※この記事の主たる目的は個人的なメモなので、社外パーツ交換を推奨するものではありません。また交換時や交換後の不測の事態について私は責任を負えません。高速移動するオートバイのパーツ交換やメンテナンスはプロにお任せすることを強くお勧め致します。
今回入手した工具類
左からタペットアジャストレンチ、シックネスゲージ、ユニバーサルホルダー
圧縮上死点で吸排気バルブをフリーにして作業します。同時にカムチェーンのテンションも抜きます。
まずはロッカーアーム・カバー(正式にはタペット・アジャスティング・ホール・カバーと言います)を外します。
作業前にロッカーアームのクリアランスの研究(笑)
シックネスゲージを差し込んで感触を試します
で、この感触、言葉にすると「羊羹を切る感じ」。。。分かるかい❗️❗️
だって羊羹を切るのってほぼ無抵抗ですよね。
困った時のYouTube頼り、分かりやすい解説のチャンネルがありました。
いわく「ギジギジ」
なんかこれが頭に残ってまして、試してみたらまさにその通り。
素晴らしいです❗️ありがとうございます❗️
早速換装作業に入ります。
ほいでここでも天才さん登場❗️
カムシャフト換装には、手前のカム・スプロケットを外さないと作業出来無いのですが、これが厄介。
チェーンをケースの中に落としちゃうとエンジン全バラしです(笑)
カム・スプロケットからチェーンを外して、カムを換装して、再びスプロケットの位置を決めてからチェーンをはめる、なんて言葉だけでもこんがらがっちゃう作業をクリアしないとカム換装は出来ません。
この作業はプロでも難儀するそう。
そんな問題をインシュロックで解決ですわ❗️
どなたか存じませんが。貴重な裏ワザをあげて頂きありがとうございます❗️
復旧手順の写真はありません
で、エンジン始動❗️
おかげさまで一発始動❗️
初めはタペット音が大きかったのですが、エンジンが暖まったら消えました。
早速試乗に40キロほど走ります。
折り返し地点で
出先で問題があった時のために、シックネスゲージとタペットアジャストレンチは持ち歩きです。
慣らしは100キロ程度は5,000回転縛りが好ましいとの事。
今度の休日に200キロほどの慣らしに行って来ます❗️
2023.10.19 取付け