舞い上がった小さな埃が床に落ちてくるまでにかかる時間は? | 過去問で目指せ合格❗️毎日1問リラ検クイズ

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日本リラクゼーション業協会主催の「リラクゼーションセラピスト認定試験」、通称リラ検の過去問、予想問題を中心に、毎日一問、出題していきます。


今日は、「第II章 スペースマネジメント II-2 店内環境」です。
このセクションからの出題は100問中3問程度ですが、一般常識ではない、こまごまとした知識が書かれているので、難易度は高いですね。

とくに、照明、色、音響については、物理な感じでちょっと面倒です。
では、1問目。

 清掃のポイントについて、誤っているものを選びなさい
  1.お客様の使用した衣服は毎回洗濯する
  2.静電気の発生する「電化製品の上や周囲」と「部屋の隅」はとくに注意する

  3.清掃は閉店後にすぐ行うのがよい
  4.眼病や感染症のリスクにまで気を配る


テキストによると、小さなホコリは一度舞い上がってしまうと床に落ちてくるまでに約9時間かかるそうなので、閉店後にすぐ清掃しても、朝の開店前には埃が積もっている状況になっている、というですから、選択肢の3があやまりです。

公式問題集には、「ホコリが溜まりやすいのはどこか?」という問題もありました。
リラ検は、わりとマニアックなクイズっぽい問題もでるので、
「一度舞い上がった小さな埃が床に落ちてくるまでにかかる時間は?」なんていう問題も、でそうな感じがします。

次は「照明」

寝室に適した照度を選びなさい
  1. 10~30ルクス 
  2. 30~75ルクス
  3. 150~200ルクス 
  4. 300ルクス

これはもう、知らないと解けません。
照度にはJIS基準があって、設問にある「寝室」のような家庭環境から、工場、学校、レストラン、手術室までありとあらゆる局面で推奨値が定められています。(※1)
そのなかからテキストには、

・リビング 30~75ルクス
・寝室 10~30ルクス
・日本の一般的な部屋の明るさ 150~200ルクス
・食事のとき 約300ルクス
・勉強や読書の時 500ルクス以上、
・編み物の時 1000ルクス

がピックアップされています。
どれかがでるかはわかりませんが^^;
が、数字のケタくらいは感覚で押さえておきたいですね。

明るさの次は色温度について。


 照明の色温度について、正しいものを選びなさい
  1.暖色系と寒色系の心理的温度差は5℃ある
  2.色温度の高い光源は効率的な作業を促す
  3.色温度の高い光源の印象は、暖かみ、プライベート感、落ち着き、やわらかさ
  4.色温度の低い光源の印象は、清涼感、さわやかさ、活気

 

心理的温度差、なんて、言っている意味はわかりますが、何度かまでは普通、知りませんよね~。
でも、電球のような暖色系がリラックスなら、白色蛍光灯のような寒色系はその逆、と推測できるので、正解の2にはなんとなく辿り着けると思います。

ちなみに、テキストに書かれているのは次のような内容です。

・暖色系と寒色系では心理理的温度差は3℃あるといわれている
・色温度の高い光源は効率的な作業を促す。教室などにもちいられる
・色温度の低い光源は暖かみがあり、リラックスした時間を過ごすために用いられる
・色温度の低い光源の印象は、暖かみ、プライベート感、落ち着き、やわらかさ
・色温度の高い光源の印象は、清涼感、さわやかさ、活気

例によって、「暖色系と寒色系の心理理的温度差は何度か?」などという、マニアックな出題になる可能性も捨てきれず、ではありますが。

では今日はこの辺で。

参考)
※1 正しく理解していますか?JIS照明基準,光育,2016  http://www.hikariiku.com/think_of_as/1116/

※今日の問題は、デジタル問題集にも収録しました。