このところ、「ヒル」について書いています。
「ヒル」は「血を吸う」生き物ですね。
「血を吸う」・・といえば、「吸血鬼🧛」・「コウモリ🦇」!
(なんと、絵文字が出ます!(^。^))
・・なので今回は、「吸血鬼」と「コウモリ」を取り上げてみたいと思います (・∀・)
「コウモリの羽」は、ギザギザしているのが特徴です。
「悪魔の羽」も同じなので、この羽はなんだか「悪者の象徴」のように思えます。
そして、この「ギザギザの羽」で思い出すのが・・
鏡の国のアリスの「スナップドラゴンフライ」!
(日本語では「燃えトンボ」と訳されています)
「スナップドラゴンフライ」
鏡の国の「ブヨ」が、アリスに「スナップドラゴンフライ」を説明するシーンです。
「そこに「スナップドラゴンフライ」がいるよ。
体はプラム・プディングでできていて、羽はヒイラギの葉、
頭はブランデーで燃えるレーズンだよ」
❇︎「スナップドラゴン」= レーズンなどにお酒をかけて火をつけ、燃えているレーズンを素早くつまんで食べる、西洋でクリスマスの時期に行われるゲーム
この「ヒイラギの葉」とは、前述の「コウモリの羽」や「悪魔の羽」の意味では?
さらに説明は続きます・・
「それは何を食べて生きてるの?」
「小麦のプディングと、ミンスパイ。
こいつはクリスマス・ボックスの中に巣を作る 」
この「クリスマス・ボックス」とは「十字架の棺」の意味では?
なので、入っているのは、「吸血鬼」?
「棺」には「魂」も眠っているのかも?
なので、その中で巣を作られてしまうと、血を吸われてしまい、目醒められない・・? (鉄分が足りなくて寝坊する? (^。^))
だって血が足りないんだもん
そしてまた、このギザギザの羽からは「ジャバウォック」を連想します。
「ジャバウォック」とは、アリスの詩に登場する正体不明の「魔獣」です。
ジョン・テニエルの挿絵では、コウモリのような羽を持つ姿で描かれています。
同じ「ギザギザの羽」を持つ存在。(これは「翼竜の羽」とも)
・・なのでこの「スナップドラゴンフライ」と「ジャバウォック」は、同じ意味の存在ではないでしょうか?
それはドラゴンフライが「トンボ」であるように「虫」を表すのでは?(=ギザギザの羽を持つ虫)
そしてその虫は「吸血鬼・コウモリ」のように、「血を吸う存在」なのでは・・?
そのコウモリの羽のような「ヒイラギの葉」で作られるのが、
「クリスマスリース」
これはイエス・キリストの「いばらの冠」の比喩で、「受難の象徴」といわれます。
「ヒイラギの葉」を「血を吸う虫の羽」と解釈するなら、その虫に刺されることの苦痛を表しているのでは?
虫に刺されてイタイよ💦 虫に吸われて血が出ちゃったよ
(・・怒られる・・^_^;)
日本で節分に飾られる「ヒイラギイワシ」も同じ意味では?
ヒイラギの葉が「鬼の眼を刺す 」といわれます。
だから「イワシ」は「めざし(目刺し)」?
「ヒイラギイワシ」についてはこちら
↓
「スナップドラゴンフライ」には、「火をつけて燃やされる虫」という意味があります。
(=飛んで火に入る「スナップドラゴンフライ」!)
「火」=「熱?」で虫をやっつけられれば、血を吸われることなく、難から逃れられるのかもしれません・・? (^。^)?