法人のスケールで見ると「数万円」というのは小銭のようなものです。
数百万円とか数千万円、企業によっては数億円の予算を入社数年目の人間が動かすことも珍しくありません。
僕も以前はそのような感覚でいました。
新卒2年目でメディアのプロモーションを担当していましたが、10万円の広告枠が「むちゃくちゃ安い」と感じていました。
その感覚は決しておかしなものではなかったと今でも思います。
翻って、スタートアップにとってはこの「小銭のようなもの」がありません。
投資家のためにも自分たちの将来のためにも、
損益分岐点を超えるまでは1円も無駄にできないという思いがあります。
節約するのが悪いことだとは言いませんが、
環境やアウトソーシングの面で不便を甘んじたり、
協力してくれたパートナーの方に十分な対価が支払えなかったり、
「効果がないかもしれないけどやってみたいこと」ができなかったり、
この状態は果たして健全なのだろうかと思うことがあります。
・付加価値の高い仕事に集中すること
・パートナーの方に十分なリターンを用意すること
・チャレンジすること
いずれも事業活動を行っていく上で大切すぎる要素ですが、
「小銭」がないスタートアップではこれがままならないのです。
「これがスタートアップだ」とあきらめるのも一つの方向性かもしれません。
ヒト・モノ・カネがないのが中小ベンチャーだとはよく言われます。
でも僕は何とかしたくて、どうしたら良いかを考えた結果、受託をすることにしました。
デザインやコーディング、コンサルティング、ディレクション等、僕が外部パートナーと協力しつつ一人でできる範囲で、
主にプライベートの時間を削って、先月よりニューロープ受託事業をスタートしております。
数万円、数十万円がスタートアップにおいて果たす役割は本当に大きいのです。
ステークホルダーが気持ちよくニューロープと関わっていけるように、
トップ自ら会社に潤滑油を注いでいければと思います。
そんなわけでお仕事募集しております。
プランニング、デザイン、コーディング、ライティングには自信があります。
スピード面でもクオリティ面でも良いアウトプットを出していきますので、
案件がありましたら是非とも酒井にご用命ください!