怖いものは怖い
ここの所、歯が痛む、いや顎が痛むのかな?
といった具合に歯だか顎だかがズキズキと痛むので歯医者に行った。
そして診てもらうと、どうやら奥から親知らずが前の歯を押して痛むとの事。
ただ抜くほどでもないのではないかとも語った。
確かにこの痛みは10~15分くらい痛んでその後は何ともない。
しかし、こう度々痛むのでは面倒だと思い抜こうかと相談してみた。
すると歯医者さん曰く
「親知らずが歯茎の中に斜めに生えているので奥の歯茎を切開し、
開いた所に器具を入れて引き抜きます。これかなり痛いです。ハハ」
と言った。
私は目を見開き心の中で
「え゛ーっ!!かなり痛いとか言っちゃうのーっ!?」
と思わず絶句して言ってしまった。
怖い・・・怖いよ・・・メリメリと音が聞こえてきそうだよ・・・
すると私の心を読んだかのように続けて歯医者さんは
「なので~まあこのまま様子みてもいいと思いますよ」ニコ(マスクを外してスマイル、スマイル)
と言った。
私は更に目を見開いて大きく頭を上下にコクリコクリと動かし頷いた。
そしてアディオスと逃げるように診察室を後にした。
やっぱ幾つになってもは歯医者って怖い。
もう行きたくない。
ので、ただこの痛みが治る事を天に祈るばかりである。
アーメン。
黒いあんチクショウ
昨夜、遂に現れたんですよ。
この時期恒例の黒いあんチクショウが。(ゴキブリ)
玄関の電気ポチっとなつって点けたら、
デカイあんチクショウがピタッ!つって動き止めてこっちを見てるんですよ。
触覚をあちこちに動かしながら。
だからこっちも動きを止めて相手の出方を、気持ちをじっと見極めました。
もう両者睨み合いですよ。
試合ですよ。
いや、死合っすよ!!
で、奴を仕留めるにはどう動くかを0.7秒シュミュレーションしたんですよ。
置いてあるサンダルを右手で掴んで左に逃げた所をパーン!
パパパパーン!
パパパパパーン!!つって。(0.7秒)
よし、行けるぞ!
って確信して右手にサンダルを持った瞬間、
右に逃げやがった!
アレ!違うじゃん!
シュミュレーションと違うじゃん!
とか焦りながらも何故か左手にもサンダル。
そんな何でかサンダルを両手に阿修羅の如く掲げながら奴を目で追う。
と、またビューっと走り出した。
瞬間。
光の速さをでサンダルを振り下ろした。
きえぇぇぇぇぇーい!!
ぴしゃりと叩き付けたサンダルは手を離れ、
床をバウンドし孤を描いて前方へと飛んで行った。
静寂。
合掌。
そこにはただ黒い残骸が残されているだけだ。
俺はアレか、あの~何だっけ?
昨日はマジビビった。
いつもみたいにアホ面して鼻ホジホジしてボケェ~っとして、
んでもっぱらカーリーなモミアゲ引っ張ったりして遊んでたら、耳に何か違和感があんの。
だからもう一回モミアゲ引っ張ったら引っ張られる感触の先が耳の方な訳。
なんだ?
って思って今度は慎重にピンポイントで引っ張ったらやっぱ耳が引っ張られる感がある訳。
しかも手の感触からいって結構長めの剛毛っぽい。
これ・・・何毛?耳毛?
って思ってすぐさま洗面所にかけて行って確認作業に入る訳。
まさか・・・耳毛って・・・んな長い毛って・・・
とか否定的な見解で鏡を覗き込むのね。
すると耳の穴からビロロロ~ンつって3本の剛毛が飛び出してんの。
元気に。
陰毛みたいな毛がさ。
だからハッ!!つってあのじいちゃんジャン!
あの~アレ、なんつったけ?
おふくろさんの~
あの~森進一に激怒して耳毛出してたじいちゃん。
あのじいちゃんと同じジャン!
