前にこんな話を書いたね。



一部抜粋しよう。




“「自分」とくっついているもの、「自分である」と思い込んでいるものがあると、
それに振り回される。

感情に振り回される。
お金に振り回される。
結婚に振り回される。
などなど。


「ああ、◯◯は自分だと思っていたけれど、実は自分ではなかったのだなぁ」
という実感をすることで
◯◯に振り回されることがなくなる ということでもある。

「◯◯から自由になる」ということ。”


“「好き」「嫌い」も 自分から剥がせるものだという情報を仕入れたのである。
たしかに、「好き」「嫌い」は自分のことだと思っていた。
信じて疑わなかったよ。

そして好きなものを食べたいし、好きなことをやりたいと思うし…
なるほど、私は「好き」に振り回されている。
「好き」に縛られているわけだ。

おおー!これはおもしろいな!
よし!「好き」を剥がしてみよう!
「好き」から自由になってみよう!”


これを知ったときはびっくりした。




それで、この前 栄養や健康のYouTube動画を見ていたときに、ドーパミンという物質の話題があったのがおもしろかったのですよ。

なにかをしたとき・なにかがあったときに いい気分になって、「うれしい!もっとやりたい」と感じたりするよね。

そういうときに体内で分泌されているのがドーパミン。
ドーパミンがドバドバになっていると、とっても快感というわけ。

もうちょっと難しい言葉だと、「報酬系」のナントカ…



その状況は、人によって様々。
おいしいものを食べたとき
甘いものを食べたとき
SNSでいいねがついたとき
パチスロで大当たりしたとき
運動したとき
お酒を飲んだとき
買い物をしたとき
体重が減っていたとき
ゲームで遊んでいるとき
動画を見ているとき
エッチでムフフなことをしているとき
人から優遇してもらえているとき
誰かの悪口を言うとき
などなど

うれしくて、快感で、気持ちよくて、依存症になることもあるよね。

うれしいことは いいことと思いがちだけど、健康や暮らしをボロボロにするほどハマってしまうこともある。

このままだとよくないと頭では分かっていても、やめたいのにやめられないというときもある。



「好き」に振り回されているとき
「好き」に縛られているときは、
ドーパミンの快感に溺れて 依存症みたいになっているとも言えるわけですな。

ということは
「好き」と自分との癒着をはがすには
医療の観点からはドーパミン関係のアプローチがある と考えられるのか…!

と思ったのでした。



2012年の話だけど
人類の死因で
暴力や戦闘で亡くなった人の数よりも
糖尿病で亡くなった人の数のほうが
はるかに圧倒的に多い
というデータがあるそうで
なんというか… ゾッとしたわ。

糖尿病は、ドーパミンだけじゃなく貧困も関係してくるのだけどね。
現代の貧困は、安くて栄養の少ない、でもカロリーは多いジャンクフードを多く食べるようになりやすく、ガリガリではなく肥満になるケースもとても多いんだ。



ともあれ、ドーパミンの依存パワーにうまいこと対処するのは、健康的な暮らしの意味でも、精神修行の意味でもおもしろい考え方だなと思った次第であります。

あと、こういうドーパミンによってハマる性質を ほかのことにうまいこと使えたら、すごく心強いことになりそうでもあるね。
勉強にハマる、仕事にハマる、ドラゴンヘッド牡牛座の私なら お金儲けにハマるなど。
振り回されるんじゃなくて、活用する。


ドーパミンのことはまだよく知らないから、これ以上のことは言えないや。
興味が湧いたら調べてみてちょ。




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ここ数ヶ月の試みで、食べることが大好きな自分も 3〜4日程度なら断食できることが分かったのは、けっこうおもしろかった。
コーヒーのカフェイン依存から抜けるときの頭痛らしきものもあったけど、そのほかは全然苦しくなくてもっと続けられそうだったな。

ついでに、酒もタバコも 大して苦しまずに数日お休みできて意外だった。
最近はお酒をごくたまにしか飲まなくなった。


ハマっているもの・習慣になっているものを数日お休みしてみるのは「はがす」をするのにけっこういいかもしれないね。
何日かスマホに触らない日を設けてみるとか…?