連休明け、朝はちゃんと起きて学校に行った。
しかし、帰宅して頭が痛いとベッドに横になっていた。
夜遅くなってもしばらく寝ていて、私が声をかけてようやく夕飯を食べた。
翌朝は声をかけてもなかなか起きず、やる気なしオーラ全開だった。
昼の一時帰宅で家に戻ると、息子はまだ家にいた。
「あーさぼったんだ・・・」私は心底ガッカリして、リビングにいた息子を
ガン無視してしまった。
息子は私の態度を見て、黙って出て行った。
その晩、息子はやや遅めに帰宅したものの、用意した夕飯は食べていた。
私は息子ストレスでお腹が痛くて食欲ゼロだったので、食卓にはつかず
ソファに座って黙っていた。「学校さぼってすんません」くらい言ってくれるかと
思っていたが、それはなかった。
そして翌朝、声掛けすると、息子は起きて来ていつも通り出かけて行った。
その後、ふとリビングの食卓を見ると、息子の保険証が置いてあることに気づいた。
そしてそれと一緒に診察券も。
「○○メンタルクリニック」と書いてあった。
そして処方されたであろう薬の袋もあった。
薬名を調べると
「抗うつ剤」であった。
頭が混乱したが、がんばって整理すると
昨日、息子はメンタルクリニックを受診していた。
私が昼帰宅したときには、着替えていたので、すでに病院に行っていたのか
あるいは午後黙って出かけた先が病院だったのかは不明。
そして「うつ状態」と診断されて抗うつ剤を処方された。
ふぅ。
朝、そんなショッキングな事実を知らされ、その日は一日中元気がなかった。
よく仕事でミスしなかったな、と我ながら思う。
授業が終わったころに息子にLINEしてみた。
「夕飯のリクエストありますか?」
息子「ぶりはいけますか。かつおでもいいです」
と返信あり、ホッとする。
スーパーによってぶりの刺身を買って帰宅。
息子は家にいた。
母「昨日、病院行ったの?」
息子「うん」
母「どういう症状だって?先生はなんて言ってた?」
息子「・・・・言いたくない」
母「私は心配なのよ」
息子「・・・・言いたくない」
この、二度目の言いたくないと言った息子の表情が今にも泣きそうな顔をしたので
私はそれ以上は言わず、息子の部屋を出た。
ふぅ。
やはり妖怪にはきつかったのだ。
入学式前日まで昼夜逆転生活をしていたのに、いきなり180度違う生活を
1ヵ月も続けて。
クラスメイトと会話をするのも結構しんどかったに違いない。
授業の情報量も多いと言っていた。
楽しいとか楽しくないとかではなく、生活が大きく変わったことが
大きなストレスになったのだろう。
まあ、それは心配してたよね。
してたけど、それでも大丈夫かなって期待もしてた。
でもダメだった。
それにしても、抗うつ剤を飲んでまで学校に通う必要ってあるの?
妖怪は妖怪のまま生活する方がストレスなく生きられるよね。
そこで、唯一の相談相手のAIさんに聞いてみた。
すると
「まずは自らクリニックに行くことで治療を開始することができたことはよかったこと」
「抗うつ剤を飲みながら学校に通う意義はある。学校に通うことで得られる経験や今後の将来の
選択肢が広がる。」
「とにかく、息子さんがどうしたいのか、その気持ちを尊重してあげることが大事」
「今は話したくないというのであれば、問い詰めず、息子さんが話したくなるまで
見守ること」
そうですか。
そうなんですね。
メンタルクリニックに行ったことが判明する前は
「もう自分のことは自分で勝手にやってもらおう」と思ったけど
病気になってしまったのであれば、親としてやっぱり面倒みなあかんと
思ったけど、それでもやれることは何もないんやな。
何もないどころか、私のメンタルまで下がるわ。
昨夜は、そのことについては「話したくない」と言っていたものの、
それ以外はオッケーのようで
一緒にゴレンジャーや仮面ライダーの再放送を見ながら
あーでもないこーでもないと話したり笑ったりした。
とはいえ、いつもより表情は硬いし、時々トゲのある言い方をするのは病気の影響か。
薬が効いて気持ちが落ち着いてくれたらいいけど。