耳毛ジャン!
同じ穴のムジナジャン!
とか思ったら居ても立っても居 られなくなって、
抜いた。
ブチッ!!つって抜いてやった。
俺。
8の字の猫
洗濯物を干しているといつの間にか横にトラ猫が座ってこっちを見ていた。
「にゃ~」
鳴いたかと思うとおもむろに立ち上がり、
私の足の間を八の字を描きながらくるくると回った。
「にゃ~」
くるくる
くるくる
「にゃ~」
くるくる
くるくる
頭、頬、体を私の足に擦り付けながら8の字を描いた。
「にゃ~」
「エサか?」
私は言った。
「にゃ~」
言葉が分かるかの様。
だがエサはやれない、
癖がついて毎日来られても困る。
動物が嫌いなわけじゃない。
だが、家の決まりだ。
ソソマスク家、家訓『猫を近づけるべからず』
「ほら帰れ」
促すとタタタタと小走りで足元を離れ10m位言った所で振り返りまた鳴く。
「にゃ~」
タタタタタタタタまた駆け出す。
家と家の隙間へと消えて行く姿を見届けてまた洗濯物を干し始めた。
バサッ
バサッ
空を見上げると太陽がギラリとして夏の様に眩しい。
思わず目を細めた。
淡いブルーの空が目に映る。
今日は洗濯日和。
けれど
明日は
雨らしい。
200mその断崖
昼下がり青空の下、快適に国道45号線を走った。
もう行く先は決めてある。
断崖。
気温20℃窓を開けると心地いい風が流れる。
それはひゅるひゅると音を立てて車内へと進入し、
体の周りをさらりと通り抜け何処かへと消えて行った。
そんなドライブを感じ楽しみながら、
久しぶりに買った青色の缶コーヒーを咽喉を鳴らして飲む。
甘ったるい味が舌に広がり眉間に皺を寄せる。
「こんなんだったか・・・」
そうかつて飲んでいた頃とのギャップを感じながら、
それでもその頃を懐かしむ様にまた一口飲む。
相変わらず天気は晴れだ。
CDを何枚変えた頃だろうか、
目的地の断崖が近づいている事を緑色の看板が告げている。
まもなく右折。
目的の断崖に徐々に近づき、
期待に胸の太鼓はトコトコ叩くペースを上げ音を上げる。
断崖!
断崖!
断崖!
その展望台へと足を一歩また一歩と近づける。
そして、それはついに私の目の前へと姿を現した。
おおおおおおおー!!
思ったほどでもない。
長いドライブ疲れの波が、
どっ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
っと押し寄せ私をさらって何処かへと消えて行った。
本日のおまけ画像
どこまでも海。
白い点は船。
小断崖。
がんばれ断崖。
ではバイナラ。
そこに山があるから
栗駒山と言う標高1627mの山 に行ってみた。
颯爽と家を飛び出して一時間半、
国道457号をひた走りながら遠くの方に雪交じりの栗駒山が堂々とした姿を現す。
目を見開く。
上がるテンション。
すこぶるパッション。
が、雲行きは怪しい。
ともあれ山に向かって突き進む。
やがてふもとの辺りへと突入し、
くねくねと伸びる山道を右へ左へハンドルを切りながら、
ゆっくりと上る。
徐々に徐々に山頂付近に近づき、
徐々に徐々に辺りがモヤに包まれる。
遠くから見えた雲の中に、私は今突入している。
悪化して行く視界。
と、いつの間にやら山頂手前の駐車場へと到着していた。
私は栗駒山、山頂一歩手前登山者ご用達無料駐車場に降り立った。
すると間もなく、
プ~ンプィ~ン
ブィ~ンブ~ン
プィ~ンプ~ン
ブ~ンブィ~ン
などと多種多様な音を耳元に感ずる。
「何奴っ!!」
と私は思い目を細め音の方にやる。
するとどうやら私の頭の周りを中心に体まで数多の小バエ達が優雅に飛び回っています。
