これは私の話ね。



たまに、自分がうつになったときのホロスコープを眺めて「この配置でうつになったのかなぁ」とあれこれ考えるのであるよ。

前に見たときには気づかなかった要素に あとから気づくこともあるからね。

それっぽい配置がいくつか見つけられていたんだけど 最近ちょっと違う見方をひらめいたので、その話をしたい。




最近ひらめいたのは
トランジットの冥王星が過ぎ去って、それまで出せていた冥王星からくる超絶パワーが出なくなったのに、
「自分はこんなもんじゃないはずだ」
「自分はもっとやれる」
と意地になって強がってあれこれやろうとしてこじれた
という可能性。



冥王星は「破壊と再生の星」ということで 冥王星が我々のなにかを壊すと考えることも多いんだけど、これはもうちょっと詳しく説明できる。


冥王星は、星占いで見る主要な天体のうち 太陽系の一番外側ということで、太陽系の外側と内側の間の 扉や渡し船として考えます。

太陽系の外側の 恒星みたいなハイパーなエネルギーが、冥王星を通って太陽系に入ってくるわけですな。

ハイパーなので、冥王星とアスペクトした惑星には 恒星のすんごいパワーが注ぎ込みます。

それは恒星パワーなんだけど、恒星など太陽系の外側を考慮しない占いだと「冥王星のすごいパワー」と捉えるわけです。



すんごいパワーの流入により 自分で自分の限界が分からなくなって、限界突破な行動をするようになったりもします。

限界突破状態なので、負荷がかかりすぎて壊れることもあります。
雷が落ちてすごい電気が流れて家電製品が壊れるようなイメージ。


でも、そのエネルギーをうまく使って ものすごいアクションを起こすことも起こり得ます。
私は トランジットの冥王星と 自分の天体がアスペクトしていたとき、けっこうすごかったのですよ(笑)

トレーニングのしすぎでちょっと負傷したけど、まぁその程度。
当時、トランジット冥王星は 私の火星とアスペクトしていた。なるほどいっぱいトレーニングもするわけだ。



私にとって、問題はそのあとでした。

「もう冥王星が過ぎていった」
「もうあのパワーが出ない」
というのが分からなくて、あのパワーが出るつもりでいろいろやろうとしたんです。

でも、あのパワーはもう出ません。



漫画・アニメの『NARUTO』でたとえると、
九尾のクラマがいなくなったのに 自分にはまだすごいチャクラ量があると思い込んで高度な忍術を使おうとした。
そしてヘロヘロになって倒れて しばらく動けなくなった感じ。


そして、ほかのトランジット天体の面でも「うつみたいになりやすい時間」にも入り、まさにうつになった。



こんなふうに、うつになった理由として
「トランジットの冥王星パワーがもう出ないことを分かっていなくて うつになった」
という可能性を思いついた話でした。




一応、当時の図を載せておく。
これよりもうちょっと前からおかしかったけれど、私が「これはうつではないか?」と自覚した頃ね。


これより少し前に トランジット冥王星がアセンダントを通過したりもしていたんだけど、このときは「学校しんどいなー」と思ったことはあったが うつではなかったな。



「トランジットの冥王星がやってきて壊された」という人はよく見ますが、
「トランジットの冥王星が去ってダメになった」という捉え方をしている人は見たことがないです。

なので、今の話は疑いながら読んだほうがいいですよw





【進化占星術関連のご案内】


Kindleバージョンと紙バージョンがあります。


ご案内

相原あすかのドラゴンヘッド本
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
詳しくはこちらをどうぞ!



トランジット土星の位置も うつっぽくなりやすい状態。

ドラゴンヘッドも まぁ関係なくはないよな。