんな情景を再現して遊べるんだ! くっ……絶対に口は割らないぞ! どんな拷問にも負けるもんか!

 

 また、全身で×の字を作っているようにも見えるので……

 

 といったように全身で×を作って仲間に無言の合図を送ることが可能! 迅速かつわかりやすい連絡方法をボーターは心得ているんだ!

 

 膝はボールジョイント! 変型の恩恵もあり、90度より深く曲げることが可能。ただし膝関節の位置がかなり下の方にあるので、角度によってはあまり膝を曲げているように見えなくなってしまうのが惜しいところw またボールジョイントがやや緩めなので気になる人は補強が必要になるかも。

 

 膝を曲げて一生懸命走るダッシュモーションが表現可能! シースプレーホバーチームがスイスイ進む中、ひ~っボクはホバークラフトじゃないから地上じゃロボットモードで走るしかないよ~!的なキャラづけでコミカルに遊べるぞ!

 

 膝はボールジョイントということでロール軸の代わりに扱うことも可能!

 

 そのおかげで、男らしく脚を投げ出す感じでラフに座らせることができるんだ! 砂がつくのもおかまいなしに浜辺に腰を下ろし、仲間と他愛もないことを語り合う……ボーター君は青春まっさかり! 

 

 可動というより変形の一部ではあるものの、カカトとして畳んでいた白いパーツを起こすことでこのような形になるので……

 

 足ヒレ展開モードとして海中を泳ぐ遊びができるぞ~っ! 潜水は専門外ではあるものの遊泳程度なら可能なんだ! 非番の日にはイルカさんと一緒に仲良く泳ぐこともあるとか? 貴重な休日、存分に楽しんでくれ!

 

 総合的に可動は優秀! 肘こそ動きませんが、首がしっかり回り、肩が動き、脚も膝もしっかり動かせるのでポージング遊びはかなりやれる感じ! 特に肩がとても優秀で、肩の軸が上にスイングするおかげで腕の可動範囲がとても広くなってます。肘が動かないのをカバーしてしまう勢い! ミニマムなTFがあまりあちこち動いてしまうと逆に扱いづらくなったりもするので、実にちょうどいい塩梅です。ちょっと緩いですが膝がボールジョイントなので脚のロール軸として扱えるのもデカい! 動かしていてとても楽しいですね。

 

 また可動そのものではありませんが「動かしていてパーツが外れてしまう」ということが無いのも嬉しい。同じチームの仲間であるホーリー&ファイヤー(レッドヒート&ステイクアウト)が属するシージのマイクロマスター枠は割とボールジョイント外れがちな作りが多かったのでちょっと心配していたんですが、ボーターとピーポーは今回の企画のためだけに作られたものというのもあってかそれらとはまったく触り心地になってます。武器モードへの変形等はありませんがガシガシ遊べてイイ感じ!

 

 そして変形!

 ボーターは警備船に変形します。

 ボーター、トランスフォーム!

 

 肩縮めて船首起こしてカカト伸ばして膝曲げて完成!

 ひねった箇所のない単純な変形ではありますがそのシンプルさが魅力。複雑でないぶんチャキチャキッと変形が完了するので実に楽しい一品です。  

 

 そしてこのボーター、とにかく変形がカッチリ決まるように作られているのがすごくいい感じ。たとえば船首部分の固定ですが、この写真でお分かりになるでしょうか、ヒンジ部分に乗り越え用の凸ラインが設けられていて、正位置にカクッとハマるようになっています。これがかなり気持ちいい。またビークル後部も同じように乗り越え部分が作られているので心地よい軽い抵抗感とともにカチャッと固定される作り。小型TF玩具らしからぬ感触の良さがあり、変形玩具としてもしっかり作られている一品といった感じです。

 

 ボーター、ビークルモード! 救命ボート?警備船?に変形完了!

 かわいいサイズの船になりました。デッキ上のヒンジが目立ちますが船として文句のない作り!
 

 後ろから。膝下で作られた船室がいい感じ。

 

 横から。船として違和感のないシルエットにまとまってます。コロ走行が無いのは惜しいところ。といっても近年は船舶系に限らず宇宙船TFや航空機TFだとコロ走行用のタイヤが廃されることが多いので仕方ないですね。変形させたあとに床をシャーッと走らせて「完成感」を味わうのが好きなので個人的には復活してほしいですがw

 

 船首付近。スコップの先端のような緩やかな尖り方がいかにも船!といった感じで素敵。船体にある段差およびナナメの突起は、高速で移動する際の波しぶき避けとなるスプレーストリップ部分を再現したもの……でいいのかな?