いや、たかっています。
私は思いました。
「私は・・・死体か?死体なのか?腐った果実なのか?」
ってね・・・
そんな死体である私が降り立った場所。
残雪の横に死体である私の愛車が佇む。
で、そんな死体な私が下界を見下ろす。
見えない・・・
何も見えないよ兄さんっ!!(私に兄さんはいません)
こっちも見えない・・・
何も見えないよ姉さんっ!!(私に姉さんはいません)
2時間かけてここまで来たこれが結末。
死体はうな垂れて愛車に乗り込み、
ゆっくりと・・・ゆっくりと・・・
右カーブを曲がり・・・
霞の中へと・・・消えて・・・行った・・・
からだからだからだ
以前よりダルダルの体を引き締めるべく筋トレをしていたのですが、
どうもやり方が間違っていたのかなかなか筋肉が付かないので、
1ヶ月前くらいからやり方を変えてみました。
特にダルダルの腹回りを中心に丁寧に一回一回こなすやり方に変えました。
するとどうでしょう腹がピキピキと言い出すじゃないですか。
ピキピキメリメリ言って悲鳴を上げているようです。
これが雑誌ターザンに書いてあった負荷が掛かった状態と言うのでしょうか。
私はその負荷らしきものを腹直筋の辺りに覚え
「よしよし~よ~しよしよし~お~よしよし~よ~しいいよ~いいよ~お~いいよ~」
と訳の分からない筋肉言葉(奇声)を発しながら、
ニヤニヤほ糞笑み夜な夜な鍛えています。
ですので、これを続けて行けば夏辺りには腹が割れ、胸板が厚くなり、
私は裸足で渚を駆けながら、
「Hey!MeとEnjoyしようぜっ!!」
と女子に声をかけ、まあ9割方無視される事は分かりきっているけれども、
それでも残りの1割に夢を託して、
私は筋トレをつづけるのです。
今夜も・・・
「よしよし~よ~しよしよし~お~よしよし~よ~しいいよ~いいよ~お~いいよ~」
「ワォ~ン♪オンオンオンオン♪」
遠くの方で犬が鳴いた。
それでは筋肉繋がりで最近気になった新たな筋肉芸人、
(おとでます)
すぐ飽きそうな芸風ですが「がんばれ!」
と、私は優しく時に激しく言いたい。
心がわり
何か最近暇があったらドライブばっかしてるんすけど、
実のところ近年まで運転凄げー嫌いだったんすよ。
何でかつーと、前の仕事で通勤やら会議やらで車毎日使ってて、
何気に距離もあって、「マジめんどくせー行きたくねー」って常に思ってて、
もう休みになったら「あー休みくらい運転勘弁してください」ってなってたんすよ。
で、休み遊び行くにも「電車だ!電車!電車サイコー!俺電車オタクだから!もうそういう事でいいから!」
ってなって車から意地でも開放されたい気分だったんすけど、
そんなだったのがもう今や仕事で使うことがなくなったら、
何だか意識改革が自然発生的に起きちゃって、
何かもうアレは動くおもちゃでしょ?
移動の道具ってより遊戯空間でしょ?
ってなっちゃった。(コーヒー飲んだり、歌、歌ったり、独り言、言ったり、寝たり、サンドイッチ食ったり、屁ーこいたり、漫画読んだり、着替えたり、将棋さしたり)
あの箱型のおもちゃでどこまでだって行けるし、
あの中じゃ誰にも邪魔されねーって感じがたまらなくいいってなっちゃった。
んなもんだから最初は片道1時間位の所からブラブラしだして、
それが2時間、3時間って段々増えて行ってるんすよ。
県内、隣の県、それからそれから、みたいにどんどん遠くへ行きたい行きたいってな願望が強まって、
どこまでも俺は追いかけて行くんすよ。
あの地平線を。
で、帰り遅くなって後悔すんのね。








