
シリーズ最高傑作とうたわれる作品です。良作です。
まず迫力が凄まじいです。製作費もかなりかかっていると思います。
バトルシーンも見応えがありますし、アクション映画としても素晴らしいと思います。
まず大前提として、バットマンはヒーローではありません。
レイチェルとハービーが別々の場所に監禁されている際、バットマンはレイチェルを助けに行きました。街の平和を守るなら、正義の象徴であるハービーを優先して助けなければなりません。
よって、バットマンは私情がかなり入ってしまっている自警団だといえます。だからこそ、ダークナイトは名作だといえます。
つまり、バットマンも我々と同じ人間なのです。好きな女性のために街の平和を犠牲にしても助けに入りますが、「自分は本当に正義の象徴として全うできているのか?」という自問自答にもかられます。
この葛藤は他作品のヒーローではありません。だからこそ、バットマンに人間らしさを感じられるのです。
アルフレッドがレイチェルからの手紙を燃やしたシーンに関しては、少々過保護がすぎると思います。レイチェルがハービーを選んだという事実を受け入れてこそ、さらに強い人間になれると感じます。
その機会をアルフレッドは奪ったと感じます。
「可愛い子には旅をさせよ」
日本のことわざにもそういった文言があります。アルフレッドにも教えてたいです。
レイチェルがハービーを選んだのは、間違いなく安全面を考えての選択だったと思います。バットマンのことを好きだとは思いますが、いつ自分が巻き込まれるかわからない状況が続くので、地方検事であるハービーを選んだのだと思います。
ジョーカーは「バットマンがどう行動するのか」を先読みして行動を決定しています。かなりバットマンを気に入っています。
ジョーカーからすると、バットマンと戦うことは遊び感覚でしかないのです。普通の人間だったら、バットマンと戦うために犯罪を犯すという行動は、悲劇でしかありません。しかし、ジョーカーはそう考えていません。
映画『ジョーカー』にて、ジョーカーはこう発言しています。
「喜劇なんて主観さ、そうだろ?
みんなだってこの社会だってそうだ。善悪を主観で決めてる。
同じさ、自分で決めればいい。笑えるか笑えないか。」
周りが悲劇だと感じようが、本人が喜劇だと感じれば、それは喜劇となるのだといっています。
こうも発言しています。
「人生は悲劇だと思っていた。
だが今わかった。僕の人生は喜劇だ。」
結局は自分がどう思考を変えていくかにかかっているといえます。
少し話はそれましたが、映画『ダークナイト』は素晴らしい作品だといえます。
メッセージ性もありますし、アクションシーンも迫力満点です。