心の悩み相談をスピリチュアル霊的人生観で回答するエンジェル杏子です。
あなたが幸福を見つけられますように。
あなたと出会えて感謝の気持ちでいっぱいです！
<悩みと質問>
以前、主人のことで相談させていただきました。
まだまだ問題の解決までとはいきませんが、出産予定日まで
1週間をきりました。
ここまでいろんな思いや日々があって。ようやくここまでこれたなと思いました。。
エンジェルさんにスピリチャル的な考えで質問があります。
赤ちゃんのことです。
赤ちゃんが授かることの記事があり、なんども拝見しました。
こんな大変な夫婦に赤ちゃんができて、しかも、思いがけない妊娠でした。
よく赤ちゃんは親を選ぶ というので自分の人生も設定してくるとかママを選んでくるとか、胎内記憶以前の話をyoutubeで見ました。
もしご存知であれば、どのようにして母親をえらび赤ちゃんを授かるのか、スピリチャルな考えでご存知であれば教えてください。
虐待されて亡くなってしまうお子様も中にはいますよね。。
そんな赤ちゃんも望んでやってくるのでしょうか。
出産が近づくにつれ、いろいろ気になります^_^
もしお時間ございましたらお教えいただければ、、、と思います。
＜ここまで＞
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■親の状態が不安定で、悪い状態の時に生まれて来る赤ちゃんの計画とは？■
ご質問にもある様に、赤ちゃんと親は親子の約束をして生まれて来ます。
しかし、ご質問者のご夫婦は、いま精神的に不安定な時期であり、子育てには必ずしも良い状態ではないようです。
はっきり言って、子育てする自信が出てこないような状態かもしれません。
以前の質問では、奥様はご主人様の精神状態が不安定で時々暴力もうけるとのこと。
それは、不安があると思います。
さて、赤ちゃんは生まれる約束をしてくるはずなのに、なんでこの生活状態で生まれて来るのか理解出来ない方も多いと思います。
親も完璧ではありませんから、病気であったり、貧乏であったり、争い事が絶えなかったりするわけですね。
なぜ、約束しているはずの赤ちゃんが、そんなヒドイ状態の時に生まれて来るのか？
それは、魂を鍛えるためです。
人間がこの地上に生まれて来るのは、幸せになるためです。
しかし、他人から与えられるだけの、ぬるま湯のような幸福ではないのです。
生まれた時から、両親は健康で美しく、経済力が豊かで、愛にあふれていたとしましょう。
なに不自由なく育った子供は、さぞ、素晴らしい人間になるかと思えば、そうならないことが多いのです。
だいたいは、他人の苦しみも悲しみも理解できない、わがままな人間に育ちます。
そして自分でお金を稼ぐ苦労も知らないので、いわゆる「金持ち息子のボンボン」となります。
起業家の家では、よくある話です。
ある方が起業して仕事を始め、息子が苦労して会社を大きくして、3代目の孫が放蕩して倒産する。
そういうことですね。
そのため、海外の財閥のような所に生まれた子供は、大変厳しく育てられることが多いのです。
小さなうちから、全寮制の学校に入れられ、身なりはちゃんとしているものの、お小遣いなんかありません。
他人の組織のなかに身を置いて、厳しく育てられるのです。
そうしないと、後継ぎとして使い物にならなくなるからです。
つまり、人間というのは厳しい環境で辛い思いをしないと、一人前にならないのです。
歴史を調べてみれば、立派な方や、偉人といわれる方は、だいたい不幸な子供時代を経験しています。
子供時代が不幸でなければ、若い時に大変な経験をすることが多いのです。
これは、おそらく魂の人生計画として、とても厳しい状態を覚悟して生まれてきたわけです。
ただ、あまりの厳しさに、魂がつぶれてしまうこともあります。
そのようなリスクはありますが、厳しい環境に打ち勝つことができれば、魂の器が大きくなるのです。
だから、親としては完璧な状態で子育てしたいのは当然ですが、赤ちゃんはそれでもいいと思って、了解済みで生まれてくるのです。
以前、映画「君のまなざし」の紹介をいろいろしましたが、ここでもそうですね。
主人公の健太君は、過去世でも立派な神官であり、多くの方を救済した偉人なのです。
ところが、今世において生まれてみたら、5歳で両親が事故で他界してしまいます。
たったひとり残ったお姉さんも、本人が10歳の時に、病気であの世に旅立ってしまいました。
ひとり残された健太君は、親戚の家に預けられたのですが、そこの子供に意地悪され、伯母からは責められて育ちます。
高校生になってアルバイトをすれば、親なしで育ったので常識がないと苛められ、大学に進学した物の、家賃を3か月も滞納するような境遇なのです。
世の中を恨んでも仕方がないような境遇です。
しかし、だからこそ、このような状況を克服したら、他人を愛せるようになるのです。
そして、魂が鍛えられ、ちょっとやそっとのことでは負けない、強い人格と、苦しさを乗り越えた人がもつ独特の優しさが生まれるのです。
この世に生まれる赤ちゃんにすれば、逆境や苦難は、ある意味歓迎なのですね。
魂を鍛える経験が豊富に与えられるのです。
だから、親がどんな状態であれ、子供は生まれてこようとします。
その時に親が気を付けることは、やはり子供を愛することです。
もちろん、完璧な状態は用意できなかったかもしれませんが、親としても全力を尽くすことです。
子供が魂修行なら、親も魂修行なのです。
ヒドイ状況のなかで、必死に生まれてきた子供を守るという気概が親を鍛えるのです。
けして順風満帆の生活が良いかといえば、そんなことは無いのです。
順風満帆の生活は、あの世の天国で飽きる程経験しているので、辛い方が有難いのです。
地上に生まれるのは、魂の強化合宿のようなものです。
合宿ですから、朝から晩まで練習で、大変厳しいのが普通でしょう。
そうであってこそ、合宿の意味があるのです。
だから、親として不安な状況だと思いますが、子供はそれでこそ鍛えられると考えているはずです。
だから、安心して、赤ちゃんを産めばよいと思います。
そして、生まれてきた赤ちゃんを育てるために、必死で頑張ろうと思う事です。
苦しい経験をしなければ、本当の幸せというのは理解できないのです。
お互い、厳しい魂修行を生き抜いてゆきましょう。
だからこそ、お釈迦様は「人生は苦しみである」と悟られたのですね。
こちらも、ぜひお聞き下さい↓
◇ラジオ番組「天使のモーニングコール」◇
「心の指針「人はなぜ生きるのか」」約20分
生きること、死ぬことの意味とは・・
今週は、月刊「幸福の科学」に掲載されている大川隆法総裁書き下ろしの詩編、「心の指針」を読み解きます。「人はなぜ生きるのか」・・みなさんは、この言葉を聞いて何を思いますか？弘法大師空海の言葉も引用しながら、その答えに迫ることだまが綴られます。しみじみと、自らの人生に想いを馳せながら聴いてみてください。
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