ゾウさんは気難しい
過酷な人間界で奮闘中の妖怪息子。今週はかなり苦しんでいた。火曜、授業は16時には終わるのだが、18時を過ぎても帰って来なかった。LINEや電話をしてもまったく返信がない。19時を過ぎてようやく「散歩してました、今から帰ります」と返信が。結局帰宅したのは19時半。「14キロ歩いた」らしい。慣れない早起きで慣れない実習授業で、それだけでしんどいはずなのにあえて14キロ歩くとは、よっぽど憂さを晴らしたいことがあったのではないか?その晩は学校の話は一切しなかった。「もう限界なんかな。それでも1週間もよく通えたよ。もうええんやないか・・・」そんな風に自分を納得させようとしていた私。翌朝は、起きたものの機嫌が悪く、いつもより早めにそして黙って出て行った息子。夕方、帰宅すると、息子は部屋にいて、ドアが開いてややニヤッとした顔を見せたかと思うと無言でまたドアを閉じた。私は、夕飯の支度をし、「夕飯できたよ」と声を掛けると息子は割と素直に部屋から出て来て食卓についた。すると、息子がいつも昼休みに食べに行っている松屋の話をし出した。それから、先週から仮面ライダークウガが放送されていること、来週は絶対観るということ、そして、同じ仮面ライダー好きのクラスメイトのベトナム人と話をしたことを話してくれた。その後、クラスメイト達が「俺、金ないから(節約したいから)昼はこれだけなんだ(パン)」と毎日話しているという話。それに対して息子は「ほんとにお金を節約したいなら、自分でおにぎり作って持ってくればいいじゃん。あいつら水も毎日買ってるんだよ。水筒を持ってくればいいじゃん。おかしいでしょ?」と憤慨していた。息子「だいたい、昼代まで節約して何にお金を使うのか理解できない」母「うーん・・・そうかぁ何にお金を使いたいかって人それぞれだからね。推し活してたらお金かかるよね」息子「推し活か。みんな同じこと言う(ちぇっ)」息子はバイトはしていない。昼代は一日600円と想定して週に3000円渡している。おこづかいは今月からあげていないが、先月、お誕生日プレゼントとして大目に現金を渡してある。要するにお金には不自由していないのだ。そして推し活もしていない。お金のかかる趣味もない。カラオケやごはんを食べに行くトモダチづきあいもない。一人暮らしをしていたり、バイトをして推し活だったり青春を謳歌しているクラスメイト達の金銭感覚は理解できないのだろう。そして自分が金銭的にどんなに恵まれているのかも。息子の不満はまだあった。息子「実習の授業時間が少ないから一回の授業の情報量が多すぎる」「そうかと思えば、基礎演習の授業では、パソコンでメールを送るだけだった」昨夜は息子「今日の社会人教養の授業は、先生はAIのことよくわかってないのに、AIの悪口を言うのは間違ってる。話の段取りが悪すぎて結局何が言いたいのかわからない。話がすぐ次の話題に移るからわかりづらい」文句ばっかりだ。これでは友人も離れていくだろう。授業もつまらなくなるだろう。15年前、保育園のお祭りで姓名判断をしてもらったことがあった。私はその内容が気になってずっとその紙を取っておいていた。今、読み返すと納得のいくことが書いてあった。「あなたを動物に例えると、ゾウです」「やや度量が狭く、融通のなさが他人から敬遠される原因になって失敗することもあるので注意」「度量が狭く自分本位なため、外部と衝突して孤立することもある」「わがままで強情な面が、他人との衝突を生んで孤立してしまうこともあるので注意」「強情・偏屈で利益損得が鋭く、言動にトゲがあるためトラブルを生じがち」ゾウさんって、度量が狭くて自分勝手で孤立してるんだ。(そんな風には見えませんけど)それにしても、まだ4歳でこんな内容、きつすぎるやろ。最近の息子は、表情がきつい。それだけ頑張ってるのかもしれないけど、母は心配。それでも、学校はまだ続けるみたいなので、文句を聞きつつ見守るしかない。(あー妖怪生活が懐かしい)