秋田の実家に帰省しています。

こちらにやってきて早々ですが、さっそく両親と雪山登山に行ってきました。



茶臼山(標高614m)という、秋田県の山です。

スノーシューです。

 

わかんかんじきと似た感じのものです。

雪の上を歩くとき、雪にズボッとハマると歩きにくいので、足裏の面積を広くして雪に沈みにくくしたもの。


スノーシューは かかとが浮く作りになっていて、山で歩きやすいと聞いたことがあります。

 


私はこれをやったことがなくてね!

とても楽しいと聞いていたので、両親のスノーシュー登山に着いてきたのでした。





スキー場の脇を、リフトは使わず足で登ります。

スキーやスノーボードのみなさんの邪魔にならないように端っこを歩きます。




東京でいただいたお菓子を行動食にしました。



スキー場を過ぎて、杉林を歩きます。

木のアーチ。




登山道もヤブも雪で隠れているので、夏場は歩けないところも自由に歩けるのが雪山の楽しみなのだそうです。

父は「雪がある時期は、あたり全部が登山道になったようなものだからな。夏は行けない場所も行けちゃう。チャンス!」と楽しそうに言います。


ともあれやはり、この、誰かが目印につけてくれたピンクのテープがあると心強いです。


でも、途中、とんでもない場所にピンクのテープがあった場面も。


ピンクのテープを目がけて歩いたら 背丈ほどの深さに積もった雪の急斜面の場所で、そこをズボズボになりながら登ることになり 大層疲れました。


たぶん、登山をやる人はこういうのを鬼ラッセルと呼びます。

雪を踏みかためながら進むのが、とんでもない程度という意味です。


とても疲れましたが、冒険できたみたいで楽しかったです。




杉林を歩く父。


杉林を歩く母。


風があると、枝に積もった雪のかたまりがいきなり落ちてきて、頭に当たります。

凍った雪が落ちてくるのは とても嫌です。ヘルメットをかぶりたい。


今日は風がなく、雪もフカフカの新雪で助かりました。




先頭の父がつけた足あとをたどって歩きます。

足あとがあるととてもラクチンです。



先頭を歩くと、スノーシューをはいているとはいえ それでも雪に足が沈むのでとても疲れます。

でも、新雪に足あとをつけるのは やっぱり楽しいので、私もたまに先頭を歩かせてもらいました。





この木の下で昼食。



神社の御神木のようにしめ縄が巻かれているように見えて、誰かが巻きつけたのかと勘違いしました。

しめ縄ではなく、ほかのツル性の植物(木?)が巻き付いて 太くなったようでした。


天然の御神木ということにしました。





茶臼山 山頂。
母はゆっくりなので、私と父の二人だけで登頂です。



そして、自分たちがつけてきた足あとをたどって下山しました。

私たちの登山中は 新しい雪がほとんど降らなかったので、足あとが帰り道でも消えずに残っていて なんだかすごい安心感でした。





気温は -3度くらい。
私は学生のときに 登山サークルで行った冬山体験から、冬山は-20度とか -30度というとんでもない寒さだと思い込んでビビっていたようです。

「-3度の冬山もあるのか!
歩いていればポカポカじゃないか!
なんてあったかいんだ!」
と、めちゃくちゃ安堵しました。



鬼ラッセルはありましたが、風もほとんどなく天気に恵まれました。

夏と違って生物が少ない静かな感じ、白い景色、冷たく澄んだ空気は とても気持ちよかったです。




人生初のスノーシュー。
そして20年ぶりの冬山との再会。
とてもよい日になりました。

冬山は、寒かったり怖かったりすることもあるけど とてつもなくきれいで 気持ちいいです。

この白い世界に戻ってこられてよかったです。






今回の帰省では、2〜3週間くらい ちょっと長めに実家に滞在しようと考えています。


両親のことなので、また来週末は山です。

私もまた着いていくつもりです。



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晩ごはん おいしかった!




最近、YouTubeでお年寄りがなにかに夢中になって楽しそうにしている動画や、なにかにチャレンジしている動画を見るのがすごく好きです。

それで、「父の登山の様子を撮影してYouTubeに…」なんて思ったりもしていたのですが、
父(73歳)は 今や私より体力があり どんどん歩いて先に行ってしまうので、撮影が困難であることが分かりました(爆)