引き続き、秋田の実家に来ています。
よい機会なので身内の話をば。



身内に 生まれた時刻が分からない人がいてね。

ジオのホロスコープで、ちょうど太陽が乙女座から天秤座に移る日でして、どっちの星座(サイン)か分からないのですよ。

月星座も分からない。


本人いわく、「占いは好きじゃない」

「占いで分かってたまるか」という意志のようなものを感じて、占いをやっている私の身内にそういう人がいることが痛快です。




というのは前からフワッと思っていたのですが、今日はもうちょっと気づいてしまった。


ジオ太陽が乙女座と天秤座の間ということは
ヘリオ地球だと 牡羊座と魚座の間。

春分点 (トロピカル方式の)


ヘリオ地球が
春分点をこえた 向こうなのか
春分点のギリギリ手前なのか
分からないということか!

終わりと始まりの間。
出口と入口の間。


うわ!
なにこれすっごいオシャレ!
本格的に分からないように生まれてきたな。

本当にその春分点のポイントに存在するために、具体的に魚座にも牡羊座にもなってしまわない、そしてそのどちらでもあるような
「面積のない点」「幅をもたない線」みたいなところを目指してきたような雰囲気…?


境界線の化身のようなこと?

おおう…なんというオシャレさ…!




これまでの人生の様子をていねいに振り返って、生まれた時刻を予想する技術というのもあるのです。
(私もがんばればできそうだけど、大変そうでしっかりやったことはないです)

でも、こんなふうに「生まれた時刻が分からない」という事態まで 占いを考えるための材料にすると、違ったおもしろさがあるよね。


固定されていない状態、あえて可能性の広がりをもった状態で生まれてきて、
「どっちの自分にもなれる」
「私はホロスコープに固定されたありようは生きないよ」
というふうに自由度をキープしているように見えるというか。


おもしろい心意気の人だな!と楽しくなるのでした。




前に、松村潔先生の動画でも似た話があったね。







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