アンカーのsoundcore3を買ってみました。

SONY SRS-XB31が壊れてしまいまして。カーポートのコンクリートに落としてしまって!外観は何ともなかったのですが、音を出してみると低音がビリつくようになって、使用不能状態。(>_<)



今まで買ったBluetoothスピーカーでは最高にお気に入りでした。サイズも小ぶりの割には低音も満足で、サラウンド機能があって、音が部屋中に広がるので、小さいけど音に包まれる満足感がありました。

ソニー ワイヤレススピーカー SRS-XE200 :防水 IP67/広いリスニングエリア/ハンズフリー通話/ロングバッテリー16時間/SRS-XE200 BC ブラック

ということで、買い替えを考えまして・・・
後継機のSRS-XE200が発売されたので試聴してみましたが、これがめっちゃショボい音!(ハッキリ書きます!) どこで聴いてもスピーカーの正面で聴いたような音に聞こえるという商品ですが、今までの『高音質』をうたって来たSONYが、その『高音質』を置き去りにしてしまった商品です。このひとつグレードが下のSRS-XB23の方がずっといい音なんです。でもグレードが低い商品に落とすのも抵抗があり、また同じグレードのSRS-XE200の前の機種、SRS-XB33 もまだ発売されていますが、私には大きすぎます。

ということで、買うものがなくなったので、SRS-XE200の後継機が発売されるのを待つしかなくなったわけです。(高音質の商品に戻れば・・・のお話ですが!)

ということで、SRS-XE200の後継機を期待しながら1年以上待つ間に、『繋ぎ』として何か買うことにして、探していました。




繋ぎ』なので、取り合えずまともな音が聴ければいい、値段もほどほどで・・・、ということでこの『Anker soundcore3』が候補に挙がりました。

評判もよく、値段は6,990円なので、『繋ぎ』としてはいいかも?、またSRS-XE200の後継機が発売されてもサイズが違うので、違う目的で両方とも使えそうです。σ(^^)

などと考えていたら、ポイントがほぼ同じくらい貯まっていたので、手出しなしで購入出来そうです。これは神様が「これを買いなさい!」と言っているに違いないと思って(笑)、早速購入してみました!(^^)/


 

届いて早速開封して触ってみましたが、とにかく小さいです。
イメージとしては、BOSE SOUNDLINK MINIをもうひと回り小さくしたイメージです。
私のスマホXperia1とあまり変わらない大きさです。


SONY SRS-XB31が後ろ



上からの方がわかりやすいですね。
こんなに小さいです。




肝心な音ですが、まず最初に音を出した瞬間に、値段の割にはとても質のいい音だと感じました。かなりコスパが高いと思いました。「えっ、このレベルの音を出してくれるの?」って思いました。

音の傾向としては、とてもストレートで、飾り気のない音です。低音もサイズの割にはまずまずの音です。 弾力がある音ですが、硬めの音ですね。

一番の特徴は、このサイズでしたら、低音を増幅したために高音が埋もれて、籠ったような音になりがちですが、中高域は気持ちがいいくらいストレートに出て来ます。

人間にたとえると、新入社員でまだ仕事はそんなに覚えていないんだけど、先輩とお客様のところにご挨拶に行ったら、その真面目さと誠実さが気に入られて、お客様から「うちの担当にして下さい!」って言われるような人でしょうか?(笑)

つまり、飾らず真面目にストレートな音作りをしているので、その飾らないストレートな音がとても魅力的に感じるんです。



背面はこんな感じ

それとですね、最近のBluetoothスピーカーは、JBLBOSEも左右2つのスピーカーを1つにして、モノラルの製品が増えています。これは左右の間隔が狭いので、スピーカーをステレオで再生してもあまりステレオ感が味わえないので、「だったらモノラルで良くない?」ってことなのでしょうが、この『soundcore3』はこんなに小さいのに、ちゃんとステレオ感を味わえます。

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私のお客様がこの『soundcore』の初代モデルを持っていまして、聴かせて頂きましたが、『soundcore3』はかなり進化しています。私は、カシオの電子ピアノとイメージがダブってしまいました。

カシオの電子ピアノは、昔は馬鹿にする人もいたくらいでしたが、毎回新製品を出すたびにもの凄い進化をしているので、私は「あと10年もしたら有名ブランドを追い越すんじゃない?」ってずっと思っていました。

今では、カシオの電子ピアノは、特にエントリーモデルではカシオは代表的な商品になって、若者を中心に大人気の商品になっています。エントリーモデルでは、カシオの右に出るメーカーはいないんじゃない?って思うほどです。

【専用ヘッドホン&ワイヤレスアダプター付き!】CASIO カシオ 電子ピアノ DigitalPiano 88鍵盤 Privia PX-S1100 (本体, WE ホワイト)


PX-S1100は、大人気商品で、今では有名アーティストも使っています。

このAnkerの『soundcore3』もそんな空気を感じてしまうんですね。
コスパが高いというだけじゃなく、進化が大きいということと、カシオと同じくメーカーの情熱みたいなものを感じてしまいます。



こんな箱に入っていました。



フタを開けてみました。



全部出してみました。



説明書や、充電用のUSBケーブル、ストラップも付いていました。

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総評です。

まず満足度としては、100点満点の150点くらいでしょうか?
値段の割り、サイズの割りに音のクオリティが高いので、「いいもの感」を味わえます。「買って良かった!」と素直に思える商品です。

この商品、どんな人にお勧めか?というと、「安いけど、小さいけど、なるべく高音質なものが欲しい!」っていう人ですね。σ(^^)

私の家のリビングは10.5畳ですが、うるさいくらい大きな音で再生出来ますが(笑)、特に小音量時の再生力が素晴らしいです。小さい音でも各楽器の音がクッキリ出て来ます。

なので、集合住宅で大きな音を出せない環境や、机の上で小音量で聴きたい人、狭い空間でニアフィールドで聴きたい人にお勧めです。

あと、専用のアプリがありますので、それにイコライザーも付いていますので、自分で好きなサウンドに設定出来ます。

高音質ということだけでしたら、他メーカーの上位機種にいくらでもありますが、このサイズ・この価格帯でとなると、この『soundcore3』はかなりお勧めの機種ですね。




いろんなところでの再生を試してみましたが、一番いい音で聴けるのが、寝る前布団に入って、布団の上から胸のあたりにこのスピーカーを乗せて再生するときですね。

低音はカラダを伝わって来るので重低音が感じられるし、スピーカーはほぼ耳の高さなので、高域もきれいに耳に入って来ます。びっくりするくらい高音質になりますよ!お持ちの方は、是非試してみて下さい。(^^)

もうひとつだけ・・・
一度充電すると、約24時間再生できるので、残量不足を気にしないで使えます。これは今までのスピーカーと大きく違うところ。気が向いたときに充電すればいいので、今までの充電式製品のようなストレスがほぼ無くなりました。また、残量はスマホのアプリから簡単に確認出来ます。毎日使っていて、この違いはとても大きいです。

ということで、Anker soundcore3の商品レビューでした。

ご購入を検討されていらっしゃる方のご参考になれば幸いです。σ(^^)

色はブラックの他にネイビー・レッド・グレーの全4色です。

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こちらの商品ページで詳細をご確認下さい。