🚨 「ねえ、この動き…おかしくない?」授乳中の違和感が連れてきた、真夜中の救急外来😨
こんにちは、Aoパパです👋
先週の金曜日、ハロウィンの大雨の夜。
いつも通りストレスフルな授乳をしていた時、Aoの様子が「明らかにおかしい」ことに気づきました。
一点を見つめる目、ぐるぐる回る頭、素早く動く眼球、そして時折ビクッと体が強張る…。
「これは普通じゃない」。私たち夫婦の頭に、ある可能性が浮かび上がりました。
私たちのこと⤵️
ダウン症とは⤵️
PVLとは⤵️
慢性肺疾患とは⤵️
🍼 いつもの"戦争"だったはずの授乳
📌 Aoの授乳は毎日が戦い
Aoの授乳は、正直に言って毎日が戦争です。
ダウン症による低緊張、PVL(脳室周囲白質軟化症)による不随意運動、慢性肺疾患の影響…。
様々な要因が絡み合い、すんなり授乳が終わることは、まずありません。
泣いたり暴れたりは日常茶飯事。授乳の度に、私たち夫婦は疲弊していきます。
📌 大雨のハロウィンの夜も、いつも通り…だったはず
先週の金曜日、10月31日のハロウィンの夜。
外は大雨でした。
その日も、いつも通りのストレスフルな授乳が始まりました。
「今日もまた大変だな…」そう思っていたんです。
この時はまだ、この夜が救急外来に駆け込む夜になるとは思ってもいませんでした。
😨 見逃せなかった、授乳中の4つの異変
📌 ここ数日感じていた「ん?」という違和感
実は、ここ数日、授乳中に「ん?」と気になることがいくつかありました。
でも、Aoはいつも不随意運動があるし、「まあ、いつものことかな」と流していたんです。
しかし、その夜、その違和感が確信に変わりました。
⚠️ 授乳中に現れた4つの異変
- ① 一点見つめ:飲んでいる最中、ふとどこか一点をじっと見つめ出す
- ② 頭が回る:頭がぐるぐると円を描くように不自然に回り始める
- ③ 眼振:次第に、目が素早くあちらこちらへ動く。「これは…眼振(がんしん)か?」
- ④ ビクッ!:時折、体が「ビクッ!」と強張り、一瞬だけ「くの字」に折れ曲がるような動き
📌 妻を呼んで動画を撮る。頭に浮かんだ"ある可能性"
「これは普通じゃない」
直感的にそう感じました。
慌てて妻を呼び、Aoの様子を動画に撮ってもらいました。
画面の中で、Aoは明らかにいつもと違う動きを繰り返していました。
私たち夫婦の頭に、"ある可能性"が浮かび上がりました。
ただ、確信が持てなかったんです。
夜間だったこともあり、まずは専門家に相談することにしました。
💡 「眼振(がんしん)」とは?
眼振とは、自分の意思とは関係なく眼球が動いてしまう現象のことです。左右に揺れる、上下に動く、回転するなど、様々なパターンがあります。脳や神経の異常が原因となることが多く、特に赤ちゃんの場合は注意が必要なサインの一つです。
📞「#8000」から「救急外来」へ。緊迫の夜
📌 まずは「#8000(子ども医療電話相談)」に電話
まず最初に頼ったのは、#8000(子ども医療電話相談)でした。
撮った動画を見ながら、Aoの様子を必死に説明しました。
「一点を見つめる」「頭が回る」「眼振のような動き」「ビクッとする」…。
電話口の看護師さんからの回答は、こうでした。
「それは、かかりつけの病院に直接電話して、指示を仰いだほうがいいと思います」
🎯 #8000(子ども医療電話相談)とは?
#8000は、夜間や休日に子どもの症状について相談できる電話窓口です。
看護師や小児科医が対応してくれます。
「救急車を呼ぶべきか」「病院に行くべきか」「様子を見ていいか」など、迷った時の強い味方です。
ただし、あくまで相談窓口であり、診断をするわけではありません。
今回のように「専門医に診てもらったほうがいい」と判断されることもあります。
📌 大病院の救急電話へ。そして妻は大雨の中、病院へ
すぐに、Aoが入院していた大病院の救急電話にかけました。
再度、Aoの様子を説明すると、「様子が気になるので、とりあえず受診してください」との返答。
大雨の中、妻はAoを連れて病院へ向かいました。
私はAo兄をお風呂に入れ、寝かしつけながら、妻とAoの無事を祈りながら帰りを待ちました。
不安で押しつぶされそうな時間でした。
🏥 奇跡か、それとも…。当直は「脳神経外科医」だった
📌 妻からのLINE。信じられない偶然
しばらくして、妻からLINEが入りました。
「今日の当直、2人とも小児科の先生らしい」
「しかも1人は、脳神経外科の専門医らしい」
…なんという偶然。
いや、奇跡と言ってもいいかもしれません。
今、Aoに一番診てほしい専門医が、たまたま当直にいる。
📌 でも、それは「良いこと」なのか?
でも、その瞬間、私の頭によぎったのは「それは本当に良いことなのか?」という疑問でした。
脳神経外科医が診る必要がある、ということは…。
私たちが恐れていた「"ある可能性"」が、現実になろうとしているのではないか。
胸のざわめきが、どんどん大きくなっていきました。
⚠️ 当直医が「脳神経外科医」という意味
通常、夜間救急の当直は小児科医が担当することが多いです。しかし、その日たまたま脳神経外科の専門医が当直だったということは、Aoの症状を専門的に診てもらえるチャンスでもあり、同時に「それだけ深刻な可能性がある」という現実を突きつけられた瞬間でもありました。
🧠「月曜に脳波を」…忍び寄る"新たな闇"の予感
📌 2時間後、疲れ果てた妻が帰宅
約2時間後、疲れ果てた妻が帰宅しました。
脳神経外科医の診察結果はこうでした。
「主治医の予約は火曜日に入っていますが、ちょうど私(脳神経外科医)が月曜日に外来にいるので、来てください。
そこで脳波を取って詳しい検査をします」
…終わった。
📌 久しぶりに感じた、あの「嫌な予感」
これまで何度も感じてきた、あの胸のざわめき。
NICUでPVLを告げられた時。
ダウン症を告知された時。
あの時と同じ、冷たくて重い「嫌な予感」が、久しぶりに私と妻を包み込みました。
脳波検査。その言葉が、私たちを新たな現実へと引きずり込もうとしていました。
💡 脳波検査とは?
脳波検査(EEG)は、脳の電気的な活動を記録する検査です。
頭に電極を付けて、脳から出る微弱な電気信号を測定します。
てんかんや脳の異常を調べる際に用いられる重要な検査の一つです。
赤ちゃんの場合、眠っている間に検査することが多いです。
💙 次回へ続く…
授乳中の小さな違和感は、私たちを「脳波検査」という新たな現実へと引きずり込みました。
月曜日、Aoの脳に一体何が起きているのか。
私たちが恐れていた「"ある可能性"」とは何なのか。
次回:「緊急で脳神経外科の外来へ。浮かび上がったてんかんの可能性」
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏
同じような経験をされた方、今まさに不安を感じている方の少しでも参考になれば幸いです。
※この記事は個人の体験に基づくものです。赤ちゃんの症状には個人差があります。気になる症状がある場合は、必ず医療機関を受診してください。






















