「コメントは感想を書くところだ」というコメントをどこかで見かけたのですよ。
「感想を書くところだから思ったことを自由に書いていいのだ」という論調だったかな。
感想を書けるところでもあるけど、もうちょっとなにか考えられることがありそうな気がしたので ちょっと考えてみた。
私はコメント欄をどんなふうに感じているかな。
YouTubeなどなら動画、ブログなら本文のところは、ステージでのパフォーマンス。映画館のスクリーン。
そして、コメント欄はステージの近くの観客席のような感じ。観客席の中ではだいぶ前のあたり。
という感覚でいるみたい。
なぜコメントがステージの近くの観客席かというと、実際コメント欄がこういう位置にあることがほとんどだからね。
こういうふうに、ほかの観客から見える場所にある。
ブログの本文や 動画など メインのものを見ているだけなのに、コメントもけっこう視界に入ってくる。
そういうところが、ステージではないけれど ステージに近いなと思うのですな。
読者さんや視聴者さん、観客からすると、コメント欄は ブログ記事や動画を楽しむときの景色の一部になってくるわけです。
コメントは、ステージではないけれどステージに近いんですな。
自分がステージのパフォーマンスを楽しみに見ている観客だとして、客席の最前列でヤジを飛ばしたり石を投げている人がいたら ステージを楽しむのが難しくなっちゃう。
「つまんねーぞー!」と叫んでいる人がいたら、その叫び声のせいで楽しく見ることが困難になる
といったこともしばしば起こるわけですな。
だから、ステージに近い最前列のような 見えやすいコメントでは、荒れるようなことはやらないのがよいと思っているよ。
ステージを楽しく鑑賞する妨げになる内容もやめておいてもらえると、私はありがたい。
映画館で静かにするのと一緒。
観客の立場として考えてもそんな感じに思っているよ。
もちろん、これは主さんがその会場・コンテンツをどんな場にしようとしているかによる。
観客席参加型のショーにしたいときには、観客からのブーイングは むしろおいしいこともある。
炎上商法というのもあるからね。
みんなで知識や考えを持ち寄って 議論するようなスタイルなら、どんどん考えを書き込んでもらえたらありがたいよね。
いろんなことが日進月歩で進化していくこの時代なら、自分ですべてを調べ切れる・全部を思いついて考え抜けるわけじゃないから「詳しい方、コメントで教えてもらえたら助かります!」と言えることが強みになるところもあるよね。
観客に花を持たせる。観客にいい気分になってもらう。
観客がいい気分になれるから、また見に来てもらえる可能性が増しそうだ。
逆に、ひたすら自分でしゃべっていたい人は 観客席から声が上がることはあんまりうれしくない。
ゲーム実況プレイの動画で、コメントでネタバレをしたり プレイについて指示をするのは「自分の動画にはやめてほしいです」という主さんもいれば、「どんどんやってください」な主さんもいる。
そこは、様子を見てからコメントするのがいい。
学術的な趣旨だったり みんなに役立ててもらえるアイディアや健康法などの発信の場合、そこで間違った話をするとよくない。
危険な間違いを伴う情報なら それを指摘する人がいてくれると安心という意味で、注釈のコメントというのはありがたいよね。
(でもこれは、コメント欄に知ったかぶりの人が増えるとよくない。もっと混乱するからな)
というふうに、
そのコンテンツの作り主さんが どういうつもりでコンテンツを作ったかによって、そのコンテンツのコメント欄のあるべき姿(観客席に求められる振る舞い方)が違ってくる。
コメント欄がどういう性質であるか、自由に感想を書く場であるのかどうかは、主さんの考えや 主さんが作ったコンテンツの趣旨によって違ってくるところもかなりあるなーってね。
でもそこまで自分の意図でガチガチにしたい主さんばかりでもない。そのガチガチさやゆるさのさじ加減の含めて、主さんの姿勢が出るね。
感想を自由に書き込める場であるかというと、そこまで自由でもないかな と、私は思っているよ。
ルールとして決まっているのとは違うけどね。
私がこういう感覚でいるのは、私のドラゴンテイルが11ハウス(水瓶座っぽい)だからというのもあるだろうなーと思います。
もっと主観で見る性質が強い人・そういう時期の人だと、このように感じるのは難しいんだろうなとも。
「自分と コンテンツの主さん」(ほかの観客のことはまったく視界に入らない)という構図で感じやすい人もいると思う。
観客席の最前列にいると、後ろの様子は見えないからね。
コメント欄はパソコンやスマホの画面ごしというのもあって、画面に集中できやすいところもあるしな。
てなことを考えたよ。
動画やブログなどインターネットのコンテンツについて、自分はステージのように感じていたことが分かっておもしろかった。
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