前回の記事で「ヴェシカパイシス」を取り上げました。
「ヴェシカパイシス(Vesica Piscis)」とは「すべての始まり」を表す神聖幾何学の図形で「魚の浮袋」という意味です。
中心の重なった部分
そしてこれは「第三の眼・サードアイ」を表しているのでは? と解釈しました。
この図形が、イギリス・グラストンベリーの「チャリス・ウェル(Chalice Well)」という庭園の「井戸の蓋」に描かれています。
「チャリス・ウェル」と は「聖杯の井戸」という意味で、この井戸には「イエス・キリストの血を受けた杯が埋められている」という伝説があるのです。
井戸の蓋のデザインは、二つの円と交差する線でできていますが、これが円を貫く"矢" のようにも見えます。
さきほど「ヴェシカパイシスはサードアイでは」?と書きましたが、今までの考察から、自分には「サードアイには "矢" のようなものが刺さっている」というイメージがあるのです。
まるでそれを表しているような・・? ( ゚д゚)

日本で節分に飾られる「ヒイラギイワシ」には、 ヒイラギの葉が「鬼の眼を刺す」という意味があります。
そのイワシの目を串で刺したものが「目刺し(めざし)」です。
「ヒイラギ」の方には「いばらの冠」の意味があり、キリスト教では「受難の象徴」とされています。
その件はこちらにも
↓
・・そんなことや、その他いろいろな理由から、このヴェシカパイシスの中心線は「目を刺す矢」のイメージなのです・・
そんなふうに思って調べてみると、これは「ロンギヌスの槍」
「エクスカリバー」「イエスの磔刑に使われた釘」・・などといわれていることがわかりました。
じゃあ、やっぱり「刺すもの」ですね! (・Д・)
「ロンギヌスの槍」「エクスカリバー」「イエスの磔刑時の釘」・・
「聖杯」が関係しているので、どれでも合点がいくような・・(^。^)
井戸の蓋の取っ手(?)のように見える部分が「槍(剣)の先端」ということですよね?
・・尖ったもので、ヴェシカパイシスを刺している・・?
「槍(剣)」が、サードアイを封印している・・?
その「槍(剣)」の周りにデザインされている植物は、
「グラストンベリー・ソーン」
これは葉?
グラストンベリー・ソーンとは「セイヨウサンザシ」のことです。
ギザギザの葉に、トゲのついた枝を持つこのセイヨウサンザシもまた「いばらの冠」の意味を持ちます。
チャリス・ウェルの蓋にデザインされた、
「イエスを刺した槍」「石に刺さった剣」「いばらの冠」
・・井戸の蓋が開かないよう、封印している印象を感じます・・
井戸の蓋は、新次元への扉かも・・?
剣を抜いて、 蓋を開けられるといいですね! ( ´ ▽ ` )








































