これまでの記事はこちらです

夏のフィンランド①Hakaniemi market

2023年夏のフィンランド②Ivaloの街

2023年夏のフィンランド③Juhannusとフィンランドに咲く花たち

2023年夏のフィンランド④Osmoとハイキングと瞑想

 

2023夏のフィンランド⑤Ivaloの街の人

2023年夏のフィンランド⑥サーミ美術館SIIDAとSAJOS

2023年夏のフィンランド⑦私史上レベル7のピンチとフィンランドのギフト

2023年夏のフィンランド⑧ヘルシンキ空港到着ロビー

 

 

    

全く違う顔

 

去年2022年の秋と冬に訪れたLappeenrantaの街。

 

紅葉の秋

 

湖も凍る冬

 

そして夏

 

全く顔が違う。(私のではなく)

 

どの季節が一番なんて決められないくらいみんないいよ。

 

 

 

前回雪で隠れていた道路も今は花々があちこちで可愛らしく咲いていて

 

何もかもがキラキラと輝いている。

 

明るい!

 

 

冬のフィンランドの食べ物の写真がどうにもこうにも

 

実物より美味しそうに見えないのは光量が圧倒的に足りないからで。

 

自分でアレンジしたグロギー。(2022年クリスマス)

 

 

    

森探検の日々と

ブルーベリー摘み

 

たいてい毎朝散歩に出た。

 

家を出るともうすぐそこが森だから、いくらでも歩ける。

 

普通の道も、車用の道路、そして人と自転車の道が分かれてるのでとても歩きやすい。

 

お気に入りの道はたくさんあるけど、一つは『小鳥の小道』と名付けた場所。

 

ワイルドストロベリーやブルーベリーが歩いていると次々に顔を出す。

 

フィンランド全域でブルーベリーがここまで日常的なものになっている

 

のが今回でよく理解出来た。

 

Osmoとinariの森を歩いた時も、フィンランド中の人々が食べ尽くせないだろうと

 

思うくらいブルーベリーだらけだったけれど、

 

ラッペーンランタでもあちこちに生えている。

 

そしてここの方が暖かい(南)なので既に色づいていて

 

最初に見つけた時は本当に嬉しかった。

 

ブルーベリー摘みは8月って聞いてたから。

 

葉っぱの裏側になっているので上から見ていると見逃す。

 

でもいったん気づいてしまうと、あちこちにあるのが目に飛び込んでくるから不思議だ。

 

 

いつも思う。

 

欲張らないで自分がその日食べる分だけ。

 

地元の人々なら、その年の冬のために冷凍しておくのは当たり前だけど旅行者は欲張ってはだめ。

 

摘みたてをそのまま口にぽいっと入れる楽しみを味わえるだけで幸せ。

 

 

何日かしてからもしやと気づいたんだけど、あちこちの道の端にある実、

 

ラズベリーでは??

 

最初はもっと灰色でもう腐っちゃったのかなと思うくらいだったのが、

 

少しずつ膨らんで色がついてきたらわかった。

 

このラズベリーの実が赤くなって食べ頃になった頃、

 

帰る日が来るんだろうなとふと思ってしまった。

 

今回は一ヶ月を超える滞在になるので、日にちを気にしない、

 

時間も気にしない、とにかくその日を楽しもうと決めてた。

 

(これは毎度のことかもしれないけど二週間ほどの滞在では

 

現地での自由な週末は1回しかないから)

 

だけど帰らないといけないことは知っている。

 

 

森探検で出会った秘密工場のYouTubeをここで

 

半分ふざけてますけど、半分本気。

 

 

そしてたまたまやっていたインターナショナルマーケットのレポート

 

 

 

    

フィンランドの6月7月の天気

 

6月7月は結構な割合で雨が降るようで、

 

それでも日本みたいに一日中降ってる日はなく、1時間くらいでやむんですが

 

マーケットの途中から本格的に降り出して、

 

珍しくふられてびしょ濡れになりました。

 

日傘も日本から持って行ってたのに

 

「ここではそんなもの誰もささない」

 

とMちゃんが言うので(確かにそうだった)家において来た。

 

そんなときに限って。

 

 

そして冷えたせいで次の日ちょっと具合が悪くなり、

 

心配したMちゃんがBerryのスムージーを作ってくれた。

 

 

 

Berryはとにかく体にいいんだそうで、

 

それと利尿作用を見込んでコーヒーも入れてくれる。

 

それから買ってあったPiimä(ピーマ)。

 

お腹の中をきれいにしてくれるヨーグルトみたいな飲み物。

 

これについては次回、フィンランドのオーセンティックな食べ物のところで詳しく。

 

サプリメントもいろいろ探してくれて

(これは飲まなかったけど)

 

「Sick(病気)をshare(共有)している」という。

 

いつも「ホストはゲストが安全でお腹いっぱいでいることがつとめ」

 

と言うが、困った時に親身になってくれる人としての温かさこそがMちゃんだなあとしみじみ。

 

そして、私の友達や知り合いのフィンランド人はみんなそうだ。

 

人によるんだろうけど、少なくても自分はそういった人たちと出会えたからこそ

 

この国がより好きなんだと思う。

 

のちに慣習や捉え方が違い過ぎて大喧嘩勃発するけど。

 

では今日はこの辺で。

 

最後にもしかしたら今回の旅で一番お気に入りかもしれないこの写真を。

 

見てくださってありがとう!

 

 Kasumi