便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック -3ページ目

便秘/原因不明の痛み(線維筋痛症など)/不安/不眠症...福岡県 あらき心療クリニック

楽に深く息を吐いて、腹部の圧迫を和らげ、体を伸ばす。

肩こりや腰痛その他体の色々な部位の痛みを持っている
人が非常に多いことに驚かされる毎日です。
その痛みの原因が不明とされることが多いことにも
驚くばかりです。

心療内科・精神科の領域では
うつ病の症状の一つとして捉えられることが多くなって
きているようですが、それも仕方のないことかもしれません。

腰痛一つ取っても、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症等と
診断のつく場合が15%ぐらいで85%ぐらいは原因不明で
非特異的腰痛と言われ、精神的なものが関与している、
ストレスなどが影響しているとされるぐらいですから。

しかしはっきりとした腰痛が、精神的なものが原因で
生ずるということは考え難いことです。程度を増強する
ことはあるでしょうが。

腰痛その他の多くの痛みの原因として
最近注目を浴びて来ているものに

筋・筋膜性疼痛というものがあります。
筋膜が関係しているようでなのです。
筋膜というものを医学生が学ぶことは現在でも殆ど
ないようで、医学上の盲点と言ってもよいのかも
しれません。

難しい知識はともかく、
一般的なストレッチとは異なる、
力を入れずに(力を抜いたまま)行うストレッチが
腰痛や肩こりその他の痛みに非常に効果的であると
気付いたのは2013年の10月頃のことでした。


多くの人は食事中に便通、便秘の話を嫌がりますが、
快便の人はそうでもないかもしれません。

約2年前に、ちょっとしたきっかけでデルデル呼吸を
試して頂いた60代の男性の方がいるのですが、

先日その人との食事中に次のような発言がありました。
「快便で、時々自分が済ませた後写メを撮って
人に見せたくなるようなことがある」

ガッテン!

デルデル呼吸で首尾よく済ますことができたら
トイレットペーパーが要らないことが増えるのですが
その60代の男性が嬉しそうに話をしているのを見て
私も嬉しくなりました。

今月2日にマキノ出版から

「腸の毒出しでやせる!病気がなおる!」

というムック本が刊行されました。その中に


『デルデル呼吸』が紹介されています。


息を吐いて息むと排便し易くなるということに気付いたのは

2000年頃で、腹横筋を使って息が楽に吐けて快便につながると

気付いたのは2005年のことでした。

『おなかすっきり心すっきり 腹横筋を使ったお通じ改善法』を

自費出版して、マキノ出版の健康雑誌『安心』さんが、それに

目を留めてくださり、2006年4月号に

『デルデル呼吸』とネーミングして紹介してくださいました。

肩こり、首こり、腰痛や冷え症などにも間違いなく効果があり

ダイエット効果もあるので理論的なものも含めてまとめた

『やせる!デルデル呼吸ダイエット』がマキノ出版から出版され

たのが2007年です。

少しは人様のお役に立てたようで嬉しく思っていました。


ところが2013年10月頃に、非常に簡単ではあるものの一般に

行われてはいない(気付かれていない)ストレッチ法に気付きました。


肩こり、首こりや腰痛その他いろいろな身体各部位の痛みに

効果的なストレッチ法を開発中(?)ですが


便秘や過呼吸、パニック障害などにはデルデル呼吸が

役に立ちます。


興味のある方は是非ご覧ください。


先週のことですが
朝日カルチャーセンターでストレッチの講座を行いました。

タイトルは
『寝たまま楽々 筋膜ストレッチ』というものです。
昨今ストレッチとか筋膜とかいう言葉をよく目にする
耳にするように思いますがことさら構えて行うストレッチではなく、
それこそ寝ながら(夜就床時や朝の起床時)そのまま
楽々出来るストレッチ法です。

一般に行われているストレッチよりも簡単でより効果的です。
2年前に気付いた(目覚めた)ストレッチ法で、色々工夫して
きてやっとまとまってきました。

腰痛、肩・首こり、坐骨神経痛、股関節痛、足裏痛・・・
症状により、やり方を少し変えるだけでより効果的になります。

呼吸法と併せて行うと良いのですが、呼吸法抜きでも
ストレッチだけでも驚くほどの効果が期待できます。

腰痛その他で困っている方が非常に多いのですが、
少しでもお役に立てればと考えています。

もちろん本業も頑張りながら、です。

70代の女性です。


うつ病ということであるクリニックで結構長く抗うつ薬を服用して来て

いたのですが、

ちょっとした反社会的行為を繰り返したので認知症かと心配した家族が

当クリニックに連れてきました。


年齢にしては薬の量が少し多く、手の震えなどもあったためとりあえず

減量しました。すると


「頭がすっきりして、体も軽くなりました」


さらにしばらくすると


「唾液がでるようになってご飯がおいしくなりました」

「涙も出るようになりました」

「笑顔が出るようになりました」


抗うつ薬を減らして、うつ症状(?)が良くなったのです。

それも副作用が少ないとされている新しいタイプの抗うつ薬です。


久し振りに驚かされました。