 

 船首上。甲板にあたるパーツが無く、くり抜かれたような形になっているのが惜しいところ。これはこれで船舶というより渡し舟のような雰囲気もあるのでお得と言えなくもないかもw

 

 プリンカップを逆さにしたような突起。塗装が無いのでわかりづらいですがこれはおそらくレスキュー船としての回転灯かと思われます。旧玩具にも同じものがありましたね。ここをチカチカ灯して懸命に救助活動をする姿を想像しながら遊ぶと童心に帰れます。帰らなくてもいつもだいたい童心ですけどね。

 

 船室周り。膝下とカカトが組み合わさってこの船室を形成するのが変形玩具として楽しいところなんですが、こちらも塗装がないので目立っていないのが惜しいところ。とはいえビークル用の塗装をあまり緻密に施してしまうとロボットモードでのアニメっぽさが薄れてしまうとも思うので今回はそちらを重視したのかもしれません。

 

 後部周り。モーターがウイングのようにせり出している造形でヒロイックな感じ! ボールジョイント受け部分を推進器に見立てて遊ぶのもちょっと楽しいw

 もうちょっと手前に戻って、船室の後ろ側にはリアウインドウっぽい造形も用意されてます。

 

 ちなみに変形工程に従って船室を退かしてみると、その中にまた船室の造形があります。こっちは操舵室かなと思いましたが、ひょっとしてロボットモード用のダミーパーツ的なことなんでしょうか? 細かくてすげぇやという感情といやそこまでやらんでもという感情がどちらも沸いてきますねw 

 

 旧玩具と比較! 舷側のインテークや後部のウイングなど全体的なデザインは踏襲されてますが、船体がだいぶ幅広になったり中央の操舵室が無くなったり水中翼が消えたりと変わった部分も多々。現代版アップデートといった趣があっていい感じ!

 

 ボーター、近隣海域を哨戒!

 

 小ささを生かした高速艇として海を駆け回るぞ! 大型船が入れないような岩場だってへっちゃらさ!

 

 レスキューチームの名は伊達じゃない! 海難事故などに遭っている人間を発見次第、迅速に救助に向かうんだ!

 

 救助担当としてヒートウェーブのお供をすることも多いとか!? 海の平和は俺たちに任せてくれよな!

 

 救助した人間をただちに岸へと運び、ピーポーへとバトンタッチするんだ! デストロン海軍と戦うだけじゃない、この救助活動もまた彼らにとっての戦場なんだね!

 

 マイクロトランスフォーマーといえばマイクロトレーラー! ということで入れられるかどうか試してみたものの舷側のインテーク部分が引っかかって収納はできない感じ。ただお尻だけなら入れられるのでこうして発進時の雰囲気は出せるかもw

 

 前述の通り、今回のボーター(&ピーポー)はシージのマイクロマスターフォーマットではないので武器モードへの変形はナシ。単体の変形玩具としての完成度はすこぶる高いものの、遊びの幅に関してはかつての同期たちに一歩劣る……かと思いきや……

 

 武器モード? やってやるぜ!! うお~っ渾身のアイロンモードだ~っ!

 

 海水や潮風ですぐヨレヨレになってしまうダイバーのお洋服を丁寧にアイロンがけ! パリッパリの着心地に仕上げてしまうぞ~っ! ボーター君がいて本当によかった! いつも本当にありがとうボーター君!!

 

 レガシークラウドファンディングより、ボーターのレビューでした!

 

 ボーターのリメイク! まずはそれがとても嬉しい。シージでマイクロトランスフォーマーがリメイクされ始めたとき、ボーターも出ないかなと期待したのですが当時は叶わず。しかし数年越しにこうして無事に世に出てくれました。

 ミニサイズの玩具なので可動はオマケかと思いきやかなり動いてくれるのも嬉しい。肘は固定ですが、首、肩、脚、膝がすべて動いて、しかも肩に関しては上スイングのおかげで表現の幅がかなり広がってます。そのへんのEZコレクションよりもよく動くかも。そして繰り返しになりますが動かしていてボールジョイントが外れたりしないのが嬉しい! シージのマイクロマスターはそういう作りのものがいくつかあったのでボーターもひょっとすると…と心配していたのですがシージ系とはまったく違う作りになっていたので問題ありませんでした。そのぶんウェポンモードなどの遊びは無くなっているのが惜しいですが、おそらくはアニメの再現を重視しているのでしょうし、そこを廃したぶん単体の完成度を高めることができたのだと思うとこれもひとつの正解のかたちだと思います。

 変形玩具としても優秀! 構造は単純ですが少ないステップでチャキチャキと船にできるのはシンプルに楽しい。ビークルがカッチリするのもいいですし、各パーツが正位置にカクッ、カチャッ、とハマる感触も実に快適。単に固定ジョイントがあるというのではなくて乗り越え用の突起がちょうどいい感じに設けられているのでとても気持ちよく遊べます。

 海洋系TFとしてもイイ感じ! ただでさえ貴重な船舶モノのTFにおいて小型のボートというのは更に貴重。ビークルモードの表現としての塗装があっさりめなのが惜しいですが船として十二分に楽しく遊べます。

 玩具としての欠点は特になし! 強いて言えば膝のボールジョイントが片方緩かったことくらいでしょうか。

 

 海洋系TFはまだ紹介できていないものも多くありますし、更に次のタイタンクラスとしてアルマダタイダルウェーブも発表されたので今から楽しみ!

 では!